南紀探訪3【関西百51座目】烏帽子山で苔に癒され、大滝を巡って那智大社へ初詣

2020年01月12日(日) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,205m
• 下り: 1,207m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:52

9:35 大門坂駐車場
10:46 10:46 大杭峠
12:09 12:28 烏帽子山
12:32 12:39 烏帽子岩
13:45 13:45 三ノ滝
13:53 13:55 二ノ滝
14:24 14:24 青岸渡寺
14:28 14:34 熊野那智大社
14:37 14:37 青岸渡寺
14:48 14:51 飛瀧神社
15:07 15:07 那智山バス停
15:23 15:23 大門坂入口
15:27 大門坂駐車場

写真

1/12 9:40

雨の中、この道路を登ります

1/12 9:49

ここが登山口

1/12 9:49

入口はちょっとあれています

1/12 9:56

すぐに苔むした石段の道になります

1/12 10:03

歩きやすい石段

1/12 10:23

谷の部分はあれています

1/12 10:29

巻道になります

1/12 10:32

崩壊地もあります

1/12 10:43

また谷に入って荒れています

1/12 10:47

峠。ここから左の尾根道へ

1/12 10:51

しばらくはなだらかで歩きやすい尾根

1/12 10:54

1/12 11:03

自然林も

1/12 11:11

超急登

1/12 11:17

いったんなだらかに

1/12 11:18

分岐

1/12 11:21

雨でこけがいい感じ。さすが降雨量日本一

1/12 11:28

今度は岩交じりの急登

1/12 11:36

まさか、この季節に緑に癒されるとは思いませんでいた

1/12 11:40

苔

1/12 11:46

1/12 11:47

1/12 11:51

杉の巨木が紀伊らしい。

1/12 11:54

ヒノキの巨木も

1/12 11:57

大岩

1/12 12:05

岩の上からの大展望。ちょうど雨が上がり、視界が効いてきました

1/12 12:06

オーバーハングした岩をロープで下ります

1/12 12:07

振り返って

1/12 12:08

山頂直下は岩場が続き、アスレチックで面白い。雨がやんでよかった

1/12 12:11

1/12 12:11

勝浦、太地の海をアップ

1/12 12:11

西方には山々のうねり

1/12 12:12

アップで

1/12 12:14

烏帽子山到着

1/12 12:15

関西百51座目

1/12 12:29

烏帽子岩を探します

1/12 12:32

そして烏帽子岩出現。形から一目でわかりました

1/12 12:32

梯子で登れるようになっています

1/12 12:35

烏帽子岩の上で証拠写真

1/12 12:36

岩に字が刻まれています。結構古そう。

1/12 12:37

烏帽子

1/12 12:38

烏帽子岩からの展望

1/12 12:45

岩から戻ってこっちへ下ります

1/12 12:51

最初はロープで超急降下が続きます

1/12 12:54

林道に出ました

1/12 12:57

林道途中の右手に滑滝

1/12 12:59

雨後の明かりで輝く苔

1/12 13:04

林道から左へ下ります

1/12 13:12

新芽？

1/12 13:17

苔むした沢にでました

1/12 13:25

渡渉1回目

1/12 13:28

渡渉2回目

1/12 13:32

広い河原にでました

1/12 13:36

この緑の倒木をくぐります

1/12 13:41

那智川の滑滝に出ました

1/12 13:42

河原に降りてみました

1/12 13:43

いい雰囲気だったのでセルフで撮ってみました

1/12 13:45

三ノ滝を見下ろしてます

1/12 13:44

三ノ滝の落ち口の流れ

1/12 13:45

同じく

1/12 13:48

三ノ滝は高巻きしますが、木の間から巨大な滝が見えます

1/12 13:51

ここから那智大社の神域です

1/12 13:51

増水時は通れません

1/12 13:51

急な石段を下ると

1/12 13:54

二ノ滝登場

1/12 13:54

圧倒的なスケールです

1/12 13:56

セルフで自分を入れてみました。滝と滝つぼの大きさがわかります

1/12 13:55

アップで

1/12 14:01

川床の歩けるところをたどります。テープ類はなく、バリルートの沢登りレベル。

1/12 14:03

渡渉4回目、ここは左の丸い岩から右のロープがある岩へ飛び移りました。

1/12 14:03

巨木

1/12 14:04

渡渉5回目

1/12 14:05

那智大滝の落ち口。この先が那智大滝で立ち入り禁止

1/12 14:07

神域

1/12 14:13

100mの登りで峠

1/12 14:21

下って那智大社へ

1/12 14:26

那智大社到着、那智大滝を眺めます

1/12 14:26

アップで

1/12 14:26

定番写真。ちょっと水量が少ないかな

1/12 14:29

本殿へ初詣

1/12 14:34

日本一のおみくじ

1/12 14:36

中吉！今年はいいことあるかな。

1/12 14:37

楠の巨木

1/12 14:38

1/12 14:38

1/12 14:38

1/12 14:46

飛龍神社那智大滝へ向かいます

1/12 14:53

神社から見上げます

1/12 14:50

1/12 14:51

1/12 14:51

1/12 15:08

大門坂を下って駐車場へ

1/12 15:10

1/12 15:13

巨木

1/12 15:14

デカいです。出羽の羽黒神社と同等か

1/12 15:15

大門坂

1/12 15:16

こんなすごい坂とは思ってませんでした

1/12 15:17

見上げて

1/12 15:19

巨木

1/12 15:20

1/12 15:21

1/12 15:21

1/12 15:27

駐車場に戻りました

1/12 15:28

この日のGPS記録

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR3100 カシオ

装備

個人装備

ソフトシェル グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

shigetoshi

南紀探訪の3日目は関西百の那智にある烏帽子山へ登り、那智大社へ初詣。
しかし天気は曇りのち雨予報、それでも行くしかないとは覚悟していましたが、
宿泊した川湯温泉で朝起きてみるとすでに本降りの雨でテンション超ダウン。
感情を殺し心を無にして雨具を着込み登山開始しました。

ところが登り始めて森に入ると雨はほとんど気にならない程度で、
群れて暑くて汗を欠くので、結局雨具は上下とも脱ぎ、木の枝から落ちてくる
雨粒を凌ぐために小型の傘をさして登りました。
烏帽子山まで登路に使った尾根道は、熊野古道と同様に古い道のようで、
往時をしのばせる立派な苔むした石段の道が続いていました。
ところどころ判りにくい場所も、苔で緑になった石段の名残の石を辿ることで
ルートロスなく登れました。
山頂近くなると大岩がたくさん出現する険しい急登が断続しますが、
この大岩たちも苔で覆われていて雨に濡れて瑞々しく輝いて、
この冬の一番寒い時期に、思いもよらず緑に癒されました。

山頂の手前で期待通り雨が上がり、山頂近くの岩の上から勝浦の海が見渡せ、
紀伊半島の山並が見渡せました。
山頂で休憩後下山を開始するころには晴れ間も出始め、直下の烏帽子岩では
高度感抜群の展望を楽しむことができました。

那智川の下りではちょっとした沢歩きも堪能でき、広くて美しい滑と
巨大で迫力満点の二ノ滝、三ノ滝を楽しめました。
特にあの那智大滝の落ち口のちょっと上を歩けるとは思いもよりませんでした。
（落ち口は神域なので立ち入れませんが）
那智大滝は那智大社から見ると水量が少ないように見えましたが、
これがどうどうと流れ落ちるときだと、上流の那智川の渡渉は厳しいと
思われます。

山中ではだれにも会いませんでしたが、
下山した那智大社は初詣でにぎわっていて私もその中に紛れて初詣、
「日本一大きい」おみくじは中吉でまずまず縁起良し、
外国人でにぎわう那智大滝も間近に見物し、
最後は杉の巨木が圧倒的で静かな大門坂を下って駐車場へ戻り、
まったく想定外に盛沢山で楽しい登山となりました。