【御嶽山飛騨ルート】 継子岳-四ノ池-三ノ池-二ノ池-剣ヶ峰
3120m
体力度について
- GPS
- 08:00
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,671m
- 下り
- 1,657m
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- 山行
- 6:18
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 7:57
| 天候 | 快晴 稜線は適度に風あり（継子岳周辺は強め） 気温は登山口で20℃前後、山上で15℃以下といったところか 全般的に涼しく快適だった |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・濁河温泉（岐阜県下呂市）の登山口横駐車場を利用 深夜1:30頃到着時、ほぼ満車 下段の未舗装のところに駐車 ・登山口付近にバイオトイレあり ◆アクセス ◇行き ・国道41号下呂市小坂町から県道437、441、435号と繋いで濁河温泉へ ・最短距離で行けるからと選択したが、これがなかなかの険路 高山か木曽福島から国道361号で入る方が、遠回りでも道が良くて無難 ・クマは出なかったが、小動物はたくさん道を横切った ◇帰り ・県道435号→国道361号で高山市を経由 結構遠回りになるが、行きと比べて天国のような走りやすい道 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆濁河温泉-五の池小屋 ・この道も御嶽信仰の古道のようで道筋明瞭、木材や石組でよく整備された道 標識も適宜設置されている とりたてて危険と感じる場所、道が細い場所はなし ・樹林帯は全般的に湿り気味で、土の部分は泥濘気味 下りではスリップ注意 ・出だしの部分、災害によりルート変更されていて、迂回路を行く ◆御嶽山上 ・典型的な日本の高山帯の趣で、比較的歩きやすい ・そこそこアップダウンがあるので、余力を残しておくと周遊を楽しめる ◆虫 アブなどの羽虫は少な目でノー被害 まとわりついてくることもなく、快適だった |
| その他周辺情報 | ◆下山後の温泉 濁河温泉内の下呂市営露天風呂を利用 500円 外湯のみ（広い） 洗い場（シャワー）あり シャンプー・ボディソープあり 脱衣場にドライヤーあり |
写真
山に行こう
そして、久々の高峰
御嶽山を岐阜県側から上ってみよう
濁河温泉の登山口を出発
雰囲気良い針葉樹林帯を進む
足元は泥濘気味
六合目
久々ハイクで衰えが心配だったが、出だしは軽快な動き
快調に飛ばしていく
鈴鹿山脈の御在所岳本谷ルートみたいですね
ここのは見るだけで中は通らない
そうそう、出発早々、デジカメにSDカードが入っていないことが発覚
（てやんでい！）
撮影はバッテリーが弱った頼りないスマホにて
ここまで来ると標高2450m
脚も呼吸もしんどくなってきた
ペースダウンし、調子を整える
深呼吸をしっかりしよう
しっかりと吐ききってから吸うのだ
上り筋がキツくなってきてさらに失速気味
ブランクによる衰え
そこが久々ハイクのつれーところよ
山小屋というのは、こうやって見えてからがなかなか着かないのさ
五の池小屋周辺、継子岳周辺と、広範囲にものすごい数だった
ゴイゴイスー認定
標高2800mほど
ここまで水分補給と写真以外はノンストップ
久々の高所で高山病が心配だったが、全く大丈夫で一安心だ
御嶽山上のピークでここは未踏だった
御嶽山も岐阜長野県境の山
県境を行ったり来たり・・・
継子岳到着チャオおんたけや日和田ルートはここで山上に出る
標高は2850mくらいだったかな
御嶽山上、剣ヶ峰までよく見えている
この辺りで雷鳥さんが出ると聞いていたのに会えなかった
残念！
4
チャオおんたけや日和田ルートはここで山上に出る
標高は2850mくらいだったかな
御嶽山上、剣ヶ峰までよく見えている
この辺りで雷鳥さんが出ると聞いていたのに会えなかった
残念！
山上で計3個、下山後に1個消費した
ずっと100円でいてくれるのかな
いてくれるよね
雲海の向こうに中央アルプス
肉眼ではその向こうに南アルプスも見えたような気がした
下には開田高原マイアスキー場が
なかなかの急下りだ
その後、上り返しがあるらしい
何て素敵な場所なのでしょう
いつまでもこのままでいたいのさ〜
こちらも変わらず素敵です
左側を歩いて行こう
ただいま通行止中
崩落で道が寸断されているのが見える
避難小屋？が目印
開田高原ルートはここで山上に
ところで、また絶望的な上り返しが待っている・・・
久々ハイクは歩きの感覚が鈍っていて、足元がおぼつかない
やはりブランクは良くない
この先は完全に長野県側に入るのかな
まずは賽の河原を通って二ノ池へ
新しくてきれいな山小屋
そして、この場所に山小屋がある安心感
不思議と調子が上がり、歩調が軽くなってきた
身体が山歩きに馴染んできたかな
ここ目指して大勢の人々が・・・
自身は3年ぶりの3000m峰
そして、8年ぶりの御嶽山山頂
灰が固まって歩きやすいと言えば歩きやすい
あの高い所（摩利支天乗越）を越えて行かねば・・・
絶望の壁に見えてしまうが、取り付くと意外と早い
本日最後の上りなので頑張ろう
この眺めも見納め
ヘタレ癖が発動し、摩利支天へ往復してくるのはカットさせて下さい(笑)
五の池小屋もいつか泊まってみたい小屋
ここでピッツァを食べよう
小屋番さんからスイカの振る舞い！
いただきものだとか
嬉しいですね
美味しゅうございました
これで少し生き返った
気を引き締めていこう
雲が湧いてきた
夏山の午後は、いつどこで雷雨があってもおかしくない
快調に飛ばし、ノンストップで無事下山尻上がりに調子が上がり、足捌きの感覚が戻ってきた
調子が出た頃に終わってしまうのが、日帰りハイクの切ないところだ
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尻上がりに調子が上がり、足捌きの感覚が戻ってきた
調子が出た頃に終わってしまうのが、日帰りハイクの切ないところだ
シャワーしたいね、素直な気持ちでさ〜
by田原トシちゃん
イチゴミルク山、最高！
近くの人が、あまりにも美味しそうに召し上がっていたもので・・・
感想
すっかり山に行かないオジサンになってしまったが、久々に歩きに行ってみよう。
自転車やランニングで体力作りを続けてはいるが、そろそろ山不足禁断症状を感じる(笑)。
未踏だった御嶽山岐阜県側ルートへ行ってみようと出発。
登山口までの道中は、距離的に最短の下道ルートを選択した。
ところが、いつもなら軽くスルーできる岐阜市街地が、人も車も大混雑している。
そう、今宵は花火大会の日だったのだ。
あちゃー、ノーマークだったな。
2週間前の花火大会は台風で8月下旬に延期になったけど、岐阜にはもう一つ花火大会があるんだよな・・・
すっかり忘れていたよ。
夜も10時だというのに大渋滞にハマり、目当ての長良川沿いの抜け道なんて、入ることさえできない。
まだ先は長いのに身動きがとれなくなり、もうチビりそうで帰りたくなったが、なんとか脱出してかなり大きく迂回し、予定ルートに乗ることができた。
30分以上はロスしただろう。
その後は順調に走り続け、国道41号の飛騨小坂からは登山口に向かう県道に入る。
そこからが次の難関だった。
後半の20数キロが山奥の険路で、カーブと坂道が続き神経を使う。
人家も灯りもなく真っ暗な中、自分がどんな景色の場所を走っているのか、見当がつかない。
これまで通った山へのアクセス路では、南アルプスの畑薙や四国の剣山への道のりと似たような感じ（今回の方が手強いか）。
暗闇の中、低速でカーブや坂道を処理するから、ゆらゆらふわふわと浮遊感みたいなものを感じ、自分で運転していて酔いそうだった。
クマが出そうな不気味な暗黒の山中で、パンクなんかしたらたまったもんじゃない。
こんな道を深夜に1人で運転するのはやめよう(笑)。
やはりチビりそうになりながら、なんとか登山口の濁河温泉へ。
1時半過ぎ、無事着いたらバタンキューだった。
そうして辿りついた御嶽山。
久々の高峰。
山の上は絶景が広がっていて、最高だった。
ブランクで山歩きの勘は少々鈍っていたが、だんだんと足捌きの感覚が戻ってきたし、体力作りは続けてきたから、最低限身体は動いてくれて、高山病になることもなかった。
いい刺激が入ったので、これで続けていけば、まだまだ歩けると思う。
それにしても、今回は楽しみにしていた雷鳥様との対面はかなわず、残念だった。
最後に見たのは4年前の南アルプスだっただろうか。
2年前には大天井岳の近くで、スライドした人から「今そこに雷鳥がいましたよ」と教えてもらったのに、自分が通りがかった時はもう見えなかった・・・なんてこともあった。
きっと日々の行いが悪いんだね(笑)。
歩き続けていれば、また会えるんだろうか・・・
お盆休みが近いが、飛び石で何かと予定が入っていて、泊りで行くようなビッグ縦走はできそうもない。
この先、山は行けても日帰りメインになりそうだが、やはり山歩きはいい。
今日は仮眠時間2時間半でキツいはずだったが、久々の山行が素敵なものとなって脳が興奮していたようだ。
帰りの運転も含めて眠くなることがなかった。
いつチャンスが来てもいいように、体力作りを続け、次の計画を練っておこう。
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