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Yamareco

記録ID: 220724
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

両神山(日向大谷)

2012年08月31日(金) [日帰り]
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GPS
07:15
距離
10.4km
登り
1,506m
下り
1,506m

コースタイム

0835日向大谷駐車場
0905会所
0955八海山
1030弘法之井戸1040
1050清滝小屋
1140両神神社
1210両神山頂1235
1300両神神社
1340清滝小屋1355
1405弘法之井戸
1510会所
1550日向大谷駐車場
天候 うすぐもり
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
in中央道勝沼インターチェンジ1時間40分(雁坂トンネル経由710円)
out関越道花園インターチェンジ1時間10分(皆野寄居有料道路経由410円)
コース状況/
危険箇所等
日向大谷駐車場は第1から第3まで無料。
この日は第3・第2には駐車車両なし。第1には5台ほど。
最も登山口に近い両神山荘駐車場は500円。
日向大谷口バス停の時刻表。1日6便。
日向大谷口バス停の時刻表。1日6便。
両神山荘。
駆け抜けたホンドリス。矢印のところに小さく写ってます。
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駆け抜けたホンドリス。矢印のところに小さく写ってます。
薄川の最初の渡渉。道中4回ほど渡ります。
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薄川の最初の渡渉。道中4回ほど渡ります。
ヤマジノホトトギス。
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ヤマジノホトトギス。
キンモンガ。
ヤマホタルブクロ。
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ヤマホタルブクロ。
各所に石像が置かれています。
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各所に石像が置かれています。
ソバナ。
フシグロセンノウ。朱色が目立ちます。
フシグロセンノウ。朱色が目立ちます。
弘法之井戸。水場です。
弘法之井戸。水場です。
流れは細く、1リットルを汲むのに20秒ほどかかります。
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流れは細く、1リットルを汲むのに20秒ほどかかります。
清滝小屋が見えてきました。
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清滝小屋が見えてきました。
清滝小屋の水場。営業休止中。避難小屋として利用可能。トイレもあります。
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清滝小屋の水場。営業休止中。避難小屋として利用可能。トイレもあります。
クサリ場・ロープ場が続きます。クサリ・ロープを使わないでも登れました。
クサリ場・ロープ場が続きます。クサリ・ロープを使わないでも登れました。
両神神社本社のオオカミ(吽形)。秩父地方の神犬信仰。
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両神神社本社のオオカミ(吽形)。秩父地方の神犬信仰。
立派な橋。登山道が崩落した地点と思われます。
立派な橋。登山道が崩落した地点と思われます。
山頂直下の橋。
山頂への最後のクサリ。
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山頂への最後のクサリ。
両神山頂。
山頂は広がりはありますが、岩場なので座りにくい。
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山頂は広がりはありますが、岩場なので座りにくい。
二等三角点。
西岳、東岳。八丁峠方面。
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西岳、東岳。八丁峠方面。
ランチ。サタケマジックライス「えびピラフ」\399。
ランチ。サタケマジックライス「えびピラフ」\399。
中はこんな感じ。お湯を注いで15分。休憩するによい時間です。水なら60分。
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中はこんな感じ。お湯を注いで15分。休憩するによい時間です。水なら60分。
イナカギク(ヤマシロギク)。
イナカギク(ヤマシロギク)。
ヤマシグレ。
下りではロープを1箇所、クサリを1箇所使用しました。
下りではロープを1箇所、クサリを1箇所使用しました。
ガクアジサイ。果実。
ガクアジサイ。果実。
薄川の渡渉地点。
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薄川の渡渉地点。
両神山荘まで戻ってきました。
両神山荘まで戻ってきました。
日向大谷第1駐車場。
日向大谷第1駐車場。
両神温泉薬師の湯(道の駅)。\600。
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両神温泉薬師の湯(道の駅)。\600。

感想

■日向大谷へのアクセス
両神山には、八丁峠から大量のクサリ場を通るコースもありますが、クサリ場も大変かと思って、今日は距離もコースタイムも長い日向大谷からのコースで登ります。他にも事前予約制の白井差新道コース(\1,000)などがあります。
さて、日向大谷には中央道勝沼インターチェンジから向かいました。山梨県側は直線が多いのですが、雁坂トンネル(\710)を越えて埼玉県側に入るとカーブが多く、スピードが落ちます。
東京からクルマで向かう場合には、関越道花園インターチェンジが最寄り。西武秩父線沿いの国道299号線でも行くこともできますが、いずれも一般道の区間が長くて時間がかかります。埼玉県なので、東京から近いイメージだったのですが、利便性は高くないエリアです。

■日向大谷
日向大谷の駐車場は里側から第3から第1まであります。今日は第1に5台だけが停まっていました。いずれも無料です。町営バスは1日6本。日向大谷口バス停が第1駐車場にあります。
舗装道を3分進むと両神山荘。この脇から登山道が始まり、登山ポスト、トイレがあります。
両神山荘では山バッチやドリンクを販売中とのこと。看板には民宿とありますが、山小屋に近い感じでした。両神山荘の駐車場は500円。より近くまでクルマで上がってこれます。

■会所〜弘法之井戸
最初に鳥居をくぐって、道中、石像や石碑がそこここにあります。両神神社の参道らしい雰囲気です。
1箇所クサリ場をあがって、七滝沢コースとの分岐地点が会所です。
分岐を過ぎると薄川の河岸まで下ります。最初だけは木製の簡単な橋を渡り、次からはそのまま川面の岩を伝って合計で4回、薄川の渡渉を繰り返して上がってきます。
ずっと木立の中を沢沿いに進みます。陽射しも雲に隠れがちで、耐えられないほどの暑さはありません。しかし、汗はしっかりかいたので、途中でシャツを着替えました。
弘法之井戸の水場では、1リットルのペットボトルに水を汲みました。冷たくて美味しいです。

■清滝小屋〜両神神社本社
ログハウス風の清滝小屋は休業中でしたが、避難小屋としての利用は可能。中を覗くと毛布もあって、清潔そうです。水場、ベンチ、トイレも利用できます。
清滝小屋からは沢を離れて尾根に上がります。急ですが、ジグザグに道が切ってあるので、大変さはありません。七滝沢コースと合流し、鈴が坂を登り切ると産体尾根に出ます。ずっと森林の中を歩いてきて、ここで初めて眺望が開けます。
産体尾根ではロープ場・クサリ場が連続します。角度はありますが、ギザギザな岩なので手掛かりが豊富で、上りはロープ・クサリを使わないで登ることができました。
両神神社本社。秩父地方の神犬信仰のため、狛犬として獅子ではなくオオカミの阿吽形の石像が出迎えてくれます。すぐ隣には御岳神社奥社があり、ここにもオオカミの石像があります。可愛らしい姿で和ませてくれます。

■両神山頂
両神山頂へは尾根らしいゆるやかな道となりますが、最後は険しい岩をクサリで登ります。
山頂はある程度の広さがあり、ギザギザの岩場なので、斜めに座るような感じです。
全方向遮るものがないので、澄んでいれば素晴らしい景色が楽しめたのでしょうが、この日は薄ぐもり。近くの西岳、東岳も少し霞んでいて、遠くまで見通すことはできませんでした。
誰も居なかったので、ゆっくり休みました。サタケのマジックライスでランチ。お湯を注いで15分。

■下山
下りの岩場では2箇所、クサリ・ロープを使いました。
清滝小屋で小休止して靴紐を結び直します。これ以外は休憩しないで、ひたすら下ります。下りの薄川の渡渉ポイントには分かりにくいところもありました。ポイントを行き過ぎて、対岸に赤テープを見つけ、戻ることがありました。
登山道が行き止まりになるので、すぐに気が付くので実害は少ないと思います。
16時前に日向大谷の第1駐車場に到着。朝5台停まっていたクルマが、あと2台になっていました。

■帰路
道の駅の両神温泉薬師の湯(\600)に立ち寄って汗を流します。平日なので空いていましたが、露天はなし。お湯もあっさり目でした。
皆野寄居有料道路(\410)に乗って、関越道花園インターチェンジから帰りました。インターチェンジまでの時間は、勝沼よりも短いです。
秩父市街からは夕焼けに染まる武甲山が見えました。屏風のような台の上に山頂が乗っています。ここにも登ってみたいものです。

■まとめ
途中で出会った登山客は5名でした。静かにほとんどの行程を歩くことができました。
今日の行程は7時間15分。うち休憩50分。20,500歩でした。

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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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