武川岳 奥武蔵 ★熊出没、注意!
- GPS
- 07:28
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,287m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:23
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
初めて遭遇した熊。こんな1月に⁉︎と本当に焦りました。熊出没については、後ほど。
西武秩父線で芦ヶ久保駅、正丸駅に下山で電車のみで行ける!と考えて計画していたが、始発に乗っても8時過ぎに到着だったので、もう少し早く着きたいと思い、芦ヶ久保駅前の道の駅に車で行くことにした。電車を回避して気が楽になってしまい、結局計画より45分スタートが遅れてしまった。
芦ヶ久保の氷柱は暖冬のため凍らないようで中止。一昨日も結構暖かかったし、山頂も積雪は無さそうだ。
芦ヶ久保駅からスタートし、今日は足の調子が良かったせいか軽快に足が進む。沢沿いは倒木が多く、登山道は荒れ気味。二子山へ500mの急登には少しロープが張られていたが、丸太階段等はなく、落ち葉がふかふかで足を滑らせそうだった。落ち葉がないところ、木の根が多いところを選んで登っていく。開始が遅れてしまって少し焦ってもいたが、予定より少し時間を巻くことができた。二子山の雌岳のあと、一度下ってまた登って、雄岳に到着。歩きながら二子山であることを実感。
二子山からは武川岳までは、焼岳と鳶岩山があるので、アップダウンしながら飽きずに尾根歩きを楽しめた。武川岳で3人の登山者に会えたが、みんな名郷のバス停から登ってきたようだ。山頂付近の脇に少しだけ残雪があるくらいで、ほぼ無雪だった。
武川岳からの下山では、急な下りでいきなり前腿が悲鳴。自分がこんなにも下りに弱いのかと情けなくなった。腿に負担がかからないように歩いたりゆっくりペースにしたりして、なんとか進む。
山伏峠で一般道に出て、伊豆ヶ岳に再度登り始める。猟銃を持った猟師がシカを狙っていると話していたのでシカを探してみたが見つからず。登山中、銃声が聞こえてきた。狙われないよう、もう少し明るめの色の服を着るべきだなとも思った。
伊豆ヶ岳からの下山では、当初メインルートの正丸峠に向かうことを考えていたが、多少の急降でも正丸駅へのショートカットを選んだ。
★ここから、熊出没について。
出没したのは、伊豆ヶ岳から10分の五輪山から分岐して正丸駅へ降りるルート。途中看板にあったが、土地の所有者が登山者のために解放してくれたルートらしいので、あまり手が加わっていないルートである。
五輪山から下りはじめて20分後、14:10頃遭遇、ツキノワグマと思われる。自分は熊の20mほど上にいて、熊がガサゴソと駆け抜けていたので、こちらには気付いていなかったかもしれない。熊除け鈴の音が好きじゃなかったので持ち歩いておらず、ストックをカンカンさせながら声を出しながら、その後正丸峠分岐まで心臓バクバクしながら下山した。熊除け鈴、買わなければ!
それにしても、1月は冬眠時期のはずなのにと思ったが、今年は大暖冬とニュースで言っていたくらいだからか。そしてここに本当に熊が出没するのかも信じられなかったが、以前武甲山周辺でも出没したことがあったようだし、例年埼玉県で数十件の目撃情報があるようなので、不思議なことではなかったらしい。
正丸駅に着いてから、落ち着いて、飯能警察署に熊出没を通報した。警察から市役所に伝えてくれるということだった。出没の時間と場所、走って行った方向を聞かれたので、スマホ写真を撮っておいてよかった。そして山レコの記録を取っておいてよかった。もちろん相対してしまったら写真どころではなかっただろうが。ホントやられなくてよかった。
皆さんも、暖冬のこの冬、熊出没にお気をつけください。
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