記録ID: 1963984
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無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳（新穂高~笠新道~笠ヶ岳山荘~笠ヶ岳 往復）
2019年08月12日(月) 〜
2019年08月13日(火)
hakodate
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,111m
- 下り
- 2,117m
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1日目
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:02
2日目
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:09
陽射しと気温の高さ、さらに急登の影響で、体温が上がってしまい、休み休み登る。登りだけでなく、下りに際しても汗だくになり、木陰を探して休息をとりながら下る。
| 天候 | 【8月11日（日）】松本＞安房峠＞平湯 晴れのち曇り、一時にわか雨 風弱く、日差し強い。午後沢渡付近でにわか雨に。そののち安房峠は薄曇りの中登る。テントや地面が濡れていたので、平湯において夜にわか雨が降ったらしい。 【8月12日（日）】平湯＞新穂高＞笠ヶ岳山荘 晴れ時々曇り 風弱く、日差し強い。杓子平では靄がかかっていたが、その後晴れる。稜線に出ると再び靄がかかっていたが、笠ヶ岳山荘に着いてから靄が晴れる。 【8月13日（月）】笠ヶ岳山荘＞笠ヶ岳＞笠ヶ岳山荘＞新穂高＞平湯 晴れ時々曇り 風弱く、日差し強い。気温が高いようで、下山なのに体温が上昇して難儀した。私だけでなく、同じ時間帯下山した人たちも皆休み休み降りていた。 【8月14日（火）】平湯＞安房峠＞松本 曇り時々晴れ 風弱く、曇りの天気。安房峠付近には雲がかかり、登っている途中に僅かながら小雨が降ったが路面を濡らすほどではなかった。 （参考）日の出、日の入時刻（岐阜県岐阜市（8月14日（火））） 日の出時刻：05時12分 日の入時刻：18時44分 （参考）気象庁（松本、高山） 松本 8月11日（日）09時 気温摂氏27.5度 東の風 風速1.1m/s 松本 8月11日（日）12時 気温摂氏31.8度 南西の風 風速2.2m/s 松本 8月11日（日）15時 気温摂氏34.0度 北の風 風速2.8m/s 高山 8月11日（日）18時 気温摂氏30.8度 南の風 風速3.4m/s 高山 8月11日（日）21時 気温摂氏27.8度 西南西の風 風速2.4m/s 高山 8月12日（月）00時 気温摂氏26.5度 南東の風 風速1.3m/s 高山 8月12日（月）03時 気温摂氏24.2度 西南西の風 風速1.3m/s 高山 8月12日（月）06時 気温摂氏23.7度 北西の風 風速0.8m/s 高山 8月12日（月）09時 気温摂氏28.3度 西北西の風 風速1.2m/s 高山 8月12日（月）12時 気温摂氏32.0度 東南東の風 風速1.7m/s 高山 8月12日（月）15時 気温摂氏34.6度 西の風 風速4.3m/s 高山 8月12日（月）18時 気温摂氏30.6度 北西の風 風速2.7m/s 高山 8月12日（月）21時 気温摂氏27.0度 北北東の風 風速1.0m/s 高山 8月13日（火）00時 気温摂氏24.8度 北東の風 風速0.4m/s 高山 8月13日（火）03時 気温摂氏23.7度 北北東の風 風速1.2m/s 高山 8月13日（火）06時 気温摂氏23.8度 東南東の風 風速0.9m/s 高山 8月13日（火）09時 気温摂氏28.3度 東北東の風 風速1.8m/s 高山 8月13日（火）12時 気温摂氏35.2度 北北西の風 風速2.0m/s 高山 8月13日（火）15時 気温摂氏34.6度 北北東の風 風速1.1m/s 高山 8月13日（火）18時 気温摂氏25.4度 北北東の風 風速1.3m/s 高山 8月13日（火）21時 気温摂氏24.8度 北北東の風 風速1.0m/s 高山 8月14日（水）00時 気温摂氏24.2度 北北東の風 風速0.9m/s 高山 8月14日（水）03時 気温摂氏24.5度 東北東の風 風速0.9m/s 高山 8月14日（水）06時 気温摂氏24.1度 南東の風 風速0.4m/s 松本 8月14日（水）09時 気温摂氏27.8度 西の風 風速1.7m/s 松本 8月14日（水）12時 気温摂氏29.5度 北西の風 風速2.0m/s |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
自転車
05:39 武蔵溝ノ口駅 発【電車で】 06:16 立川駅 発 06:35 八王子駅 発 10:16 松本駅 着 10:45 松本駅 発【自転車で】 12:49 風穴の里 着（昼食休憩） 13:39 風穴の里 発 14:45 沢渡 着（雨宿り） 15:10 沢渡 発 16:25 中の湯 通過 18:13 安房峠 通過 18:35 平湯 着 【8月12日（日）】 05:30 平湯 発【自転車で】 05:52 栃尾 通過 07:15 新穂高 着 （登山） 【8月13日（月）】 13:25 新穂高 発【自転車で】 13:40 栃尾 着（昼食休憩） 14:10 栃尾 発 16:00 平湯 着 【8月14日（火）】 05:25 平湯 発【自転車で】 07:25 安房峠 通過 07:55 中の湯 通過 09:00 風穴の里 着（休憩） 09:15 風穴の里 発 10:15 松本瑞祥の湯 着 12:32 松本駅 発【電車で】 14:07 小淵沢駅 発 16:34 高尾駅 発 17:21 新宿駅 着 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【水場】新穂高センター、笠新道登山口に湧き水、笠ヶ岳山荘に水場がある。 （8月12日午前、笠新道登山口の湧き水2.5L補給、8月13日早朝、笠ヶ岳山荘の蛇口の水2.0L補給） 【トイレ】新穂高センター、笠ヶ岳山荘にトイレがある。 【休憩ポイント】新穂高センター、笠新道登山口、杓子平入口、笠ヶ岳山荘が休憩ポイントになる。このほか、標高2000m、2100m、2200mの標識付近にも2，3名であれば登山道の岩場に腰を下ろして休憩できるポイントがあるが、大人数が休めるポイントは少ない。 【山小屋】笠ヶ岳山荘は石積みの土台に立つ大変立派な山小屋であった。下山してくる人から聞いたところによれば、8月11日の夜、笠ヶ岳山荘の宿泊者は大層多く、布団1枚に2名で寝たらしい。お盆後半に接近する台風を避けて、この日に集中したらしい。 【危険個所など】全体として、特に危険個所はない。 《笠新道登山口~杓子平》 特に危険個所はない。倒木があるが、基本的に切断されていて容易に通行可能。杓子平の直下の岩場で、登りでは〇印があり道を間違えなかったが、下りで道を間違え×印のついた岩場を下ってしまった。おかしいと思ったら、注意して道を探そう。 《杓子平~笠新道分岐》 特に危険個所はない。抜戸岳の南側（杓子平側）の稜線直下はザレた急斜面で、落石や道を間違えないように注意が必要。上りでは〇印を辿り道を間違えなかったが、下りでは×印のついたガレた斜面を下ってしまった。 《笠新道分岐~笠ヶ岳》 特に危険個所はない。ただし、一部区間は狭い稜線歩きとなるため、雨天や強風時には注意が必要。 |
| その他周辺情報 | 【平湯キャンプ場】 ・所在地：安房トンネルの料金所を出てすぐの信号交差点を国道158号高山方面に300m程度進んだ所、渓谷に架かる橋を渡ってすぐの所。高山方面に向かって道路左側に受付がある。 ・開設期間：4月中旬〜11月15日 ・料金：フリーテント 大人700円（自転車の駐輪場代は無料でした） ・温泉：歩いて5分のところに「ひらゆの森」がある。キャンプ場利用者は100円割引の券をキャンプ場で購入できる。 ・HP:https://www.hirayu-camp.com/annai.htm 【ひらゆの森 温泉】 ・所在地：平湯バスセンターの隣 ・営業時間：10:00〜21:00（最終受付20:30） ・料金：大人500円 ・備考：お盆期間中は混雑していた。特に、脱衣所、洗い場の混雑が激しかったが、施設が大きいので問題なかった。 ・HP:http://www.hirayunomori.co.jp/spa01.html 【笠ヶ岳山荘キャンプ場】 ・所在地：笠ヶ岳山荘から5分ほど下った平場にある。受付は笠ヶ岳山荘。 ・笠ヶ岳山荘の営業期間：7月13日〜10月15日 ・料金：テント（一人あたり）800円 ・水場：キャンプ場に水場があるようですが、枯れていました。笠ヶ岳山荘で無料で水をもらえる。 ・HP:http://kasagatake.com/ 【松本瑞祥の湯】 ・所在地：〒390-0841 長野県松本市渚1-7-1 なぎさライフサイト内 ・営業時間：平日：朝９時30分〜深夜12時、土･日･祝日：朝６時〜深夜12時 ・休館日：毎月第３火曜日（原則） ・料金：大人通常680円、朝風呂550円 ・HP:http://zui.sakura.ne.jp/matsumoto/index.html |
写真
8月11日（日）、東京から始発電車に乗り込み、青春18きっぷを活用して一路松本駅へ。お盆休みのため、特に八王子〜甲府間は混雑していた。
8/11 10:20
8月11日（日）、東京から始発電車に乗り込み、青春18きっぷを活用して一路松本駅へ。お盆休みのため、特に八王子〜甲府間は混雑していた。
松本駅を自転車で出発。まずは国道158号を安房峠に向けて進む。途中、沢渡付近で小雨が降り、バス停の待合でしばらく休憩させてもらう。
8/11 15:03
松本駅を自転車で出発。まずは国道158号を安房峠に向けて進む。途中、沢渡付近で小雨が降り、バス停の待合でしばらく休憩させてもらう。
中の湯で上高地へ向かう道路と分かれて左折。安房トンネル入口手前の交差点を右折する。ここから、旧国道158号の坂道になる。
旧国道158号は舗装されている。特に、ヘアピンカーブの区間はコンクリート舗装に溝が彫られていて、自転車のタイヤにとってはガタガタ道になる。
8/11 16:50
旧国道158号は舗装されている。特に、ヘアピンカーブの区間はコンクリート舗装に溝が彫られていて、自転車のタイヤにとってはガタガタ道になる。
途中、標高1600m付近に、焼岳の新中の湯ルート登山口がある。
ここまでは、焼岳への登山の折、自転車で来たことがある。
ここまでは、焼岳への登山の折、自転車で来たことがある。
標高は1,790 m。やっと、岐阜県高山市と長野県松本市の間にある安房峠に到着。
ここが、神通川水系高原川の支流安房谷と信濃川水系梓川の支流との分水嶺になるらしい。この後、平湯まで下り、平湯の森で温泉に浸かり、平湯キャンプ場で宿泊。
8/11 18:14
ここが、神通川水系高原川の支流安房谷と信濃川水系梓川の支流との分水嶺になるらしい。
この後、平湯まで下り、平湯の森で温泉に浸かり、平湯キャンプ場で宿泊。
この後、平湯まで下り、平湯の森で温泉に浸かり、平湯キャンプ場で宿泊。
平湯から栃尾に向けて下る途中（クマ牧場の上、平湯側）、斜度13％の下り坂がある。下りはよいが、帰りの上りでは自転車を押して登ることになりそう。
8/12 5:38
平湯から栃尾に向けて下る途中（クマ牧場の上、平湯側）、斜度13％の下り坂がある。下りはよいが、帰りの上りでは自転車を押して登ることになりそう。
栃尾を経て、新穂高へ。新穂高センターに自転車をデポして登山開始。この新穂高センターに登山届ポストがある。
新穂高センターから約1時間。標高1355mにある笠新道登山口に到着。ここに水場があり、水を補給する。この後、笠ヶ岳山荘まで水場はない。
8/12 8:49
新穂高センターから約1時間。標高1355mにある笠新道登山口に到着。ここに水場があり、水を補給する。この後、笠ヶ岳山荘まで水場はない。
林間の中を進む。ちょうど、日差しを遮ってくれてよいが、気温は高く汗だくで登る。
標高1750m付近で蝶を見かける。普段はあまり気にしていないが、たまたま手が届きそうなところを舞っていたので気を取られた。
標高1920m。杓子平まで登り1時間30分。登山口まで下り1時間。
杓子平の道標。杓子平はカール上の地形をしているはずであるが、少し靄がかかって全体を見渡せない。
「キャンプ禁止 林野庁」の掲示がある。すでに登山口から1000m以上登ってきたので、夕方にこの地点に差し掛かったら、テントを張りたくなる。
8/12 14:39
「キャンプ禁止 林野庁」の掲示がある。すでに登山口から1000m以上登ってきたので、夕方にこの地点に差し掛かったら、テントを張りたくなる。
杓子平を登っていると、霞が晴れて笠ヶ岳が見えてきた。笠ヶ岳の右下に見える小屋が笠ヶ岳山荘らしい。
杓子平を登っている途中に、振り返って杓子平入口方面を見下ろす。
笠新道分岐に出る。ここで、双六小屋方面からの登山道と合流する。左：笠ヶ岳、右：双六小屋となる。
抜戸岳の尾根から笠ヶ岳に向かって稜線を歩き、抜戸岩の間を通って進む。
笠ヶ岳山荘下のテン場にテントを張る。テントを張っていると霞がとれて、笠ヶ岳と笠ヶ岳山荘が明瞭に見えてきた。
笠ヶ岳山荘テント場から槍ヶ岳方面を望む。残念ながら雲がかかる。
笠ヶ岳山頂、日の出を見るため又は撮るために山頂で待ち構える皆さん。
笠ヶ岳山頂から槍ヶ岳方面を望む。予想通り、槍ヶ岳方面の山塊が黒のシルエットになってしまう。
翻って南を望むと、弱い朝日に照らされて、焼岳、乗鞍岳、御嶽山が見える。
山頂から下山して、笠ヶ岳山荘から槍ヶ岳方面を望む。下に、昨日辿ってきた抜戸岳から山荘に通じる稜線が見える。
標識の前が私が昨夜テントを張った空間。周りにもテントが張ってあったが、すでに撤収済み。
テント場付近から南方面を望む。左から焼岳、乗鞍岳、御嶽山と思われる。
特に、乗鞍岳と御嶽山をズーム。今年の秋は御嶽山にぜひ登りたい。
抜戸岳に向かって稜線を進む途中に、振り返って朝日に照らされた笠ヶ岳を望む。
抜戸岳に向かって稜線を大分進んできた。振り返って笠ヶ岳とそこから続く稜線を望む。
杓子平入口付近から笠ヶ岳方面を望む。笠ヶ岳から槍見温泉に降りるクリヤ谷ルートは厳しそうに見える。
登山口の水場で、水分補給し、手ぬぐいに水を浸して首筋にあてて体温を下げた。
新穂高センターから自転車で約8km下り、栃尾を通過。栃尾から登りになり、途中13％の勾配区間は案の定自転車を押して登ることになる。
8/13 13:49
新穂高センターから自転車で約8km下り、栃尾を通過。栃尾から登りになり、途中13％の勾配区間は案の定自転車を押して登ることになる。
やっとの思いで平湯に到着。自転車をこいで温泉街を通り過ぎようとすると酒屋さんの看板が眼に飛び込んでくる。我慢できなくて、エビスビール500ccを購入し、店頭の椅子に腰かけて一気に飲み干す。飲酒運転になるので、自転車を押して平湯の森の温泉に向かう。お泊りは初日と同様平湯キャンプ場へ。
8/13 16:11
やっとの思いで平湯に到着。自転車をこいで温泉街を通り過ぎようとすると酒屋さんの看板が眼に飛び込んでくる。我慢できなくて、エビスビール500ccを購入し、店頭の椅子に腰かけて一気に飲み干す。飲酒運転になるので、自転車を押して平湯の森の温泉に向かう。お泊りは初日と同様平湯キャンプ場へ。
8月14日（水）早朝、平湯キャンプ場。最終日の難関は平湯から安房峠までの登り。標高差500m程度であるが、笠ヶ岳を登った後、昨日の栃尾から平湯までの登りに堪えた脚にはこたえそう。
8/14 5:20
8月14日（水）早朝、平湯キャンプ場。最終日の難関は平湯から安房峠までの登り。標高差500m程度であるが、笠ヶ岳を登った後、昨日の栃尾から平湯までの登りに堪えた脚にはこたえそう。
安房トンネルは自転車走行禁止。自転車を投げ出して帰るわけにもいかないので、陽が刺して暑くならないうちに平湯をスタート。
脚を使い果たさないように約2時間かけてゆっくりと安房峠に到着。往路自転車の記念写真を撮ってあげなかったので、帰路に自転車を入れて記念撮影。
1
8/14 7:26
脚を使い果たさないように約2時間かけてゆっくりと安房峠に到着。往路自転車の記念写真を撮ってあげなかったので、帰路に自転車を入れて記念撮影。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
Goroブーティエル25.2cm
|
|---|---|
| 備考 | 寝るときに腰部分を2枚重ねするために持参したサーマレストマット（2つ折分）をザックの外付けにしたら、どこかで落としてしまった。 |
感想
・かねてからの目標の一つであった自転車での安房峠越えを成し遂げた。次回は同様のコースで鷲羽岳、水晶岳を目指したい（4泊5日の日程がとれるかな）。
・今年の夏は長雨で山行できず、体重が83�埖罎泙脳緇困靴討靴泙辰拭�先週の火打山、妙高山山行で82kg台に、今回の山行で80�埖罎泙罵遒箸垢海箸棒�功。この体重をキープすることが今後の課題か。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍 [2日]
笠ヶ岳/笠新道ルート/新穂高温泉起点杓子平抜戸岳分岐笠ヶ岳山荘経由
利用交通機関：
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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