あがりこ杉に出会う山「笠菅山（阿賀町）」

2020年01月18日(土) [日帰り]

• GPS: 02:46
• 距離: 6.4km
• 登り: 632m
• 下り: 624m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:14
• 合計: 2:44

10:50 林道起点部
11:56 12:02 笠菅山
12:06 12:09 三角点ピーク
12:13 12:14 笠菅山
12:28 12:32 北峰
12:51 12:51 笠菅山
13:34 林道起点部

天候

曇り一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●林道起点部の退避スペースに駐車
・駐車スペースは3台程度

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：1.5（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：2（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：2（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：0人】


◆登山道の状況
・登山口となる林道から山頂（標高615m）及び山頂から北峰（標高590m）までの区間は、東北電力の送電線管理歩道が整備されている。分岐等に登山用の標識はなく少し悩む箇所もあるが、実践ルート並みに整備され歩きやすい。
・山頂（標高615m）から三角点ピーク（標高609m）の間は歩道整備されていない。薄い踏み跡があり、濃い藪はない。
・登山道及び山頂付近は樹林帯に覆われ眺望はないが、鉄塔直下や木々の隙間から周囲の山々を垣間見ることは可能。
・北峰周辺は、スギ巨木のあがりこ（冬季の雪上伐採と台伐り萌芽更新）が点在している。樹形が独特な形状になっているので、登頂の際は立ち寄ってみよう。
・雪の状況は、標高350m以上から積雪が出始め、山頂付近で30cm程度雪が積もっている。本日の雪面は最中状になって踏み抜き歩き難いので、山頂付近のみワカンを装着した。危険性を感じる箇所はない。

写真

1/18 10:50

県道から林道に入った起点部に車を駐車して出発。

1/18 10:52

林道を2分ほど歩き、更に作業道に入る。

1/18 10:57

東北電力の管理歩道（作業道）を進む。

1/18 11:00

幅広い歩道を10分弱進むと分岐あり。
分岐を右折すると

1/18 11:02

鉄塔があるが、正しくは分岐を真っ直ぐ進む。
ということで引き返す。

1/18 11:06

間違った分岐を真っ直ぐ進むと、小さな木橋を渡る。

1/18 11:16

1箇所目の鉄塔下を通過。

1/18 11:19

標高350mを越えると、急に雪道に変わってきた。

1/18 11:27

更に2箇所目の鉄塔下を通過。

1/18 11:31

急勾配は階段等も整備され、登山道並みに歩きやすい。

1/18 11:41

最後の3箇所の目は、鉄塔の色が赤。
更にその先へ進む。

1/18 11:44

3箇所目の鉄塔から五頭連峰（菱ヶ岳と五頭山）を眺める。

1/18 11:50

積雪は20〜30cmほどだが、雪面は最中状になっており歩き難い。

1/18 11:56

笠菅山の山頂に到着。
何と山頂を示す標識がブナに巻き付けられていた。

1/18 12:05

次は南東方向にある三角点ピークへ。
ここは管理歩道がないので、軽い灌木の尾根を進む。

1/18 12:09

三角点ピークにある三角点を雪から掘り出しタッチ！

1/18 12:07

三角点ピークの直下には電波塔がある。

1/18 12:14

一旦、山頂に戻り、次は北峰に向かう。

1/18 12:17

山頂から北峰までの稜線は、あがりこの杉が点在している。

1/18 12:19

あがりこ杉の形状が面白いね〜

1/18 12:24

山頂から20分ほど進むと、

1/18 12:30

北峰に到着。
これはブナのあがりこ。

1/18 12:32

北峰にあるあがりこ杉。

1/18 12:35

北側には棚橋山が木々の隙間から見える。

1/18 12:51

再び山頂に戻り下山する。

1/18 12:54

今年は雪が少ないが、二王子岳は真っ白になってきたね〜

1/18 13:01

南側には粟ヶ岳（右奥）。

1/18 13:11

更に東側に目を向けると御神楽岳。

1/18 13:33

林道に戻る。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

本日は、県内の未踏の山巡りに出かけてみました。
レコが少なく、ルートの状況が良く分かりませんでしたが、東北電力の管理歩道を歩くことができたので、一般的な登山道のように歩くことができました。
また、眺望はあまり期待できない山ですが、山頂付近のあがりこ杉の形状は面白く、豪雪地特有のあがりこを眺めることを目的に歩くのも良いでしょう。