榛名山(ゆうすげの道〜相馬山〜二ツ岳)-賑やかな夏山

2020年07月31日(金) [日帰り]

• GPS: 06:46
• 距離: 11.8km
• 登り: 833m
• 下り: 822m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:19
• 休憩: 1:27
• 合計: 6:46

9:02 県営松の沢グラウンド駐車場
9:38 9:43 磨墨岩
9:49 9:50 磨墨峠
10:06 10:07 相馬山の鳥居
10:31 10:45 相馬山
11:04 11:05 相馬山の鳥居
11:21 11:22 黒髪山神社の鳥居
11:26 11:26 ヤセオネ峠
11:44 11:51 オンマ谷駐車場
12:18 12:21 孫岳
12:43 13:23 雄岳
13:47 13:52 雌岳
14:48 14:57 オンマ谷駐車場
15:19 15:19 ヤセオネ峠
15:48 15:48 県営松の沢グラウンド駐車場
15:48 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県立榛名公園松之沢グラウンドの駐車場を利用(無料)。
9:00頃到着で先客1台のみ。綺麗で大きいトイレがある。

コース状況／危険箇所等

よく整備され荒っぽい箇所は少ない。
分岐は多いが標も多く道迷いの危険はない。

【ゆうすげの道〜磨墨岩〜磨墨峠】
木道の散歩道から始まり全般的に非常に平坦な道が続く。
磨墨岩の往復だけは中々の急登。頂上にハシゴ有り。

【磨墨峠〜相馬山の鳥居〜相馬山】
鳥居までは木段や石段でよく整備され斜度もそれなり。
鳥居から先はひたすら急登が続き鎖やハシゴが頻出する。

【相馬山の鳥居〜黒髪山神社の鳥居】
平坦で歩き易い散歩道。

【黒髪山神社の鳥居〜ヤセオネ峠〜オンマ谷駐車場】
全面舗装路で緩やかな下り。一部山道を歩くルートも選べる。
オンマ谷駐車場にはトイレと水場(非飲料)がある。風穴にはベンチあり。

【オンマ谷駐車場〜孫〜雄〜雌】
基本的にどのピークも斜度キツめ。また山頂は狭い。
-孫
地図上にルートが無い。道は不明瞭で細く歩きにくいが
ピンクリボンがとても多くあるので慎重に辿れば山頂を踏むことは難しく無い。
-雄
道は岩が多い。山頂直下に電波塔があり開けたスペースがある。
-雌
木段が多い。木段は濡れていると恐ろしく滑る。

【雌岳〜オンマ谷周回路】
斜度は緩いが足場は石が多かったり茂っていたり、
部分的に起伏があったりして意外と歩き易くは無い。

写真

7/31 8:58

9:02 【松の沢グラウンド駐車場】から遅めのスタート

7/31 9:02

ゆうすげの道へ。木道から花々を楽しむ。

7/31 9:04

さっそく様々な植物が迎えてくれる

7/31 9:06

榛名山周辺はトンボだらけ

7/31 9:07

ノハナショウブ…のはず！

7/31 9:09

ツリガネニンジン

7/31 9:13

ピカピカのコガネムシ

7/31 9:14

そしてユウスゲ！遠いところにばかり咲いているので撮るのに苦労した。

7/31 9:17

マツムシソウ

7/31 9:20

ヒョウモンチョウ。花の上でくるくる。

7/31 9:21

ゴマダラカミキリ。長〜い触角がカッコいい！

7/31 9:23

これもノハナショウブかな。カキツバタかも？

7/31 9:29

綺麗な形のユウスゲ！

7/31 9:31

ようやく登山道に。ゆうすげの道で30分も楽しんでしまった。

7/31 9:35

まずは磨墨岩を目指す。かなりの急登。

7/31 9:37

頂上直下には長めのハシゴあり

7/31 9:38

9:38 【磨墨岩】に到着

7/31 9:39

高度感はすごいが…霧しか見えない。

7/31 9:50

9:49 来た道を戻って【磨墨峠】に到着。立派な四阿がある。

7/31 9:55

徐々に斜度があがる。長〜い石段。

7/31 10:03

そして長〜い木段。濡れているとかなり滑る。

7/31 10:06

10:06 【相馬山の鳥居】に到着。霧中の鳥居が良い雰囲気。

7/31 10:09

相馬山はひたすら急登。鎖が出てくる。

7/31 10:10

梯子も頻出する。長〜いダブルハシゴ。

7/31 10:19

黄色の小っちゃいお花

7/31 10:30

赤い鳥居が見えたら間もなく山頂

7/31 10:34

10:31 【相馬山】に到着！汗だくだ。

7/31 10:35

霧で真っ白ゼロ展望。代わりに様々な動植物が見られた。

7/31 10:38

ヤマユリとアゲハチョウ

7/31 10:38

羽がかなり痛んでいる。近づいても逃げない。

7/31 10:36

ホタルブクロ。あちこちで咲いていた。

7/31 10:33

ニホントカゲ！尻尾がキラキラなのでまだ幼体。

7/31 10:42

アサギマダラ！生き物いっぱいで楽しい。

7/31 10:42

霧中で蝶々を追いかけていたら晴れ間が出てきた

7/31 10:59

満足して下山開始。濡れて滑るハシゴ下りはスリリング。

7/31 11:04

11:04 【相馬山の鳥居】まで帰還。ヤセオネ峠を目指す。

7/31 11:06

立派なお地蔵様

7/31 11:15

晴れてきた。日差しが嬉しい。

7/31 11:21

11:21 【黒髪山神社の鳥居】に到着。しばらく舗装路歩き。

7/31 11:27

伊香保森林公園入口からオンマ谷方面へ

7/31 11:33

綺麗なホタルブクロの群生

7/31 11:35

長い舗装路歩きで徐々に下る

7/31 11:44

11:44 【オンマ谷駐車場】に到着

7/31 11:49

トイレと水場(雨水)がある。この時期のドア無しトイレは中々壮絶だった。

7/31 11:53

登山道に入ってすぐ生い茂った斜度キツめの岩道

7/31 12:05

晴れたり曇ったりを繰り返す

7/31 12:11

孫岳への分岐点。地図に道は無いが寄ってみることに。

7/31 12:15

道は不明瞭で細い。ピンクリボンはこれでもかと沢山あるので従って歩く。

7/31 12:18

12:18 【孫岳】に到着。分岐から10分もかからず。

7/31 12:19

山頂は狭いが展望あり。ガスっているが雄岳が見えた。

7/31 12:19

異様に目立つ雄岳の電波塔

7/31 12:30

正規ルートに引き返して雄岳を目指す

7/31 12:32

霧の樹林帯に陽が射して少し光芒が見られた

7/31 12:41

サクッと電波塔に到着。ここが山頂だと思っていたら違った。

7/31 12:41

電波塔の脇から更に3分ほど歩く

7/31 12:44

12:43 【雄岳】に到着！山頂は狭い。

7/31 12:44

こちらも西側への展望あり。雲間からわずかに湖北の山が見えた。

7/31 12:46

右のデカいのは烏帽子ヶ岳かな

7/31 12:56

電波塔まで戻り開けたスペースで休憩。ちょうど天気も良い。

7/31 12:53

目に鮮やかなシモツケソウ

7/31 13:03

誰も居ない草っ原でのんびり昼飯。おにぎりの美味しい季節だ。

7/31 13:34

雄岳を降りて最後の雌岳を目指す

7/31 13:37

雌岳はとにかく木段が多い。そしてめちゃ滑る。

7/31 13:40

歩幅が固定されるし正直無いほうが歩き易い

7/31 13:47

13:47 【雌岳】に到着！

7/31 13:49

東側への展望があるのだが、、ガスガス…

7/31 13:50

うっすら大きな施設が…。伊香保スケートリンクとある。

7/31 14:01

七合目避難小屋まで下山。壁の無い避難小屋は初めて見た。

7/31 14:05

カエルちゃんがいた。近くで足踏みしても全く動じない。

7/31 14:19

オンマ谷周回路への分岐点

7/31 14:32

しばし歩くとオンマ谷の説明書。「御馬谷」「御魔谷」など諸説あるらしい。

7/31 14:35

この木道もメチャ滑るので注意

7/31 14:36

ハイキングロードみたいなものかと思っていたが、起伏があってそこそこ険しい。

7/31 14:46

榛名山にもクマが出るようだ。写真がヒグマで笑った。

7/31 14:48

オンマ谷風穴。クーラーのような冷風が吹いていて気持ち良かった。

7/31 14:55

冷風でクールダウン休憩

7/31 14:57

オンマ谷駐車場まで帰還。後は駐車場まで戻るだけ。

7/31 15:12

最後の山道を登りきると夏空だった

7/31 15:17

花を愛でながらダラダラ歩く

7/31 15:20

ツマグロヒョウモン

7/31 15:22

夏空と真っ赤な鳥居は良く合う

7/31 15:31

外輪山を眺めながらひたすら真っすぐな道を歩く！

7/31 15:39

ようやく全貌が見れた榛名富士！

7/31 15:49

15:48 【松の沢グラウンド駐車場】に帰還！楽しい山行だった！

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL7 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック カメラ ゲーター

備考

水2240ml持参 → 残500ml

感想

げんじゅ

長すぎる梅雨明けが待ちきれず、雨が降っても影響が少なそうな山として選んだ。
榛名富士や鬢櫛、烏帽子、岳掃部ヶ岳は登頂済みなので未踏の湖東側を歩くことに。
思いの外晴れ間も見られ、花も生き物もたくさんで楽しい山行になった。

-天気と気候
予報に反して雨には全く降られず、時々晴れ間もあって予想外に好天だった。スタート標高1000m超えのため涼しさも感じられたが、相馬山も二ツ岳も風の無い樹林帯が多く蒸し暑さで汗だくになった。
二ツ岳周辺は冷房のような冷たい風が吹いてくる不思議な場所が数カ所ある。

-難易度
榛名の他の山と同様にどのピークも短距離の急登急降だが、相馬山は鎖とハシゴが頻出するので他の山と同じ感覚では挑まない方が良い。
また二ツ岳の孫岳は雄雌と比べて道が若干不明瞭で細いので初心者は寄らない方が良い。

-人
平日なこともあり山中であったのは10名未満。ゆうすげの道周辺は登山者以外にも散歩者やカメラマンがちらほら見られた。

-筋肉痛記録
8/1 広背筋：弱　ふくらはぎ：弱　尻：弱　太もも：微弱
前回山行から1ヵ月以上開いたので山筋が少し落ちた気がする。