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Yamareco

記録ID: 2130916
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
北陸

残雪の荒島岳 44(と 伊吹山ハイキング43)

2017年04月23日(日) [日帰り]
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shibashi その他1人
GPS
40:00
距離
12.0km
登り
1,437m
下り
1,300m

コースタイム

ログをとっていませんでした。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
コース状況/
危険箇所等
●勝原コースは登山者多く、トレースも明瞭。
半ばほどからは残雪あり。
山頂直下と、下りはアイゼンあった方が良いかと。
●新・下山コースはノートレース。
まだ整備もされていない状態でした。
こちらはアイゼン&ピッケルが安全。
その他周辺情報 《前泊》
ホテルフレアール和泉
http://www.hotelfurearuizumi.com/
越前下山駅へ車で3分。駅近くの駐車場に車を停め
勝原駅まで電車移動して、登山スタート。ゴールが越前下山駅という今回の登山ルートにはとても便利な立地でした。

《観光》
越前大野城
https://www.onocastle.net/skycastle/
城下町を一望。こじんまりしているがなかなか風情ありました。季節によっては雲海に浮かぶ城、となるそうな。

福そば 陽明店
https://s.tabelog.com/fukui/A1804/A180402/18000998/top_amp/
越前おろし蕎麦、美味しかったです♪
前日 軽くハイキングで伊吹山
前日 軽くハイキングで伊吹山
曇っていて眺望ナシ
曇っていて眺望ナシ
こちらに琵琶湖が見える、ハズ
こちらに琵琶湖が見える、ハズ
残念.....
大野市まで移動して、
越前おろし蕎麦を。
美味しゅうございました(^-^)
大野市まで移動して、
越前おろし蕎麦を。
美味しゅうございました(^-^)
どれが荒島岳なのか分からず(^_^;)
どれが荒島岳なのか分からず(^_^;)
越前大野城。長い階段を昇ると
素晴らしい眺望が。
越前大野城。長い階段を昇ると
素晴らしい眺望が。
ホテルの近くまで走ると
やっとこの美しい山を荒島岳と特定
結構雪があるなぁ(^_^;)
ホテルの近くまで走ると
やっとこの美しい山を荒島岳と特定
結構雪があるなぁ(^_^;)
越前下山駅から勝原まで電車移動。
ホームしかない駅!
越前下山駅から勝原まで電車移動。
ホームしかない駅!
ゆるキャラ柄の電車はなんと1両編成
ゆるキャラ柄の電車はなんと1両編成
白山、まだ真っ白
白山、まだ真っ白
残雪が多くて苦戦
途中からチェンスパ装着。
残雪が多くて苦戦
途中からチェンスパ装着。
白山が見えた!
山頂手前はなかなかの急斜面
山頂手前はなかなかの急斜面
山頂は絶景
パノラマ
富士山まで見えたんですよー
写真には撮れてなくて残念
富士山まで見えたんですよー
写真には撮れてなくて残念
絵になります.....
絵になります.....
美しい!
真っ白な白山連峰
真っ白な白山連峰
ここから下山。
トレースは.....無さそう(^_^;)
ここから下山。
トレースは.....無さそう(^_^;)
山頂を振り返り
歩いてきた稜線を振り返り
歩いてきた稜線を振り返り
結構な斜度です
この上部の稜線はハイマツとの境界になり 踏み抜き地獄だったので、こんな斜面をトラバース..... で 同行者がブッシュまで滑落。
この上部の稜線はハイマツとの境界になり 踏み抜き地獄だったので、こんな斜面をトラバース..... で 同行者がブッシュまで滑落。
樹林帯に入るとさらにアドベンチャー☆ この花の写真しかない(^_^;)
樹林帯に入るとさらにアドベンチャー☆ この花の写真しかない(^_^;)

装備

備考 前爪ありのアイゼン、ピッケルがあった方がよかった。

感想

北陸の地味かな?と思っていた山でしたが
とびきり素敵な山行になりました❤

まずはメジャーな勝原ルートからの登り。
いい感じの斜度でしたが、雪が出て来てからは 更に急坂になります。
装備ナシではきつくなり チェーンスパイク装着して 横に白山連峰の優美な姿を眺めつつ。
山頂はめったにないくらいの晴天!
360度のパノラマは本当に素晴らしかった(^-^)
北陸の山から富士山まで見えるとは思いませんでした。

下山はまだ整備されてもいなかった新・下山ルート。前日宿泊した越前下山駅に下ります。
山頂にいた地元のベテランという方が
『覗いたらトレースはほとんどないようだったけど、眺めの良い尾根、そこから下は全部でロープ25本もかかる急坂は楽しめると思うよ、オススメ』だと。その装備なら大丈夫と言われましたが、後で装備不充分だったと判明します。

ものすごい斜度の雪面をトラバースする場面があり、同行者は10メートルほど滑落して、低木帯でやっと停止。大事に至らず幸いでしたが、初めてピッケルの必要な場面というのを体感したのでした。そして 前爪のある12本爪アイゼンでなければ充分では、なかったとも。

でも、本当に大変だったのはこの後でした☆
尾根から下の樹林帯は急坂。
シャーベット状の残雪とぬかるみ、大量の落ち葉、ほんとに登山道なのかと思うほどの悪路。
この場面をさぁ、どう攻略するか、の連続。
枯れ木と浮石ばかり、ロープは雪の下、で頼りになる手がかりはないのに、落ちたら止まりそうにない急斜面なんですよー(^_^;)

ルートファインディングも下るほど難しくなります。一度はロストして登り返しました。ただ、ゴールの駅はずっと見えていて 方向は誤ることがない、という安心感はありました。

この下りコースタイムは無雪期で3時間。が、
私たちはまるでバリエーションのような難易度の高いルートに手こずり、結局 倍の6時間!
でも 攻略していく過程が 楽しくて楽しくて楽しくて仕方なかったです(๑˃̵ᴗ˂̵)
脳と身体全部を使って山を満喫しました♪

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