大崩山 大崩山登山口から周回

2020年03月30日(月) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,339m
• 下り: 1,314m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:03
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:26

6:45 上祝子登山口
7:09 7:13 大崩山荘
8:13 8:38 坊主岩
8:56 9:08 象岩
9:27 9:27 小積ダキ
9:59 10:02 坊主尾根分岐(仮)
10:16 10:16 石塚
10:23 10:29 大崩山
10:33 10:33 石塚
10:45 10:45 坊主尾根分岐(仮)
11:03 11:10 上和久塚
11:38 11:49 下和久塚
12:11 12:20 袖ダキ
13:20 13:25 祝子川渡渉点
13:46 13:47 大崩山荘
14:10 14:10 上祝子登山口
14:11 ゴール地点

天候

時間雨量1mmの雨　気温3〜5℃　微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場が見つからず、登山口入口の道路脇に駐車。駐車場所と思われる場所には、駐車禁止の標識がありました。2台位しか停められませんでした。
すぐ近くの祝子川（ほうりがわ）温泉の美人の湯は4/24までは休業だそうです。ただし、美人の湯の駐車場内もトイレは使えますので、ここを利用しておくことをお勧めします。

コース状況／危険箇所等

危険箇所だらけです。滑落の危険もあるため雨の日は行くべきではありません。
道迷いしやすい箇所も複数ありますのでGPS必須です。
今回は、往路は南側の尾根を登って山頂へ行き、復路は北側の尾根の少し北側斜面をトラバース気味に通りました。
往路は急登が多数あり、ハシゴや鎖場の登り、崖側へ傾いた斜面の鎖場トラバースなど危険箇所が多数あります。特に雨の日はとても滑ります。私のトレランシューズではグリップが効きませんでした。お嫁様のモンベルトレッキングシューズのソール（トレイルグリッパー）はめちゃめちゃグリップしてました。濡れた岩場で最もグリップすると、屋久島ガイドの最高評価があるようですが納得です。今の靴が逝ったら買うことを決めました。トレランシューズもモンベルを1個は買うかも。
復路は本来の登山道の踏み跡が薄くGPSないと雨の日は特にわかりにくいです。今回はピンクテープに沿って行くコースが本来の登山道と異なっている区間がかなりありました。区間によっては、本来の登山道である尾根や岩場が想定される区間を巻いていけるコースとなっていたので、お嫁様の強い要望でテープコースを通りましたが、結果として、ほぼバリエーションルートでした。崩れやすい斜面のトラバースや踏み跡がない区間、本当に登山口に戻れるのか？といういうような箇所、テープがあちこちについていて、どの方向に行った良いのか迷う箇所、安全なルート選択のファインディングが甘い箇所などがありました。だれかが個人的にショートカットしたコースにテープを張っている可能性があります。私個人としては、このようなルートのテープは、過去の経験からテープは信じず、トラックを優先するべきだと主張しましたが・・・。本来の登山道の危険度が判断できない今回のような状況だと、たとえ経験値の少ない同伴者でも、強い要望があれば優先しないといけなくなるかもしれません。そのような場合でもパーティーの班長が全責任を持って安全を確保しないといけなくなるので、覚悟が必要かと思います。
ちなみに往路と復路が合流する坊主尾根分岐点から山頂までは平坦で安全な登山道です。雨の日でなければ、危険度は2まわりくらい下がると思います。

写真

3/30 6:38

今日は九州の大崩山（おおくえやまと読む）です。
ですが、駐車場所がわからない・・・。

3/30 6:38

登山口の標識はあるが・・・

3/30 6:39

近くの広場には、駐車禁止の看板が・・・。
仕方がない。登山口の前、ここに停めよう。
2、3台が限界か？

3/30 6:56

3/30 7:06

ここは、梯子を使わず、下を歩いた方が安全だったと思う。
帰りは下を歩いた。

3/30 7:07

大崩山荘。無人の避難小屋。

3/30 7:08

中は素晴らしくしっかりしています。

3/30 7:11

渡渉もあります。

3/30 7:13

水量が多いと渡れない可能性大。

3/30 7:22

3/30 7:31

ツツジが美しい。

3/30 7:40

ハシゴ。急です。

3/30 8:00

別のハシゴ。こちらは足が地面についておらず不安定です。

3/30 8:05

5分後にまた別のハシゴ。

3/30 8:08

岩の壁

3/30 8:11

また5分後に長いハシゴ

3/30 8:11

3/30 8:11

3/30 8:12

またハシゴ

3/30 8:26

坊主岩。
屋久島っぽい巨岩が沢山あり、眺望は個性的でかなりのものです

3/30 8:28

またハシゴ

3/30 8:29

空中渡り廊下

3/30 8:29

太忠岳・・・じゃかった・・・。坊主岩。

3/30 8:30

なぜここが登山道？

3/30 8:32

3/30 8:45

3/30 8:47

こんな箇所も・・・。
自分はともかく、お嫁様（そう呼べと命令されている）がとても心配で、気が気じゃない。

3/30 8:52

つぎつぎと

3/30 8:52

危険箇所が現れる

3/30 8:52

またか・・・

3/30 8:59

まじか・・・。
これが噂に聞く象岩。

3/30 9:00

おちたらサヨナラポイントだ！！
お嫁様を連れてきたのを後悔した・・・。
だが、お嫁様のモンベルの靴に救われたm(__)m。
濡れた石でもめちゃめちゃグリップする！！
モンベル、ありがとうございました。

3/30 9:01

ちなみに・・・私の靴ではグリップしません・・・

3/30 9:01

岩場のトラバース渡り切ってパチリ。

3/30 9:18

3/30 9:01

小積ダキ。
これから行く岩です・・・。マジか・・・

3/30 9:20

こんなところまである。
容赦ない。

3/30 9:24

あれだ！！あの岩が小積ダキの頂点！！

3/30 9:25

頂点で！！

3/30 9:25

小積ダキから通ってきた岩場のトラバースを臨む。

3/30 9:34

谷向こうには岩場！！
あそこを通るのか？？とビビって地図を見ると、・・・。
復路はこの岩尾根の向こう側の斜面をトラバースすることがわかり、少し安心する。

3/30 9:59

坊主尾根分岐点から山頂までは平坦で安全な登山道。
美しい樹林です。

3/30 10:23

大崩山山頂！！

3/30 10:56

洞穴も

3/30 11:32

復路のテープをたどっていくと、こんなトラバース・・・

3/30 12:13

滑る

3/30 12:14

滑る

3/30 12:47

どんどん

3/30 12:52

雨も激しく

3/30 13:07

渡渉、

3/30 13:17

渡渉がいくつも

3/30 13:31

もうおなか一杯

3/30 13:32

3/30 14:10

無事戻りました。
おしまい。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ(ジオラインLW) ミレーメッシュシャツ(ドライナメッシュシャツ) ズボン 靴下 手袋 防寒着（化繊の上着） 雨具 サロモン（スピードクロス4GTX） ザック(パーゴワークスrush28) 行動食 水1L 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ（レッドレンザーＭＨ5） 予備電池 GPS(ガーミンMAP64S 予備のe-trex30) 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 サングラス ツェルト（juzaのEMシェルター） スマホ トレッキングポール（シナノ　フォールダーフリー115）

コメント

white-fairy

温泉情報
はじめまして。
美人の湯、やはり現在休業中ですか。雨の中の登山、下山後の入浴はどうされましたか？

雨の中、グリップの効かない靴で、さぞ 怖かったよう。ご無事で 良かったです。

グリーン☕⛷

Re: 温泉情報
はじめまして。
そうなんです。休業中で残念でした。
天岩戸温泉も休業中でした。
コロナ災ですね。
温泉はあきらめ、宿泊先のゲストハウスいわと　のシャワーで済ませました。
まさか、温泉天国の九州で・・・・という感じでした。
ちなみ、自分のグリップが効かないのは、注意すればなんとかなるのでそれほど怖くなかったのですが、お嫁様（そう呼べと命令されている）が大丈夫かどうか不安で怖かったです。