年末恒例 黒百合ヒュッテ泊で天狗岳（↑↓唐沢鉱泉）

2019年12月30日(月) 〜 2019年12月31日(火)

• GPS: 25:47
• 距離: 9.8km
• 登り: 802m
• 下り: 799m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:31
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:32

11:59 唐沢鉱泉
13:32 13:33 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
14:31 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 2:18
• 合計: 5:38

8:02 黒百合ヒュッテ
8:08 8:19 中山峠
9:06 9:07 天狗岳分岐
9:22 9:22 天狗の鼻
9:27 9:37 東天狗岳
9:39 9:42 天狗の鼻
9:50 9:52 天狗岳分岐
10:23 10:24 中山峠
10:29 12:16 黒百合ヒュッテ
12:37 12:38 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
13:33 13:33 唐沢鉱泉
13:38 13:40 天狗岳登山口駐車場
13:40 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

○自家用車アプローチ
諏訪南ICから約30分です。林道は積雪、凍結部ありです。夜間早朝で冷え込むとカチカチでスタッドレスではダメでしょう。今回は、午前の遅い時間でしたので、金属チェーンを持参しましたが未利用でした。

○唐沢鉱泉の登山者用無料駐車場に駐車
天候が悪いためか30日昼はガラガラでした。しかし、下山した31日昼は満車でした。水場なし、トイレは冬季用が1つあり。

※天狗へは、バスでアクセスできる渋ノ湯がメジャーらしいですが、自家用車駐車に難ありの情報が多くあるため、一度も利用していません。嫌な思いの予防策です。チェーンの準備ができるのであれば唐沢鉱泉からの入山はお勧めできます。

コース状況／危険箇所等

○唐沢鉱泉〜黒百合ヒュッテ
積雪が少ない2019年末でしたが、黒百合ヒュッテまでの登り区間は概ね積雪ありで、歩きやすくなっていました（無積雪のほうが岩で歩き難い）。危険箇所はありません。

○黒百合ヒュッテ〜山中峠〜天狗岳（東天狗）
積雪直後でしたが、雪質は安定していました。アイスバーンもなく、全区間チェーンスパイク、ダブルストックで歩きました（前爪アイゼン、ピッケルは持参するも未使用）。山頂直下は風が強く、飛ばされそうな感じの強風もありましたので、注意が必要です。

その他周辺情報

○下山後の温泉「もみの湯」
定番のもみの湯を訪問しました。年末（大晦日）ということもあり、大変混雑していました。洗い場が満員だったのは初めてです。休憩室は広くて快適です。
http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/hotspa.html

○下山後の軽食「手打ちそば 一八」
諏訪南IC手前のお蕎麦やさんで遅めの昼食というか間食をとりました。大晦日のためか十割そばは売り切れでした。また、夕方の微妙な時間帯で、ガラガラでした。
https://hitoha.jp/

写真

12/30 11:10

唐沢鉱泉への林道は積雪あり。冬用タイヤ必須。金属チェーンは未使用。

12/30 11:54

12時前に唐沢鉱泉を出発。駐車場はガラガラ。

12/30 12:14

樹林帯の中は風はない。

12/30 15:32

テントを張っていたら、軽食時間が終了となりガックリ。気温はマイナス4度位。

12/30 18:35

テント場は六張り程度と、この5年で過去最少かも。

12/31 6:59

翌朝、あまり寒くないので、持参した新兵器（結露取り装置）は役立たず。

12/31 8:01

天候回復を待つも、回復の予兆無し。やむを得ず、8時に天狗岳へ向けて出発。

12/31 8:34

岩場も積雪がある程度あるので歩きやすい。12月上旬にはまったく積雪が無かったところです。

12/31 8:42

まだ夏道沿いにトレースがありました。吹きだまりには新雪あり。

12/31 9:04

ガスと風。

12/31 9:12

天狗岩のまきは風が弱いが、東天狗の山頂直下は強風。とっとと下山しました。

12/31 10:09

寒そうな写真ですが、あまり寒くないです。息子は、上半身はアンダー、長袖Tシャツ、シェルだけです（中間着無し）。

12/31 10:19

なんと、マイナス2.5度。この時期の過去最高気温ですね。

12/31 10:42

黒百合ヒュッテで豪華な昼食。まずはジャガバター。美味し。

12/31 10:45

私は期間限定メニューのおしるこ。

12/31 10:48

息子は当然のようにビーフシチューセット。

12/31 11:05

うますぎるー、って埼玉銘菓のコピーでしょう！

12/31 12:17

ヒュッテ前の急斜面もまだ雪が少ないです。

12/31 12:43

下山していると、天候回復の兆し。

12/31 13:26

唐沢鉱泉手前では青空が！

12/31 13:29

源泉は暖かくありません。。。

12/31 14:08

下山後の道路から。北八ヶ岳には青空が見えていました。

12/31 15:24

大晦日なので蕎麦。美味しくいただきました。

12/31 16:12

帰路の富士山も綺麗でした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

Xperia XZ2 SO-03K docomo SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 靴 ザック ザックカバー チェーンスパイク アイゼン スノーシュー ピッケル ストック 食料 行動食 非常食 ガスカートリッジ コンロ ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ テントマット テント シュラフ

感想

k2saka

5年連続で、年末時期の黒百合ヒュッテ（テント泊）の天狗岳。
今年は天候にめぐまれず、強風の山頂でした。展望もなくちょっと残念。

12月上旬に天狗を周回したときから、積雪は増えていました。唐沢鉱泉からルート上にはずっと雪があります。歩きやすくなっていました。ヒュッテまで凍結箇所はほとんどないため、往路はズボ足で問題ありません。沢の橋も整備されていました。

ゆっくりテントを張っていたら軽食の時間が終了（15時）してしまい、楽しみにしていた喫茶室でのココアを逃してしまいました。寒気団が無かったおかげで、テント泊は暖かい位でした。小屋前の外気温はマイナス4度でした。なおテントは、過去最小の6張りでした。

翌日、中山峠経由で天狗岳へピストン。深夜からのガスがとれず、御来光はあきらめて8時まで天候回復を待つも、回復せずでした。強風の中で東天狗のみピークを踏み、まったく展望が無いので、すぐに下山しました。風は強いのですが気温があまり低くないのでゴーグルやバラクラバは未使用、凍結箇所が無いので往復ともチェンスパとダブルストックです。アイゼン・ピッケルを出したほうが良いと思った箇所はありませんでした。

黒百合ヒュッテで豪華な昼食を取り、神社にお礼をして唐沢鉱泉へ下山する途中で、青空が見えるようになりました。息子と登山あるあると話しながら、下山しました。

定番の日帰り温泉は、大晦日のためかいつになく混雑していました。諏訪南IC手前の蕎麦屋さんで軽食をとり、渋滞が完全に解消された中央道で雄大な富士山を見ながら自宅へ戻りました。
今年は息子が中学になったので、父子登山の回数は激減しました。今後も長期休みでは、ちょこちょこと登る予定です。息子も10kgのザックを楽に背負えるようになったので、だいぶ楽になりました。