【青枯山〜青笹山】行きは良いが帰りは悪い。。。

2020年03月01日(日) [日帰り]

• GPS: 10:09
• 距離: 17.9km
• 登り: 2,008m
• 下り: 2,145m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:31
• 休憩: 0:39
• 合計: 10:10

5:51 スタート地点
6:09 6:10 地蔵橋
6:18 6:23 長畑
6:33 6:33 長畑ゲート
10:20 10:24 青枯山
11:25 11:31 青笹山
13:11 13:11 八汐崩源頭
13:19 13:30 室草里（三等三角点）
15:25 15:28 池大明神
15:30 15:38 稲又第三砂防堰堤
15:59 16:00 稲又川橋
16:01 ゴール地点

天候

・晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/1 5:51

q） 室草里(むろぞうり)集落から数百メートル進んだところで通行止め。路肩に車を路駐。ゲートのすぐ先の路肩が崩れたようで、補修中だった。予定より10分巻きでスタート。

（kai）稲又橋より先は道路状況が悪く鋭利な落石も多数。ここでパンクはしたくないな。

3/1 6:30

q） 青枯山(あおがれやま)東尾根の先端部分を望む。

（kai）明瞭な尾根で取り付き地点は分かりやすい。

3/1 6:33

q） 長畑ゲート。左に駐車スペースあり。

（kai）山伏峠まで16km。　　でも今後開通する事はないだろうな。

3/1 6:40

q） 尾根取り付き。前半戦の核心だった。

（kai）擁壁を「よっこいしょ」して尾根に取り付きます。

3/1 7:19

q） 県境稜線の八紘嶺方向から日の出。

（kai）雲海日和！

3/1 7:19

q） この標高ではまだ、前日降ったのは雨だった。

（kai）根っこが滑りましたね。

3/1 8:27

q） 標高1,650m圏。たまに雪が出てきた。

（kai）これより下の標高はみぞれっぽい雪がチラホラ。　

3/1 8:42

q） 秋に来ればカラマツ林が綺麗だろうとkaikaireiさん。

（kai）綺麗だと思うけど青笹山東尾根とは絡める計画は立てたくない。

3/1 8:47

q） 1,770m小ピークでひと休み。歩くと暑くて汗をかく。気温は8℃前後。予定より1時間弱早い。

（kai）2月というのにロンT1枚で汗をかいた。

3/1 9:32

q） 1,770mピークを過ぎると雪が増えてきた。昨日降った雪は1cm程。

（kai）やっぱり雪が出てくるとスピード落ちますね。

3/1 9:38

q） 1,940m圏でスノーシューを装着

（kai）年に1度はスノーシューを使いたかったので良かった！

3/1 9:49

q） ガスから抜けてきた。

（kai）僕のお腹はガスが溜まりまくってました。

3/1 9:49

q） 視線の方向には、布引山

（kai）八鉱嶺から周回となると結構な距離ですね。

3/1 9:53

q） 新雪と青空

（kai）ここの斜面は最高に気持ちよかった！

3/1 9:56

q） 振り返れば正面に富士山。左手前は七面山

（kai）ayukaさんも喜んでくれてましたね！

3/1 9:56

q） 大沢崩れが正面で左右均整が取れている

（kai）真っ正面でした。

3/1 10:14

q） 左手前が青笹山、その右奥に布引山。ちょこんと見えるのが小笊かな？

（kai）笊はまた行かなきゃ。

3/1 10:18

q） 県境稜線に出た。

（kai）静かな東河内山域でも稜線に出るとマーキング有り。

3/1 10:21

q） 青枯山は、山頂標は見あたらず。予定より40分くらい早い。

（kai）可哀想なくらい地味でした。

3/1 10:42

q） 青枯山と青笹山の中間部。本日一番の景観地。

（kai）見慣れた南アルプス南部ですが、やっぱり白いアルプスは何度見ても飽きない美しさ。

3/1 10:44

q） 奥に光岳〜聖岳の稜線。
手前は青薙山から南西に伸びる尾根。途中に無岳山とかがある尾根。なかなかよさげ。kaikaireiさんは既に歩いてるのかな？

（kai）結構前になりますが歩いてますよ。　　雨畑からの周回だと計画が難しいので東河内から無岳山〜青薙山〜小河内岳の周回はいかがでしょう？

3/1 10:42

q） ちょっと右にパン。右が青薙山。

（kai）やっぱり雪は少ない。

3/1 10:43

q） 右にパン。正面に青薙山。右に延びる稜線の先に稲又山。その奥には荒川三山。稲又山の右奥に塩見岳と蝙蝠岳。

（kai）青薙山手前の薙がどんな感じに悪いのか見てみたい！

3/1 10:58

q） 絵になるお二人。

（kai）景色を見ながら食事に夢中だったような。

3/1 11:25

q） 青笹山。眺望なし。

（kai）この稜線ではメジャーな山なんですけどね。

3/1 11:25

（kai）山頂標識があるだけマシですね。

3/1 11:56

q） 青笹山東尾根は、激坂から始まる。

（kai）本当激下りだった！

3/1 12:05

q） 1,990m鞍部ここから、1,900m前後を登ったり下ったり。倒木多し

（kai）まさに藪尾根。標高を下げられないのがイヤらしい。

3/1 13:14

q） 八汐崩付近

3/1 13:16

q） 左に八汐崩

（kai）崩壊地から巻き上げられた埃で雪が小汚い。

3/1 13:19

q） 室草里三角点付近

（kai）雪に埋もれているのか分かりませんでしたね。

3/1 14:24

q） 1,450m圏。ご立派な針葉樹。檜っぽい。

3/1 15:07

q） 池大明神へ一気に下降。

（kai）地形図の等高線は嘘をつきませんね。

3/1 15:22

q） なにやら黒いホースが出現。池大明神の水道用のようだ。

（kai）途中でトグロ巻いてだけどつながってるのかな？

3/1 15:25

q） 池大明神。

（kai）この神社が見えた時は安心しました。

3/1 15:26

q） 夫婦円満のご神木。根元のたまたまが気になる。

（kai）枯れないように、、、。

3/1 15:30

q） 池大明神からは荒れた参道。

（kai）反対に降りたら廃吊橋でした（泣）

3/1 15:35

q） 無事林道に着地。

（kai）ここまで車で来れましたね。

3/1 15:36

q） 稲又第三砂防堰堤。

（kai）ウォータースライダーにしか見えたりなかった。

3/1 15:38

q） 水場あり。

（kai）林道には至る所に水場有り。

3/1 16:01

q） 稲又橋にてゴール。

（kai）お疲れ様でした！
適度にハードで良い山行でしたね。

q) 温度グラフ。最低気温1.4℃。雪面の照り返しが暑かった。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX0 SONY

感想

qwg

傷心状態のkaikaireiさん、今年北鎌ワンディを計画してるayuka_hさんと同行してのバリエーションハイク。
昨年計画していたが、直前で身内に不幸があり延期となっていた。
台風の影響で、林道井川雨畑線が通行止めになっていたが、室草里まで開通しており、林道区間はそれほど長くなく済んだ。
室草里から先の林道状況が分からなかったため、以前の計画とは逆回りの青枯山東尾根〜青笹山東尾根の周回となった。このほうが最初に林道を歩くため、林道が通過できなかったときのリカバリーが容易になる。
結果的に青枯山東尾根を登りで使って正解だったかと。
・丁度稜線から日が差す時間帯に、そこそこ展望のきく場所が数カ所あったこと。
・開けた場所が多く、午前中の晴れた時間帯に遠望できたこと。
・藪が薄く、登りで使うほうが、体力的に楽だったこと。
下りで使った青笹山東尾根を、登りで使った場合、県境稜線に出るまで、だいぶ時間がかかってたと思う。
枯と笹の1字が違うだけの尾根だが、様相の異なる尾根を堪能した。それにしても青笹山東尾根の急坂には、後半足がプルプルして、何度尻餅をついたことか。倒木に頭突きをカマして、たんこぶも一つできてしまった。二日経過したが、筋肉痛絶好調だ。

kaikairei

今週は白根南嶺の未踏尾根2本をトレース目的で雨畑から青枯山・青笹山の藪尾根を歩いてきました。

登路の青枯山東尾根は踏み跡もあり思っていたよりも歩き易くサクサク進みましたが1900m辺りからの深雪で踏み抜きが多くなりスノーシューを装着し踏み抜きは無くなりましたがやっぱり疲れましたね〜。
しかも、2月でロンT1枚というのに汗をかき、まるでGWのような陽気でした。

青枯山山頂は展望も無く、東河内らしく何もない静かなピークなので展望の良い青笹山手前の崩壊地に行くと、南アルプス南部の大展望‼

下山路は青笹山から東尾根。
事前の予想ではこちらのほうが良いルートかと思っていましたが、逆にこちらの方が悪く急坂＆倒木&ラッセルでかなり疲労し、行きはよいが帰りはこわい状態でした（笑）

最近は単独行が多かったですが、今回は頼れる仲間と楽しい山行になりました。
素敵な藪山にお付き合いしていただきありがとうございました！

これで白根南嶺の尾根は残り4つ。（小太郎山西尾根を入れると5つ）
今年のうちに全て登れるのかな？

コメント

tomhig

楽しそうなエリア
去年、井川から山伏狙って林道井川雨畑線を歩き、にわかに山梨側の雨畑川流域が身近な存在になりました。
歩いてみたいなぁと思ってます。
老平から雨畑川からの尾根、ほとんど手付かずです。
それにしてもこの山域歩くのに3人でパーティーが組めるなんて羨ましい限りです。
私が去年、弘法小屋尾根や信濃俣歩いた時でさえ山友さんには魑魅魍魎跋扈する山に映るようですから。

まずは峰山尾根歩こうと思ってます。
それから偃松尾大黒、ランカン、フトオノ尾根…楽しそうなルートめじろ押しですね。
qwgさんとkaikaireiさんのレコ参考にさせてください。

kaikairei

Re: 楽しそうなエリア
コメントありがとうございます！
自分も老平から奥の林道は興味がありながら今まで手をつけなかったので未知の世界でした。
この林道は山伏まで続いてますがゲート以降は荒れていたおり、民家も無いので今後も開通する事は無さそうでした。

本当にこんな変な山行をご一緒して頂ける方が今回のお二人にyamayoさんと沢山居るというのは有り難い事ですし、本当に感謝しています！

自分のレコは適当なので参考になるかは微妙ですけど、とりあえず人間が歩けるルートなので今後も楽しんで歩いてみてください！