とにかくしんどかった−笠ヶ岳−

2010年08月07日(土) 〜 2010年08月08日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,863m
• 下り: 1,984m

コースタイム

8/6（金）　
　22:00　自宅発

8/7（土）
　3:00　新穂高温泉駐車場
　6:30　駐車場発
　7:29　笠新道登山口
　13:07　杓子平
　14:22　水場
　14:51　双六分岐
　15:41　抜戸岩
　16:15　テン場着

8/8（日）
　5:00　起床
　5:59　テン場発
　6:20　笠ヶ岳山頂
　13:42　クリヤ谷登山口
　13:55　駐車場
　　　　　　

天候

8/7（土）　曇
8/8（日）　曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

笠新道は長い長い急登
杓子平は気持ちのいいお花畑
抜戸岩も気持ちのいい稜線歩き
山頂付近はガレ場の登山道
クリヤ谷登山道は急登　岩で滑って5mぐらい滑落

写真

8/8 6:47

日本百名山20座目制覇　ばんざーい！！

撮影機器：

FinePix S8000fd 富士フイルム

感想

osktele2

　日本百名山20座目です。
　朝6時30出発、駐車場はかなりの人出です。
　ここは西穂、双六、笠、及ぴ槍方面の登山基地に当たり皆さんここから
出発します。
　駐車場も無科はいっばいで高い駐車料金を払わされました。
　双六、笠方面は笠登山口までは同じ方向でこれまた結構な人出です。
　夏休みの土日絶好の登山日と言うところでしょうか？
　でも天気は今ひとつで、なかなか絶好とは言えません。
　林道を約1時間歩いて笠新道登山口に着きます。
　ここで双六へ行く人とは別になり私たちは笠ヶ岳へ向けて笠新道を登ります。
　登山口でちょっと休憩、トイレをわさぴ平小屋まで行ってすませ、
いざ9時間の山登りに出発です。
　最長時間を記録する登山だけに途中休憩ばかり、息子のうんざりする顔を
無視して休憩しまくり、ついでに昼寝までする始末、
でも皆さんも同じようにしんどいようで抜きつ抜かれつを繰り返しながら
他の人と登ります。
　本当にへばります。
　へぱりながらも何とか樹林帯を抜け杓子平へ到着、ここまで6時間半も
かかりました。
　皆さんここで休憩しています。
　私たちもたくさんの休憩、いつもならこう言う樹林帯を抜けると元気が
かなり出るのですが、さすがに長丁場、そうも行かずにしんどい体を
起こして先に進みます。
　うーん、でも杓子平で1回休憩した後は、身体に元気が出てきたみたい
何か調子よくすいすい進むことができまして、雪渓下の最後の水場へ、
この水場でかなりの回復を見ました。
　ちょうど水も切れたし、ここがなかったら前にも後にも進めなかったかも、
まだここは杓子平の中でもう少し登って稜線に出ます。
　ここでもたっぶり休憩してテン場を目指します。
　もうでもそんなに登りもなく私の大好きな稜線歩きとあって、
　足取りも軽いようです。
　抜戸岩を通り稜線をたっぷりと堪能していよいよテン場に到着、
　16：OOです。歩き始めてから9時間半かかりました。
　コースタイムより1時間半ぐらいオーバーでしょうか？
　今までで一番きつくて長い登山です。
　早速テントを張り、たぷん飯食って熟睡したものと思われます。
　ほとんど思い出せません。
　このキャンプ場は山荘のかなり下にありトイレは山荘まで行かなくては
ならず、岩場の上り下りが大変でした。

　翌朝は5時起床、息子は御来光を見に山頂へ行ったみたいです。
　私は周辺の朝をたんまり楽しんで6:OOテントを撤収して山頂へ出発、
20分ほどで山頂着天気は曇で、遠くはそれほど見えませんが近場にいっばい
いい山容があり写真撮りまくり、山頂に30分ほどいてクリヤ谷方面から
下山します。
　
　途中の岩場で滑って5mぐらい滑落しました。
　途中の木に枝に引っかかってやっと止まった次第です。
　あわてて来た息子に大丈夫かと問われ、身体が2回転ぐらいしましたが
何ともなくちょっと這い上がるのに苦労した程度、又、休憩している登山者にも
頭を打たなかったですかと心配されました。
　私は途中転んでいるときに止まるとでも思っていたのでしょうか？
　まだいくんかよお〜と心の中で言った記憶があります。
　本当に滑落には気を付けましょう。
　あれが岩場でしたらそのままあの世行きになるはずです。

　また、途中の川沿いの岩が冷たくてこの暑い中の下山で岩に抱きつくと
最高の気持ちよさです。
　疲れもかなりぶっ飛びます。
　何とか7時間かけて下山完了、パス停に着いたらもうほっとしました。

　これで終わった、もう歩かんでいい、帰れる、布団に寝られる、
飯食える、風呂に入れる‥。