5年前の夏、車の助手席に食料を忘れて敗退した苦い思い出と決着をつけるため、再び老平へやってきた。
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9/28 6:29
5年前の夏、車の助手席に食料を忘れて敗退した苦い思い出と決着をつけるため、再び老平へやってきた。
事前に下調べをしていない自分が悪いのだが、この看板には焦らされた。吊り橋が落ちていたら広河原に入れない。
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9/28 6:31
事前に下調べをしていない自分が悪いのだが、この看板には焦らされた。吊り橋が落ちていたら広河原に入れない。
未踏の地に挑む緊張感とは別の類の緊張感を覚えながら、林道を歩いて登山口を目指す。
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9/28 6:43
未踏の地に挑む緊張感とは別の類の緊張感を覚えながら、林道を歩いて登山口を目指す。
遥か遠くに布引山の稜線を望む。辺りが暗くなる前にここへ戻って来れるだろうか。
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9/28 6:44
遥か遠くに布引山の稜線を望む。辺りが暗くなる前にここへ戻って来れるだろうか。
吊り橋の改修(HPには架け替えとあった)工事は今年の8月から12月までの間に行われるようだ。橋がすでに落とされていないことを願う。
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9/28 6:54
吊り橋の改修(HPには架け替えとあった)工事は今年の8月から12月までの間に行われるようだ。橋がすでに落とされていないことを願う。
廃屋の傍らにある山王信仰の石碑。ここでいう山王山とは比叡山を指すのだろう。
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9/28 7:00
廃屋の傍らにある山王信仰の石碑。ここでいう山王山とは比叡山を指すのだろう。
沢沿いの道はところどころで崩落している。この崩落は古いもので通過は容易い。
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9/28 7:02
沢沿いの道はところどころで崩落している。この崩落は古いもので通過は容易い。
ここの橋は新しめでしっかりしていた。吊り橋の工事用に整備したのかも知れない。
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9/28 7:07
ここの橋は新しめでしっかりしていた。吊り橋の工事用に整備したのかも知れない。
よかった。タケ沢の吊り橋の架橋を確認。見た感じも渡った感じも依然とあまり変わっていない気がした。
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9/28 7:11
よかった。タケ沢の吊り橋の架橋を確認。見た感じも渡った感じも依然とあまり変わっていない気がした。
この崩落は以前は無かったと思う。写真の「赤破線」のようにいったん下って梯子に手をかけて通過。
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9/28 7:14
この崩落は以前は無かったと思う。写真の「赤破線」のようにいったん下って梯子に手をかけて通過。
大崩落。これも比較的新しい部類だと思われる。手前の斜面を越えた先が少し嫌らしい。いったんガレ場を下ってからロープで道に上がるルートで通過した。
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9/28 7:21
大崩落。これも比較的新しい部類だと思われる。手前の斜面を越えた先が少し嫌らしい。いったんガレ場を下ってからロープで道に上がるルートで通過した。
後半部分が右に傾いた橋。左側の橋げたは安定しているので、写真の「赤破線」のルートで通過。
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9/28 7:30
後半部分が右に傾いた橋。左側の橋げたは安定しているので、写真の「赤破線」のルートで通過。
無事に広河原に到着した。この地点の標高は約900メートルなので、ここから約1,700メートルを登らねばならない。
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9/28 7:41
無事に広河原に到着した。この地点の標高は約900メートルなので、ここから約1,700メートルを登らねばならない。
この日の水量はあまり多くなかったが、岩の表面がツルツル滑るので飛び石での渡渉は危険と判断。あらかじめ用意してきたサワーサンダルに履き替えて「赤破線」のルートで渡渉した。
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9/28 7:49
この日の水量はあまり多くなかったが、岩の表面がツルツル滑るので飛び石での渡渉は危険と判断。あらかじめ用意してきたサワーサンダルに履き替えて「赤破線」のルートで渡渉した。
履き替えと渡渉に10分ほどを要したが、無事に渡渉成功。いよいよ本格的な登りが始まる。
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9/28 7:59
履き替えと渡渉に10分ほどを要したが、無事に渡渉成功。いよいよ本格的な登りが始まる。
立派なキノコ。湿気が多いから育ちがいいのかな。
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9/28 8:07
立派なキノコ。湿気が多いから育ちがいいのかな。
急なジグザグの山道をひと登りすると、山の神が鎮座している尾根に乗った。束の間、勾配が緩む。
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9/28 8:26
急なジグザグの山道をひと登りすると、山の神が鎮座している尾根に乗った。束の間、勾配が緩む。
この先も急勾配の斜面が延々と続く。目印のテープを見落とさないように注意。
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9/28 8:40
この先も急勾配の斜面が延々と続く。目印のテープを見落とさないように注意。
かつて林業が盛んだった頃を偲ばせる、無数のワイヤー。
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9/28 8:47
かつて林業が盛んだった頃を偲ばせる、無数のワイヤー。
搬器(?)の残骸のプレートには「築地索道工業」の文字が。
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9/28 8:48
搬器(?)の残骸のプレートには「築地索道工業」の文字が。
大型の機械なども放置されていた。この場所から伐出された木材はどのようにして里まで運び出されたのだろうか。
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9/28 8:49
大型の機械なども放置されていた。この場所から伐出された木材はどのようにして里まで運び出されたのだろうか。
尾根が広くなってきたが、踏み跡は明瞭なので迷うことはなさそう。
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9/28 9:04
尾根が広くなってきたが、踏み跡は明瞭なので迷うことはなさそう。
ひたすら急登が続く。この辺りでようやく標高が2,000メートルを超える。
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9/28 9:47
ひたすら急登が続く。この辺りでようやく標高が2,000メートルを超える。
桧横手山に到着。標高は2,021メートル。展望のない地味な山頂だった。ピークを踏んだので、ここから少しの間下り坂になる。
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9/28 9:57
桧横手山に到着。標高は2,021メートル。展望のない地味な山頂だった。ピークを踏んだので、ここから少しの間下り坂になる。
長い長い急登をこなしていくと、突然視界が開ける。ここまでくれば布引山の山頂は近い。
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9/28 10:49
長い長い急登をこなしていくと、突然視界が開ける。ここまでくれば布引山の山頂は近い。
この一帯は足元がガレ場で切れ落ちているので、慎重に歩を進める。早朝は晴れ間もあった空はどんよりと曇り、時折小雨がパラつくようになってしまった。
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9/28 10:56
この一帯は足元がガレ場で切れ落ちているので、慎重に歩を進める。早朝は晴れ間もあった空はどんよりと曇り、時折小雨がパラつくようになってしまった。
布引山に到着。標高は2,584メートルなので、桧横手山から一気に500メートル以上登ってきたことになる。正直、この区間が一番キツかった。
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9/28 11:02
布引山に到着。標高は2,584メートルなので、桧横手山から一気に500メートル以上登ってきたことになる。正直、この区間が一番キツかった。
予定の時間を少々オーバーしていたので、ここからは小走りで進む。ついに笊ヶ岳の双耳峰が眼前に迫ってきた。
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9/28 11:23
予定の時間を少々オーバーしていたので、ここからは小走りで進む。ついに笊ヶ岳の双耳峰が眼前に迫ってきた。
笊ヶ岳に到着。標高は2,629メートル。5年越しのリベンジ達成の瞬間。
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9/28 11:47
笊ヶ岳に到着。標高は2,629メートル。5年越しのリベンジ達成の瞬間。
東側。小笊のピークの向こう側には富士山が見えるはずだが、今日は生憎の天気なので望むべくもない。
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9/28 11:47
東側。小笊のピークの向こう側には富士山が見えるはずだが、今日は生憎の天気なので望むべくもない。
西側。南アルプスの山々を遠望。広範囲に雲がかかってしまってちょっと残念。
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9/28 11:48
西側。南アルプスの山々を遠望。広範囲に雲がかかってしまってちょっと残念。
帰路も布引山まではハイペースで戻り、山頂近くの草地で小休止して昼食をとった。
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9/28 12:39
帰路も布引山まではハイペースで戻り、山頂近くの草地で小休止して昼食をとった。
ガレ場の下り。往路よりもさらに慎重に。
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9/28 12:40
ガレ場の下り。往路よりもさらに慎重に。
この木のこの部分だけ、なぜか紅葉が始まっていた。
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9/28 13:22
この木のこの部分だけ、なぜか紅葉が始まっていた。
大蛇だ!(違)
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9/28 13:48
大蛇だ!(違)
山の神まで戻ってきた。もうひと踏ん張り。
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9/28 14:29
山の神まで戻ってきた。もうひと踏ん張り。
広河原に戻ってきた。復路の渡渉ルートは「赤破線」のとおり。
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9/28 14:51
広河原に戻ってきた。復路の渡渉ルートは「赤破線」のとおり。
陽が落ちる前に老平まで戻ってくることができた。5年前、凡ミスで敗退した日に登った七面山が遠くに見えた。
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9/28 16:02
陽が落ちる前に老平まで戻ってくることができた。5年前、凡ミスで敗退した日に登った七面山が遠くに見えた。
長丁場で疲れたので、老平の集落を出てすぐのところにある「すず里の湯」で温泉に浸かってリフレッシュすることにした。
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9/28 16:22
長丁場で疲れたので、老平の集落を出てすぐのところにある「すず里の湯」で温泉に浸かってリフレッシュすることにした。
振り返ると、夕暮れ間近の布引山の稜線がくっきりと浮かび上がっていた。
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9/28 16:23
振り返ると、夕暮れ間近の布引山の稜線がくっきりと浮かび上がっていた。
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