【過去レコ】石鎚山登山★鎖場全て登りきるも二度目はないかも?
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,849m
- 下り
- 1,832m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:45
天候 | 平地は晴れ、山中は雲の中。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山地図で確認しながら指導標の示す方向に行けば迷うことはないですが、夏休み期間ということもありハイカーはそこそこいました。 鎖場には全て巻き道があるので回避して山頂に登れます。試し鎖はかなりの割合で挑戦する人が多く渋滞していました。が、登るにつれ鎖場を使う人も減っていき、三の鎖ではごく少数の若い男性しか挑戦していませんでした。 当日は雲が低くロープウェイを降りて少し登ると雲の中を歩く状態で、岩や路面等が濡れていたのも鎖を使用する人が減っていった理由かも知れません。 |
写真
装備
個人装備 |
ウインドブレーカー
長袖シャツ
半袖シャツ
サポートシャツ
ズボン
サポートタイツ
パンツ
靴下
グローブ
カッパ上下
帽子
帽子止め
軽登山靴
ゲーター
ザック
ザックカバー
レジャーシート
登山地図
地形図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
メモ帳
ファストエイドキット
スマートフォン
腕時計
ビニール紐
アーミーナイフ
ライター
ローソク
レスキューシート
ラジオ
カメラ
熊鈴
ミニランタン
調光眼鏡(ケース)
老眼鏡(ケース)
眼鏡バンド
モバイルバッテリー(コード)
トイレットペーパー
ポケットティッシュ
ウェットティッシュ
バンダナ
レジ袋
ゴミ袋
使い切りカイロ
保険証
クレジットカード
現金
飲料
おにぎり
非常食
折畳傘
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感想
いつもタイトルは「散歩」としていますが、さすがに今回のは「散歩」ではなく「登山」としました。西日本最高峰の山で鎖場が四箇所もあるので。しかし、鎖場と天狗岳をパスするなら「散歩」でも構わないかも知れません。実際に散歩の延長のような服装と靴の人もいました。
しかし、ここの鎖場(特に三の鎖)は予想以上にきついものでした。うちの嫁が中学生の時に、学校行事で男女関係なく全部の鎖場をジャージとズック靴で強制的に登らされたそうです。三の鎖を登っている時に、うちの嫁の上の女子がフリーズして泣き出したので、うちの嫁が頭でその女子の尻を突っつき叱咤激励してなんとか登りきったという事です。まるで軍隊の新兵訓練だなと思いました。
自分の中学校も6月の雪渓の残る大雪山赤岳をジャージにジャンパーをひっかけてスノトレ(雪用スニーカーみたいな靴)やゴム長で歩きました。たまたま天気が良かったので無事下山出来ましたが、悪天候になればたちまち零下の世界で、低体温症と滑落の危険性が増します。先生方も気象予報を見てから判断し決行したのでしょうが、非常装備どころかカッパすら持たない約200名の集団が固まって高山に登るのは、いろんな意味で現在ではアウトでしょう。高山植物に詳しい先生が、花を見つけては解説していたのがほのぼのと記憶に残っていますが、下山したら花の名前は全部忘れていました(笑)
それに比べ、高校生の時に登った十勝岳は、終始ガスの中で展望も花も記憶になく、黒と白の世界をただ黙々と山頂に向かい、到着しても寒さのためすぐ下山しました。なんの苦行をしているのか分からない山行だったので、二度と山には登りたくないと思った生徒は多かったのではないでしょうか。
まあこのように、日本は戦後も相変わらず軍国主義教育が続いていたという事です。現在の学校教育はどうなのかは分かりませんが、劇的に進歩していると信じたいですね。
話が脱線しましたが、現在ここの鎖場を自分が完登できるかというと、まず無理でしょう。5年前は事前に伊豆ヶ岳の男坂の鎖場を登ったり、腕立て伏せや減量をしたり体を作っていったので、空で2.5kgもある大型ザックにいろいろ詰め込んで約6kgを背負ってもなんとか登れました。が、今はデブった上に筋力もないですからね。そう考えるとうちの嫁が中学生の時に鎖場を完登したというのは凄い事です。またいつか石鎚山に登る事があったとしても鎖場を完登する事はもう二度とないかなと思います。
2020年8月 作成
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