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記録ID: 2281788
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

初雪山

2020年03月15日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.2km
登り
1,581m
下り
1,581m

コースタイム

3/15(日)
2:10夢創塾−6:50大地山−10:00初雪山10:20−13:00大地山−15:00夢創塾
天候 曇のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ガスが切れて初雪山が姿を現す
2020年03月15日 08:30撮影 by  ASUS_Z01KDA, asus
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3/15 8:30
ガスが切れて初雪山が姿を現す
栂海新道を眺める
2020年03月15日 09:28撮影 by  ASUS_Z01KDA, asus
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栂海新道を眺める
北方稜線を眺める
2020年03月15日 09:29撮影 by  ASUS_Z01KDA, asus
3/15 9:29
北方稜線を眺める
多幸感のある登り
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多幸感のある登り
犬ヶ岳の展望が素晴らしい
2020年03月15日 10:13撮影 by  ASUS_Z01KDA, asus
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3/15 10:13
犬ヶ岳の展望が素晴らしい
黒部川扇状地と日本海
2020年03月15日 10:17撮影 by  ASUS_Z01KDA, asus
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3/15 10:17
黒部川扇状地と日本海
山頂から気持ちよく滑走
2020年03月15日 10:32撮影 by  ASUS_Z01KDA, asus
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3/15 10:32
山頂から気持ちよく滑走
Summit To Sea
日本海を眺めながらの下山
2020年03月15日 11:30撮影 by  ASUS_Z01KDA, asus
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日本海を眺めながらの下山
山スキーが効率的に使えるかというとそうでもない
2020年03月15日 11:32撮影 by  ASUS_Z01KDA, asus
3/15 11:32
山スキーが効率的に使えるかというとそうでもない
これぐらいの藪は気にならなくなる
2020年03月15日 11:40撮影 by  ASUS_Z01KDA, asus
3/15 11:40
これぐらいの藪は気にならなくなる
大地山から初雪山を振り返る
2020年03月15日 12:58撮影 by  ASUS_Z01KDA, asus
3/15 12:58
大地山から初雪山を振り返る
撮影機器:

感想

初雪山は雪が多い年は小川ダムから入山するパターンもあるが、今年は下部は全く雪がなく激藪漕ぎになることが予想されるので、多少時間がかかっても確実に登ることのできる登山道ルートを選択。ロングルートなので、早めの2時過ぎ発。富山湾の漁火を眺めながら、雪のない登山道をスキー板を担いで登る。

鍋倉山から少し下ったコルでようやくスキーが使えそうな積雪量になるので、ここで板を履く。場所的には小川ダムから稜線に乗る地点でもあるが、やはり藪が濃くてとても登下降に使う気にはならない。睡眠不足もあるのでここで少しツェルトを被って仮眠する。

明るくなって進み始めるが、登山道の付いた尾根状は藪が濃くてとてもトレースできないので、左手斜面をなんとか使いながらシールで登る。ルーファイで手間取ったこともあり、大地山までかなり時間を費やしてしまった。

ルートはここから少し下って、長大な尾根を辿っていくことになるが、ガスが濃くて行く先はあまり見えない。相変わらず藪が濃く、風も強いので中々モチが上がらない。しかし徐々に雲が切れ始め、右手に毛勝や劔岳の威容が見え始める。事前の予報では8時頃から天気は回復傾向とのことだったので信じて進む。

尾根上はアップダウンが多く、山スキーを効果的に使うのが難しい。雪が多ければポコをトラバースでカットできるだろうが、今年は雪が少なくてトラバース不可な藪密度になっているところも多い。

愚直にアップダウンを繰り返して進んでいくと、1222mピークで唐突に青空が広がり、眼前に幅広な初雪山のピークが広がる。右手の北方稜線はその姿をはっきりと現し、あたかもそちらと繋がっているかの様に朝日岳など後立の山々の広大な斜面が連なる(最初はまともに地図を見ずに立山と勘違いした)。初雪山の聳える場所と尾根の絶妙な角度が見せる不思議な錯覚である。

大パノラマ尾根を楽しみながら、10時に気象観測用ポールがシンボリックな初雪山に到着。山頂の向こう側には山岳会に入って最初の合宿で遡行した思い出深い北又谷と、源頭の犬ヶ岳が出迎えてくれる。さらに遠くを見ると焼山の姿も見える。
振り返ると黒部川扇状地と日本海の大展望が広がり、いつまでも眺めていたい気分だが、あいにく風が強い。暴風から逃げる様にスキーで下り、風が落ち着いたところで空撮なんかも楽しむ。

日本海に向かって尾根を滑り降り、大地山手前のコルから再びシール登行。大地山のピークから眺める初雪山の威容は遠近感が効いてまた素晴らしいものがある。最後は藪滑走と担ぎの消化試合で15時に下山。
最初は藪・ガス・強風どうなることかと思ったが、ふたを開けてみれば初雪山の魅力を存分に味わえた山行となった。初雪山は、名前良し、景色良しの名山であった。

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