荒船山の快適登山
- GPS
- 04:24
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 756m
- 下り
- 745m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:15
ツレ曰く、登る前は「上る山じゃなくて、観る山じゃないの」と思っていたけど、「登っても楽しかった」と言っていました。
雨上がりで心配していましたが、天気も良くなり良い山行となりました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
新型コロナウイルス感染症対策である。都道府県境の越境が許された翌日。かねてから計画していた「荒船山」へいつものツレとやってきました。
前夜道の駅「しもにた」泊の予定を東京は雨・雨・雨という状況から朝5時出発に変更して内山峠に到着したのは7時5分。6台目として余裕の到着です。身支度をしている間に3台ほど増えましたが、駐車場のキャパとしては余裕です。車と車の間は余裕を持って停められていますが、それでも10台以上は駐車可能。下山時(11時半)には2台程帰った車もありましたが、路肩にも邪魔にならないように車が停まっていました。
駐車場から鋏岩まではなだらかな登り。下山時に「こんなに登ってきたっけ」と言うほど昇りを感じさせない程度でした。。。が、意外と下りも多かったので、予想通り帰路には「登り」として立ちはだかることに成りますが、それほどきつくなく気持ちの良いコースです。
一杯水を過ぎた先の梯子から滝の上部は登山道が岩となり、濡れていることもあって慎重な足運びが必要です。ここでも、ロープや木を目一杯使って安全に登っていきます。
途中、滑りやすい急斜面を登る際にもロープの助けを借りましたが、泥が付いていて手袋がドロドロに。。。(帰路は登山者総出で握って泥を除去したため「単なる便利なロープ」となっていました)。
今回の一番の難所はと聞かれれば、この斜面ですかね。。。
斜面を登り切って、登山靴の裏にたっぷり泥を仕込んだ状態では、とても危険なトラバースが待ち構えていました。泥を落として、ロープのお世話になりながら一人づつ慎重に進みます。ロープのテンションが弱く遊びがあるので、帰路に見たら何人かが一段下まで滑った足跡が目立っていました。
そうやって艫岩の上部に出てしまえば、後は気持ちの良い林間コースをのんびり進むだけです。艫岩の上で最初に目にするのはレトロなハイキングコースの看板「荒船艫岩西端」と書かれています。
そして、艫岩展望台。内山峠から荒船山ピストンで唯一形式の良い場所ですので、座り込んで景色や食事を楽しんでいる方も居ました。清々しい気持ちになりました。
※展望台以外からも覗き込みたい気持ちは分からないでもありませんが、危険ですから指示に従いましょう。
ちなみに、展望台も柵など一切ありませんから写真に夢中になって前に出過ぎないようにご注意願います。
避難小屋は雨風はしのげるようですが、トイレは使用禁止となっていました。老朽化が進んでいます。
展望台からは岩の上の台地の林間コースを南に進めば山頂です。三角点もありました。山頂標識は「経塚山」です。
山頂の少し先を下ったところに転がる小さな岩を椅子にしておにぎりを2つエネルギー補充してから下山です。
林間コースを軽快に進み、展望台で再度景色を満喫し、鋏岩からは、こんなに登ってきたっけ?と歩を進めて無事下山しました。
一杯水上部の岩道や急坂、トラバースは相変わらず慎重さが求められましたが、それ以外の場所は、滑りやすく慎重に登ってきたところも結構乾いていて危険個所は減少し、気持ち良く降りてこられました。
コメント
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「いつものツレ」という冒頭の表現に思わず笑いを誘われてしまいましたが、いい山でしたね。奥様云われるように”登る山というより観る山”というのも当たっている気もします。重厚感のある上州の航空母艦です。頂上は鬱蒼とした樹林の中ですが、私は確か冬だったので明るい陽射しの山頂でした。季節が違うとずいぶんと印象が違うものだなーと拝見しました。いいなと思ったのがマツダランプの看板。今やこういった指導標も歴史的なモニュメントになり得ますね。あ、そうそう「鶴の舞」は絶妙な命名で座布団一枚!ですが、これはマムシグサではないでしょうか。調べ てみてください。クリンソウはよく名前が分かりましたね。名前の由来は勉強になりました。
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