三頭山・倉掛山
- GPS
- 08:40
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,475m
- 下り
- 1,521m
コースタイム
天候 | 快晴。Tシャツ+登山シャツでちょうど良かったです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
藤倉 15:30発 武蔵五日市行き。白倉で満席。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
紅葉は1000m付近から色付き始めた感じ、1500m付近はほぼ錦秋。 ・ムロクボ尾根 取付は三頭橋を渡って直ぐの交通規制区間の看板の所。整備された結構登りやすい道。深山橋が樹林の向こうでどんどん下になります。750m程の尾根の合流点は丸山と言うらしい。看板があります。その先は一旦傾斜は弛み813mを過ぎた先から所々急登。最後ツネの泣坂を急登するとヌカザス山。 ・入小沢ノ峰付近 幾つか入小沢ノ峰への登りで県界尾根方向に迷い込んだ記録を見かけたので、右側に注意して登ってみました。踏み跡なんてモンじゃない立派な道あり。こりゃ知らなきゃ引っかかっても無理はない。先の方は県界尾根辺りで不明朗になるようですが、県界尾根に出てから尾根を忠実に辿れば、入小沢ノ峰へ「金風呂」表示の方から上がれるし、県界尾根で折れ曲がる作業道を捕まえてそれを登れば、入小沢ノ峰先の作業道の分岐に出られます。正規の登山道は尾根を忠実に登る。急登なので巻きたくなる気持ちは判りますが、ご注意を。 入小沢ノ峰を過ぎれば急坂はナシ。三頭山の北側を巻いて御堂峠に向かう辺りから、尾根筋の踏み跡を直接西峰に上がりました。本日、西峰まで誰にも会わず。 ・都民の森 団体さんやら個人やら、バンバン登ってくるので.....。慣れていない方は、降りの私が待っているのに待っちゃったり、紅葉談義を始めたり.....。というのが鞘口峠まで続きます。そのような訳で余分に時間をみた方が良いかと。なお、鞘口峠ー森林館より北側はほとんど人が入らないようです。炭焼き小屋から砥山までは、九十九折りの緩い坂をゆったりと静かに歩けました。 ・倉掛尾根 988mピークから倉掛集落に降りれるハズと踏んでいましたが、今回もそのルートは見あたらず。これかな?という尾根を940mまで降り、やっぱり違うと戻りました。988mは南側を林道で巻くしかないようです。この辺でウダウダしていて戦意喪失。この先はおとなしく林道を降りました。 APRS VX-8D + SRH940 144.66MHz 1200bps 5W WIDE1-1 マニュアル送信で運用。 深山橋、813mピーク周辺では拾ってもらえず。ヌカザス山辺り、入小沢ノ峰、鶴峠分岐、三頭山はOK。鞘口峠は上手く行かず、森林館ではOKです。砥山の手前、風張峠手前はOK、倉掛山、倉掛集落周辺は拾ってもらえずです。電波が届かないと言うより、デジピート局の隙間を突くのが難しい(送信局側では拾えない、別の局からのAPRS信号をデジピート局が受けている)のが原因のように思えます。 興味のある人はGoogle MAPS APRSで"JH1LEF-7"を検索してみてください。 |
写真
感想
大岳山・御前山・三頭山・川苔山・鷹ノ巣山・雲取山。以上六山が私の決めた奥多摩の主要な山。登る山域は思いっきり偏ってますが、登る山は余り偏らないようにしています。大岳山・川苔山・雲取山は6回登頂。三頭山、御前山、鷹ノ巣山が5回組。今回は5回組から三頭山にしてみました。
登路は、未だ辿ったことのないムロクボ尾根側からのルートにしてみました。去年は渇水で奥多摩湖の浮橋が取り払われてしまい、奥多摩湖側からの登路は、実質ムロクボ尾根だけになってしまって人気のルートになったようです。でも、本来はヌカザス尾根の方が人気があるよう。静かな山歩きになるだろうと思ったら、なんと三頭山まで全く誰にも会わず。おかげで気兼ねなくユルユルと歩くことが出来ました。
ところが、この好天気。三頭山から森林館までは次から次へと登って来る人だらけ。百名山もそうですが、人気のコースは人が群れているけれど、ちょっと外すと誰も居ない。それぞれ違うことをしているようで、考えることはみんな一緒に見えます。なんだか考えさせられるコースでした。それにしても、皆さん列をなして登って楽しいのかしらん?
三頭山と来れば、リベンジしないといけないルートが。一昨年の11月7日に、オマキ平から三頭山を越えて藤倉に降りるルートを辿ろうとして、見事に倉掛尾根でコースアウト。日没間際に藪の中で大苦戦。暗い夜道を藤倉から小岩まで歩くハメになりました。道無きルートも合わせて、その後の山行回数50数回。もはやかつての私ではない!......でしょう....たぶん。という訳で、降りは三頭山から倉掛山のルートにしてみました。
とは言っても小心者なので、登りは深山橋からで、スタートを一時間早くし、前半で時間を稼ぎました。レストラン「とちの実」で鋭気を養い、イザとなれば戻る時間と体力を確保。おまけに今回は無線機付き。まぁ、大事ない......でしょう....たぶん。
結果はやはり988mピークから倉掛集落に行くルートは見つけ出せず。これか?と思う尾根を、一旦940m辺りまで降りましたが、やっぱり違うと登り返して林道へ。988mピークの南を巻きましたが、見上げた感じでは、988mピークから倉掛尾根は、露岩もある急な尾根。ちょっと降りれるような感じには見えない。上から見ても「そっちは違うなー」と見えたところを降らねばならないようです。988mから降りようとルートを探し回っても解らないハズです。
林道がカーブする所のミラー横に踏み跡があり、ちょっと入って見ましたが、結構か細い。既に降りたり登ったりしたので戦意喪失。めんどくさいや、林道降りちゃえで、その後は林道を降りました。倉掛尾根は、いずれ、おとなしく下から辿って見ることにします。
コメント
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a tomさん、こんにちは、miketamaです。
入小沢ノ峰、迷われた方のレコわたしも見ましたので、よくまあ自分は行って来られたと感心(?)しますが、わたしが訪れた当時と様子も変わったのでしょうね。
『→金風呂』表示の道は見ただけでドン引きしました。
以前、a tomさんの倉掛尾根のレコお邪魔しました時、
「おぉ〜、」
と思い読みまして、すぐあきらめました。
…次回はおとなしく下から上がる、とのことですが。
わたしも興味を持ちまして調べていましたら(モチロン下から)、藤倉バス停近くに簡略化された地図(イラスト状態)があるらしい、以前は落合から倉掛山への『ハイキングコース』だったようですね。
その地図ですと32曲坂、白岩集落を過ぎる、廃村・茗荷平の道と分けて倉掛山山頂に至ってしまう超簡略地図 →でも、a tomさんは特に記載していないようですから、今は撤去されたのかもしれませんね。
檜原村郷土資料館に地図があるらしい、まで調べたのですが、あくまで『らしい』で確証はないです。
藤倉バス停からは村の乗り合いバス、檜原村デマンドバスが運行されていて、落合橋から白岩までも辿り着けそうもないワタシには『お気に入り 』登録にしてあります。
倉掛尾根リベンジ・チャレンジ、おつかれさまでした!
お天気の日曜日、羨ましいです。
miketamaさんこんばんは。
玉川キャンプ場から入小沢ノ峰まで、尾根筋を忠実に辿った経験があるので入小沢ノ峰あたりは少々土地勘があります。皆さんヌカザス尾根を上がられますが、実はもっとも楽に入小沢ノ峰に登れるのは、玉川キャンプ場から件の作業道を上がるルートじゃないか?と思ってます。機会が有れば、作業道ルートも辿って見ようと思ってます。
それにしても、おツネの泣坂とはどこを言うのか?泣きながら歩き回ったのかなぁ.....って思える位、ヌカザス山・入小沢ノ峰あたりは急な坂があらわれますね。坂が急で泣いた訳ではないようですが....。
倉掛尾根は下から奥多摩周遊道路まで、舗装された林道が通っており、それを辿る限りは迷う要素がありません。でも、そこを通っただけじゃぁ、楽しくないじゃないですかぁ。上部は林道の直ぐ脇にむかし道が残っていて、私はそっちを通ってます。また、下から倉掛集落までは、林道が大きく迂回しているので、むかし道が残っているようです。倉掛集落から988mピークまでは私も良くわかっていません。が、廃道フェチみたいな山歩きになるみたいです。
倉掛集落もそうですが、他に尾根通とか、鷹ノ巣山の奥集落など、こんな山の上まで....と思うような所に人が住んでいて、結構ビックリしたものです。が、考えてみれば、水さえ手に入るなら、谷底の日の当たらない所より、こっちの方が日当たりが良く住みやすそう。昔の人はよく観察して、ちゃんと住みやすい所に家を建てたんですね。感心して見ています。
おっしゃっている地図は、写真を追加したものではないかと。今でも残ってます。デマンドバスは平日のみの運行なので、私は使える機会がありません。が、使えるなら、ささっと倉掛山からの展望を楽しむのも良いかなと思います。
昨年12月10日に「入小沢ノ峰」を外したtackerqです。
外した理由を知るため、行かなければならないと思っていたところにa tomさんのレコが。
拝見して、状況、ルートを理解することができ、とてもすっきりしました。
ありがとうございます。
a tomさんのレコを参考にさせて頂き、自分でも実踏してみたいと思います。
tackerqさんこんばんは。
実は11/10夜に不幸な事故がありまして….。パソコンがぶっ飛んでしまいました。返事が遅れてすいません。泣ける〜〜〜〜。
個人的に誤った記録は大変貴重なものと思ってます。錯誤はどういう状況で起きるのか?他の方の経験でも、実際に調べてみると、なるほどねー、と思える部分があるものです。登山は結構、経験がものを言う所がありますから、他の方の経験でも覚えておいて、機会があれば自分の経験ともできるよう、心がけるようにしているつもりです。もう体力で押し切る年齢ではないので、ミスをしないよう経験でカバーするしかないものですから…..。
tackerqさんの記録は雪の中でのこと。同じ場所でも違った光景だったのではないかと思います。そのような機会があれば、また訪ねてみたいと思います。
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