ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2369318
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

富山〜伊予ヶ岳〜富山

2020年05月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:47
距離
17.1km
登り
1,163m
下り
1,158m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
1:22
合計
5:48
7:33
9
無料駐車場
7:42
7:42
32
8:14
8:21
4
8:28
8:37
3
8:40
8:40
41
9:21
9:26
28
9:54
10:00
5
10:05
10:12
7
10:19
10:23
23
10:46
10:59
13
11:12
11:12
8
11:20
11:30
47
正寿院前(昼食)
12:17
12:17
3
12:20
12:26
2
12:28
12:30
2
12:32
12:40
28
13:08
13:13
8
13:21
無料駐車場
LAPLAND
天候 晴れ時々驟雨
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
▽南房総市富山無料駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
 19年の台風被害と思われる倒木が目立ちます。富山の伏姫籠穴コースは特にひどいという情報から回避しました。伊予ヶ岳の西からの登路も上級アスレチックコース状態で、下りは相当難儀すると思います。
 伊予ヶ岳のロープ・鎖場は頂上直下の数十m区間で、ロープがないと下るときに冷や汗かくポイントが1、2か所というところ。不慣れなハイカーが多いので渋滞と落石、滑落接触などの二次災害に特に注意。
福満寺入口の登山口
2020年05月30日 07:43撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 7:43
福満寺入口の登山口
福満寺山門を振り返る。向こうは海
2020年05月30日 07:44撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 7:44
福満寺山門を振り返る。向こうは海
倒木の道。通行不可の立て札があったが今はさほどではない
2020年05月30日 08:05撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 8:05
倒木の道。通行不可の立て札があったが今はさほどではない
根こそぎの倒木も
2020年05月30日 08:17撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 8:17
根こそぎの倒木も
観音堂。ボロボロでした
2020年05月30日 08:20撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 8:20
観音堂。ボロボロでした
伏姫籠穴ルート分岐には枝の通せんぼ
2020年05月30日 08:24撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 8:24
伏姫籠穴ルート分岐には枝の通せんぼ
富山山頂
2020年05月30日 08:30撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 8:30
富山山頂
山頂展望台から館山方面
2020年05月30日 08:31撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 8:31
山頂展望台から館山方面
岩井海岸
2020年05月30日 08:31撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 8:31
岩井海岸
鋸山方面
2020年05月30日 08:33撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 8:33
鋸山方面
展望台と頂上広場
2020年05月30日 08:38撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 8:38
展望台と頂上広場
こんなジグザグの林道を下り伊予ヶ岳へ
2020年05月30日 08:45撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 8:45
こんなジグザグの林道を下り伊予ヶ岳へ
林道を出ると前方に伊予ヶ岳が
2020年05月30日 08:52撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 8:52
林道を出ると前方に伊予ヶ岳が
ここをスイッチバック
2020年05月30日 08:55撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 8:55
ここをスイッチバック
サクラソウの仲間かな
2020年05月30日 08:57撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 8:57
サクラソウの仲間かな
畑の道で富山を振り返る。上空は夏の雲。暑い
2020年05月30日 09:13撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 9:13
畑の道で富山を振り返る。上空は夏の雲。暑い
伊予ヶ岳西側登山口。倒木がひどいと聞くが「通行止め」ではない
2020年05月30日 09:24撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 9:24
伊予ヶ岳西側登山口。倒木がひどいと聞くが「通行止め」ではない
登山口から仰ぐ伊予ヶ岳
2020年05月30日 09:24撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 9:24
登山口から仰ぐ伊予ヶ岳
ひどい倒木。これは序の口
2020年05月30日 09:31撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 9:31
ひどい倒木。これは序の口
ホタルブクロ
2020年05月30日 09:49撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 9:49
ホタルブクロ
東屋前から伊予ヶ岳
2020年05月30日 09:51撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 9:51
東屋前から伊予ヶ岳
伊予ヶ岳南峰山頂
2020年05月30日 09:58撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 9:58
伊予ヶ岳南峰山頂
富山を望む
2020年05月30日 09:58撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 9:58
富山を望む
北峰を望む
2020年05月30日 09:59撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 9:59
北峰を望む
天神様周辺を見下ろす
2020年05月30日 09:59撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 9:59
天神様周辺を見下ろす
北峰へ移動し、南峰山頂の岩場を振り返る
2020年05月30日 10:07撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 10:07
北峰へ移動し、南峰山頂の岩場を振り返る
富山へは下の車道ではなく左画面外の田舎道を辿る
2020年05月30日 10:07撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 10:07
富山へは下の車道ではなく左画面外の田舎道を辿る
無事下山
2020年05月30日 10:45撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 10:45
無事下山
天神様
2020年05月30日 10:47撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 10:47
天神様
屋根越しに見上げれば伊予ヶ岳南峰(直後に降られ、しばし立往生)
2020年05月30日 10:50撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 10:50
屋根越しに見上げれば伊予ヶ岳南峰(直後に降られ、しばし立往生)
富山へ戻る道すがら。山の上にはまた雨雲
2020年05月30日 11:44撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
2
5/30 11:44
富山へ戻る道すがら。山の上にはまた雨雲
再び林道登って鞍部の広場へ
2020年05月30日 12:17撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 12:17
再び林道登って鞍部の広場へ
岩井海岸の北寄り。遠くの船の上は城ヶ島か
2020年05月30日 12:18撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 12:18
岩井海岸の北寄り。遠くの船の上は城ヶ島か
佐久間ダム湖でしょうか
2020年05月30日 12:22撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 12:22
佐久間ダム湖でしょうか
愛の鐘と背後の巨木
2020年05月30日 12:31撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 12:31
愛の鐘と背後の巨木
整備された階段の道だが歩幅が合いにくい
2020年05月30日 12:49撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 12:49
整備された階段の道だが歩幅が合いにくい
下山口の民家のアジサイとサツキ
2020年05月30日 13:10撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
5/30 13:10
下山口の民家のアジサイとサツキ
無料駐車場へ帰着
2020年05月30日 13:22撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 13:22
無料駐車場へ帰着
ここが経営するお風呂を利用。ほぼ貸し切りでした
2020年05月30日 14:38撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
5/30 14:38
ここが経営するお風呂を利用。ほぼ貸し切りでした
撮影機器:

感想

 3月の大山以来、山に行っていない、というか行けない(きちんと政府の要請に従ったので)。やっと県内なら「不要不急」もOKとなったものの、あいにく千葉県に高い山はない。ならば低山を組み合わせてやろうと思いつき、千葉のマッターホルンこと伊予ヶ岳と、富士山ならぬ「富山に(一日に)二度登るバカ」を演じる往復コースを歩いてきた。300m級×3で、なんとか標高差900mを歩いたことになった。
 他人との接触をなるべく減らすべく、鉄道をやめて自家用車で内房線岩井駅方面へ。里見八犬伝にあやかる観光用の無料駐車場に車を止めた。先客は3台ある。
 午後から大気が不安定でにわか雨もあるとの予報だが、日差しはたっぷり。ただ、午前7時半の段階ですでにやや暑く、怪しい夏雲が空の多くを覆っている。「富山表登道」の石碑で車道をそれ、福満寺山門を左に見て墓地のわきを登り始めた。
 ヤマレコの先人の記録では、台風の影響でコースに倒木が多いという。実際、残骸は目についたがここから富山までに関する限り、すでにほぼ整理済だった。登山口に「倒木のため通行不可」の看板が残っていたが、せいぜい「倒木注意」くらいにした方がいいだろう。
 ほどなく狭いコンクリート舗装の登山道に合流した。福満寺わきの集落からの道らしい。やがて擬木の階段が整備された土の道に変わったが、久々の山道、しかもこの暑さで結構こたえる。相当汗を絞られて7合目。樹間に海自館山基地の沖ノ鳥島が見える。
 低山のありがたさで、7合目とくれば着いたも同然。7分後には富山南峰の観音堂に着いた。ちらりと瞥見し、危なっかしい石段を戻って北峰山頂を目指す。通せんぼされた伏姫籠穴コース分岐と愛の鐘を経て、里見八犬士終焉の地の広場に着いた。東屋から岩井海岸がよく見える。
 その先、階段状の道をひと登りで山頂に着いた。展望台は360度の絶景だが、霞んでいるので富士山は見えない。蜂の音にドキッとしたが、大きいけれどおとなしいクマンバチでほっとした。
 一休みしたので次なる伊予ヶ岳を目指す。広場の先は舗装された林道だった。歩きやすいが、そこそこ勾配があるので膝に注意して下る。植林帯の日陰なので涼しい。その林から出て果樹園と畑の中の道に変わると、正面に伊予ヶ岳の雄姿が見えた。
 車1台分ほどの幅の田舎道を気持ちよく歩く。地形図の138m水準点がスイッチバックする分岐で、ゆっくり下って車道をクランク状に横断。さらに緩い丘を越えると次の車道に至り、左に少し行った所が伊予ヶ岳の”西口”六地蔵登山口だった。倒木に関する注意書きは特にない。
 細道を登りだすと廃屋に導かれてしまった。手前に右へ踏み跡があり、草の中に道標もある。雑草をかき分けていくと、早速、倒木が待っていた。広い板橋のようなものを通り、再び草の中の道標を見つけて右に折れると、その先はまさに倒木のオンパレード。よじ登ったりくぐったりを15分ほど続けて、なんとか天神郷からの登山道に合流した。
 子供連れの目立つ急坂を7,8分登ると視界が開け、東屋が立っていた。この先がロープ場のようだ。汗を拭き、息を整えてひとアルバイトすると、360度の展望が待つ伊予ヶ岳南峰に到着した。西に富山と辿ってきた田舎道が見え、その右遠くに鋸山の峰が望める。東京湾は霞みがちだが、三浦半島はなんとか見えている。
 暑いので休憩もそこそこに北峰へ。ここはさらに狭い山頂なので、景色を見たらすぐ失礼して樹林の中の登山道で涼みながらひと休みした。とりあえず、予定の二峰を制覇したので後は戻るのみ。どこか良い所で弁当にしたいが、まだ10時半にもなっていないので、とにかく下山することにした。
 ロープ場ではひと声かけて先行させてもらい、整備のいい急坂を下って20分ほどで平群天神社に到着した。振り返ると南峰の岩場がそそり立ち、その上には何やら不穏な雲が・・・。いやいや、まだ午前中だぞ、雨が降るには早すぎると自分に言い聞かせて、どこか座ってお握りを食べる所はないかと見回していたら、あろうことか大粒の雨が降り出した。
 軒下で雨宿りしながら傘を出し、ついてないと独りごちた。幸い雨雲は広がらないようだったので、少し小やみになったところでとりあえず歩きだした。案の定、ほどなく雨は上がり、暑い日差しが戻ってきた。山から離れた場所では雨もさほど降らなかった様子で、正寿院というお寺の入口に座って弁当にした。
 あまり降ったらそのまま下の道を戻る気だったが、これなら予定通りもう一度富山を登るコースで行けそうだ。当の富山の上に重苦しい雲がかかっているのは気にしないことにして、元来た道を戻る。林道に差し掛かると、道端に貸し出し用の杖が置いてあった。いささか疲れたので今度はその竹の杖を借りて登る。
 里見八犬士終焉の地の広場では年配グループが昼食中だった。もう一度展望台に寄って東京湾に別れを告げていたら、また雨粒が落ちてきた。自分の雨男ぶりに半ば呆れながら福満寺への登山道へ向かう。今度は傘を差すまでもなく雨は上がり、ぬかるみにはならずに済んだ。
 富山と伊予ヶ岳の間は標高が100mほどあったので正味200m余りの登降だったが、ここは正味300m以上の下りとなる。ありがたく借り物の杖にすがり、集落の方へ下山した。福満寺の山門わきに寄って杖を返し、夏のような日差しの下を駐車場へと戻る。この暑さの中でのトータル900mの登降で、運動とダイエットという目的はそれなりに達成できたようだ。
 車に乗ると、たっぷりかいた汗を流しに保田漁協直営のばんやの湯へと向かった。
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:627人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら