記録ID: 502778
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ハイキング
塩見・赤石・聖
【笊ヶ岳】【大失敗】老平から広河原(ピストン)
2014年08月31日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 01:52
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 800m
- 下り
- 800m
コースタイム
6:15老平駐車場-6:30登山口-6:40集落跡-6:50タケ沢吊り橋-7:30広河原-8:05タケ沢吊り橋-8:15集落跡-8:30登山口-8:40老平駐車場
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場:老平集落内の駐車場(無料) ※当日は防災訓練で使用するとのことで駐車できず、許可を得て近くのゴミ集積所に置かせていただいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
自分の(致命的な)凡ミスにより広河原渡渉地点までしか歩いていないが、道は非常に荒れていて歩きにくい。なお、道が見つかりにくい場所にはピンクテープが付けられているので、迷ったら周囲を見回してみること。 また、沢は水量がとても多い場合があるので、渡渉用のサンダル等を携行すると良いと思う。 |
その他周辺情報 | ヴィラ雨畑 http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/tour/spot/staying/villa-amehata.html 宿泊・日帰り入浴可。 |
写真
台風やら体調不良やらで8月の山行予定がすべて流されてしまい、それでもなんとか8月中にどこかに登りたいという一心で都合をつけてやってきた山梨県南巨摩郡早川町雨畑地区。
本来の登山者用駐車場は写真の場所になる。しかし、この日は防災訓練でこの場所を使うとのこと(老婦人談)で、すぐ近くのゴミ集積所のスペースに置かせて頂いた。
本来の登山者用駐車場は写真の場所になる。しかし、この日は防災訓練でこの場所を使うとのこと(老婦人談)で、すぐ近くのゴミ集積所のスペースに置かせて頂いた。
防災訓練が何時から始まるのかは不明だが、住民の方々の邪魔になってはマズイと思い、手早く準備をして(今思えばこれが失敗のもと)持参したMTBに跨り、集落から未舗装の林道を2キロほど走って登山口へ。全体的に登り基調だが大した斜度ではない。
登山口から振り返って撮影(右手の坂道を登ってきた)。
林道は最近でもよく使われているようで、大きな落石もなく走りやすかった。道は登山口の辺りで終点と思っていたが、もう少し先まで続いているようだ。
林道は最近でもよく使われているようで、大きな落石もなく走りやすかった。道は登山口の辺りで終点と思っていたが、もう少し先まで続いているようだ。
しばらく歩くと石垣や石段が現れ、廃屋がいくつか点在している。いわゆる廃集落である。
この集落にいつ頃まで人が住んでいたのかは定かではないが、結構な数の平場があるので、最盛期には7〜8世帯の人口があったのではないだろうか。
この集落にいつ頃まで人が住んでいたのかは定かではないが、結構な数の平場があるので、最盛期には7〜8世帯の人口があったのではないだろうか。
タケ沢を渡る吊り橋。結構揺れるので、苦手な人は手すりに手をかけながら渡るといくぶん気が楽かも知れない。
ところでこの橋、GPS計測なのであまりアテにはならないが、地形図の記載より少し上流側に位置しているように思う。
ところでこの橋、GPS計測なのであまりアテにはならないが、地形図の記載より少し上流側に位置しているように思う。
山側から水が浸み出し、小さな滝のようになって登山道に降り注いでいる。この日は暑かったので濡れることに抵抗はなかったが、寒い時期はちょっと嫌かも知れない。
ちなみに帰りに気付いたが、岩陰に古惚けたビニール傘が置いてあった。登山道を巡視されている方のものだろうか。
ちなみに帰りに気付いたが、岩陰に古惚けたビニール傘が置いてあった。登山道を巡視されている方のものだろうか。
とても道幅の広い登山道?
…いや、この様相は明らかに登山道ではなく「生活道」である。かつてはこの辺りにも集落があり、このような幅広の道が付けられていたのだろう。もはや原形を留めている箇所は少ないが…
…いや、この様相は明らかに登山道ではなく「生活道」である。かつてはこの辺りにも集落があり、このような幅広の道が付けられていたのだろう。もはや原形を留めている箇所は少ないが…
この場所も右手のピンクテープを目印に通過する。
ちなみに、左手を流れる沢の名前は「奥沢」といい、この奥沢の流れる渓谷一帯を「奥沢谷」というようである。登山道は常に谷を高巻くように付けられていたが、この広河原で谷底と高度を合わせることとなる。
ちなみに、左手を流れる沢の名前は「奥沢」といい、この奥沢の流れる渓谷一帯を「奥沢谷」というようである。登山道は常に谷を高巻くように付けられていたが、この広河原で谷底と高度を合わせることとなる。
無いのはサンダルではなく、コンビニで買った「弁当」である。なんと車の助手席に置き忘れたのだ。
初めての経験だが、これは致命的である。行動食や予備の食料も持参してはいたが、本日の山行は10時間超えとなる可能性が高く、もしハンガーノックに陥れば大げさでなく命の危険もある。
たっぷり5分は悩んだ結果、撤退を決断。自分の初歩的なミスが原因なだけに悔しい結末であったが、強行しなかったことは後悔していない。
初めての経験だが、これは致命的である。行動食や予備の食料も持参してはいたが、本日の山行は10時間超えとなる可能性が高く、もしハンガーノックに陥れば大げさでなく命の危険もある。
たっぷり5分は悩んだ結果、撤退を決断。自分の初歩的なミスが原因なだけに悔しい結末であったが、強行しなかったことは後悔していない。
目標が定まったことで気持ちに余裕が出てきたので、往路は素通りした集落跡を少し散策してみる。
文字の消えかかったこの石碑は山王権現を祀ったもののようである。すぐ近所の身延山や七面山は日蓮宗の総本山だが、山王権現は天台宗だ。この意外な相違はちょっと面白い。
文字の消えかかったこの石碑は山王権現を祀ったもののようである。すぐ近所の身延山や七面山は日蓮宗の総本山だが、山王権現は天台宗だ。この意外な相違はちょっと面白い。
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