記録ID: 1996329
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積雪期ピークハント／縦走
アジア
世界第13位の高峰 ガッシャブルム�� 8035m 無スポンサー シェルパレス 登頂
2019年06月23日(日) 〜
2019年08月04日(日)
yakousei
その他1人 - GPS
- 1016:00
- 距離
- 221km
- 登り
- 9,663m
- 下り
- 8,803m
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標高グラフを拡大| 天候 | 晴、雨、曇り、ガス、強風、雪、雪崩 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
飛行機
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
アスコーレからキャラバン開始 氷河はパイユから2時間弱登った所から始まる ガッシャブルムBCまで今回はアイゼン使用せず 帰路はゴンドコロ・ラ（高度5940m）経由しフーシェまで歩く |
| その他周辺情報 | 通常の登山シーズンは6月下旬から8月上旬 |
写真
今回はチャイナエアーを利用。＊時間は全て日本時間になる。羽田→北京→イスラマバード
間もなくイスラマバード着。
美しい山が見えて来た。
1
6/24 22:42
今回はチャイナエアーを利用。＊時間は全て日本時間になる。
羽田→北京→イスラマバード
間もなくイスラマバード着。
美しい山が見えて来た。
羽田→北京→イスラマバード
間もなくイスラマバード着。
美しい山が見えて来た。
翌日は空路でスカルドに向かった。
陸路も有るが悪路で1泊2日掛かる。
陸路も有るが悪路で1泊2日掛かる。
スカルドでのホテル。
マッシャブルムホテル。
Wi-Fiも有るが停電がよく有ったり、スピードが遅くストレスが溜まる。
マッシャブルムホテル。
Wi-Fiも有るが停電がよく有ったり、スピードが遅くストレスが溜まる。
お食事。
チキンカレーが毎日
今回の遠征で5年分くらい食べたと思う。
チキンカレーが毎日
今回の遠征で5年分くらい食べたと思う。
SkamTsokにて
1500mlコーラーは約500円
BCでは1200円でした。
因みに下界では500mlのコーラーは40円
1500mlコーラーは約500円
BCでは1200円でした。
因みに下界では500mlのコーラーは40円
さっきの山羊
お客には新鮮なレバーが出た。（火を通したやつを美味しく頂いた）
お客には新鮮なレバーが出た。（火を通したやつを美味しく頂いた）
Khoburtse 高度3930mは飛ばしウルドカス高度4050mまで行
コンコルディアに到着も、21回目の遠征10回目のヒマラヤ登山で初めて体調を壊した・・・。頭痛、吐き気、下痢と最悪のコンディション。
K2は雲の中。
1
7/4 20:58
コンコルディアに到着も、21回目の遠征10回目のヒマラヤ登山で初めて体調を壊した・・・。
頭痛、吐き気、下痢と最悪のコンディション。
K2は雲の中。
頭痛、吐き気、下痢と最悪のコンディション。
K2は雲の中。
翌朝、K2が出迎えてくれた。
体調は少し良くなったが今日はレストの日とした。
体調は少し良くなったが今日はレストの日とした。
翌日、昨日より体調は良くなりガッシャブルムBCを目指す事に。
K2、ボトルネックまでハッキリと確認。
K2、ボトルネックまでハッキリと確認。
思ったより狭く到着が他の隊に比べ遅かったので平があまり無く一度整地する。
BC着も中一日でC1標高5865mを目指す事に。
氷河の状態が良くなく皆、夜中の1時〜2時出発していた。
氷河の状態が良くなく皆、夜中の1時〜2時出発していた。
日ノ出。
もう一つは暑くなる前にC1到着が賢明だ。
後半は暑くバテました。
もう一つは暑くなる前にC1到着が賢明だ。
後半は暑くバテました。
G�兇�見えて来た。
左はG�敬弦�7952m
G�気�G�兇�C1は同じだ。
左はG�敬弦�7952m
G�気�G�兇�C1は同じだ。
非常に悪い場所を通過したがキャンプサイトまではクレパスが多く終始ザイルを使って歩いた。
約9時間掛かりました。
シェルパレスなので荷物が多く暑く疲れました。
何よりも1日しか休んでいないからでしょう・・・。
シェルパレスなので荷物が多く暑く疲れました。
何よりも1日しか休んでいないからでしょう・・・。
翌日はC2にデポする事に。
上部に有るバナナリッジは細く高度感あり、雪の状態が悪いと苦戦する。
上部に有るバナナリッジは細く高度感あり、雪の状態が悪いと苦戦する。
C2からC3を見る。
14座コンプリートしたTさんが此処で雪崩に遭った。
14座コンプリートしたTさんが此処で雪崩に遭った。
7月11日、12日とレストしたが準備やらであまり休めなかった。年々C1までの氷河の状態が悪くなる一方で今年はあと1週間で遠征が終わるかもしれないと、周りのガイド、その他の登山者から情報を得る。
結局13日にサミットプッシュを強いられた。BC着1週間後と言う異例の速さだ。（2日間まともに休んでいません）
7/13 13:06
7月11日、12日とレストしたが準備やらであまり休めなかった。
年々C1までの氷河の状態が悪くなる一方で今年はあと1週間で遠征が終わるかもしれないと、周りのガイド、その他の登山者から情報を得る。
結局13日にサミットプッシュを強いられた。BC着1週間後と言う異例の速さだ。（2日間まともに休んでいません）
年々C1までの氷河の状態が悪くなる一方で今年はあと1週間で遠征が終わるかもしれないと、周りのガイド、その他の登山者から情報を得る。
結局13日にサミットプッシュを強いられた。BC着1週間後と言う異例の速さだ。（2日間まともに休んでいません）
別の隊のガイドが高山病になって急遽ヘリを呼んだ。C1に居た14人が1つになって懸命にレスキューをした。
結果、イスラマバードの病院に運ぶ事が可能に、ガイドの命を救う事が出来た。
1
7/13 19:24
別の隊のガイドが高山病になって急遽ヘリを呼んだ。
C1に居た14人が1つになって懸命にレスキューをした。
結果、イスラマバードの病院に運ぶ事が可能に、ガイドの命を救う事が出来た。
C1に居た14人が1つになって懸命にレスキューをした。
結果、イスラマバードの病院に運ぶ事が可能に、ガイドの命を救う事が出来た。
翌日はC2泊翌々日はC1泊
そして16日に急遽山頂を目指す事になった。
そして16日に急遽山頂を目指す事になった。
C3高度6901m（GPSより）
今回C4高度7400mは使わないで山頂を目指した。
今回C4高度7400mは使わないで山頂を目指した。
FIXロープが殆ど無くトレースも乏しい。
山頂までの長い長いトラバースが終わり、ようやく山頂と思われる峰が確認出来た。
山頂までの長い長いトラバースが終わり、ようやく山頂と思われる峰が確認出来た。
振り返る
高度は間もなく8000mを越える。
ザイルパートナーがyakouseiを撮影。
高度は間もなく8000mを越える。
ザイルパートナーがyakouseiを撮影。
酸素は1本でチャレンジ。途中から1リットルと極限まで絞っての登攀。
苦しい苦しい登りが間もなく終わろうとしている。
あれが山頂、最後の難関を前に集中する。
8
7/18 10:02
酸素は1本でチャレンジ。
途中から1リットルと極限まで絞っての登攀。
苦しい苦しい登りが間もなく終わろうとしている。
あれが山頂、最後の難関を前に集中する。
途中から1リットルと極限まで絞っての登攀。
苦しい苦しい登りが間もなく終わろうとしている。
あれが山頂、最後の難関を前に集中する。
山頂まであと2分
少しのミスも許されない。
山頂直下からザイルパートナーが撮影
少しのミスも許されない。
山頂直下からザイルパートナーが撮影
2019年7月18日、現地時間6時17分世界第13位の高峰ガッシャブルム�兇猟困魘砲瓩觧�が出来た。
携った全ての方々に感謝する。
後ろはK2とブロードピーク
20
7/18 10:31
2019年7月18日、現地時間6時17分
世界第13位の高峰ガッシャブルム�兇猟困魘砲瓩觧�が出来た。
携った全ての方々に感謝する。
後ろはK2とブロードピーク
世界第13位の高峰ガッシャブルム�兇猟困魘砲瓩觧�が出来た。
携った全ての方々に感謝する。
後ろはK2とブロードピーク
ショルダーに下りて来た。
山頂を振り返る。
ショルダーから山頂の往復は酸素1リットルで行動した為フラフラになった。
山頂を振り返る。
ショルダーから山頂の往復は酸素1リットルで行動した為フラフラになった。
次々と登頂者が下りて来た。
C3までの下りは何か所か悪いのでゆっくりと行動した。
C3までの下りは何か所か悪いのでゆっくりと行動した。
セブンサミッターの石川君がK2から転身しG�競船礇譽鵐犬琉戞�BCに居ました。
2014年春以来の再会。
2014年春以来の再会。
ザイルパートナーと色々と話し合いG�気魯船礇譽鵐犬靴覆い撚嫉海垢襪海箸砲靴拭�
本日のディナーはBBQ
遠征で一番美味しかった。
コックのカリームさん有難う！
遠征で一番美味しかった。
コックのカリームさん有難う！
無事通過した。
テン場のサイチョまでは長い
アーリーキャンプから健脚で12時間は掛かる。
一般の人は1泊2日
テン場のサイチョまでは長い
アーリーキャンプから健脚で12時間は掛かる。
一般の人は1泊2日
パキスタン脱出が大変でした。イスラマバードまでは空路の予定が日程が狂い陸路にしかし崖崩れでまたスカルドに戻ったり、また空路の話をしたり結局は別ルートで陸路になった。
悪路で気温が高くグッタリ・・・。
1
7/30 14:56
パキスタン脱出が大変でした。
イスラマバードまでは空路の予定が日程が狂い陸路にしかし崖崩れでまたスカルドに戻ったり、また空路の話をしたり結局は別ルートで陸路になった。
悪路で気温が高くグッタリ・・・。
イスラマバードまでは空路の予定が日程が狂い陸路にしかし崖崩れでまたスカルドに戻ったり、また空路の話をしたり結局は別ルートで陸路になった。
悪路で気温が高くグッタリ・・・。
これが正解だったのかナンガパルバットをじっくりと見る事が出来た。
8000m峰14座全てをこの目で見る事が出来た。
8000m峰14座全てをこの目で見る事が出来た。
無傷でイスラマバードまで来た。
遠征は大成功と言ってよいと思う。
遠征は大成功と言ってよいと思う。
撮影機器：
感想
何時かはパキスタン
元気な内にK2をこの目で見たりブロードピーク又はG1&G2を登ってみたいと思っていた時に、岳友から話を頂いたのが2018年11月。
遠征確定は春のマカルーを登頂し無傷だったので5月下旬に。
パーミッションはG1&G2を取った。
今回のスタイルは無スポンサーは変わらずも初のシェルパレス。
あわよくば、無酸素でチャレンジとした。
しかし現実は甘くなく、結果的にサミットプッシュが1日遅れていたら1座も登れなかった。
BCからC1までの氷河歩きが非常に悪く夜中の1時〜2時に出発を強いられた。
FIXロープも極々一部に有って、C3から上部は古いロープが所々に有っただけで非常に不安の連続であった。
ザイルパートナーのサポートも有って何とか登頂するがBC着後は2連休が一度もなく毎日が世話しなく余韻に浸る事も出来ず何かと大変であった。
恐らく無スポンサーでは日本初と思われる8000m峰年間ハットトリックは達成出来なかったが、G2（高度8035m）をシェルパレスで登れたのは大きな経験になった。
パキスタン人は仕事とは言え基本面倒見がよくフレンドリーな印象
今回の遠征に携わった全ての方々にパキスタンの大自然にザイルパートナーに感謝感謝。
春の桜のシーズン中にネパール、マカルー8463m遠征、直ぐにパキスタンG1&G2遠征ようやくここに来て落ち着いたと思ったら日本の山は間もなく紅葉と時の流れが早く感じるのは私だけでしょうか・・・。
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