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Yamareco

記録ID: 2467056
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

越後駒ヶ岳 滝雲からもらったパワーで

2020年08月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:06
距離
14.9km
登り
1,223m
下り
1,224m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:14
休憩
0:46
合計
8:00
4:25
25
4:50
4:51
47
5:38
5:39
37
6:16
6:16
38
6:55
6:55
74
8:09
8:09
18
8:26
9:05
13
9:18
9:26
45
10:11
10:11
31
10:42
10:43
35
11:18
11:18
46
12:03
12:04
23
12:26
12:26
2
12:28
ゴール地点
天候 梅雨明けの晴れ☀️
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日日帰りで登った平ヶ岳の鷹ノ巣登山口から銀山平の温泉に寄って枝折峠の駐車場に移動して車中泊で備えました。滝雲目当ての多数のカメラマンと登山者で夜の7時には8割近く埋まっていて、朝の3時には満車になっていました。下山した昼の12時過ぎには路駐も10台近くいましたが、道路が狭いので路駐は避けるべきかと思います。となると好天予報の週末だと車中泊一択となります。立派な駐車場でキレイな水洗トイレはあるものの、利用者が多い割に売店や手を洗う水はありません。車中泊の場合、その前提での準備が必要です。

蛇足ですが銀山平の白銀の湯には500ml500円、350ml400円の缶ビールの自販機があり、ここで買えば枝折峠まで15分でぬるくならないうちに移動できて、枝折峠で冷たいビールを飲むことができます。
コース状況/
危険箇所等
全体を通じてぬかるみが多くスパッツ(ゲイター)があった方が良いです。

危険箇所は、前駒から駒の小屋下までの岩綾斜面です。ストックは仕舞って慎重に行きましょう。
その他周辺情報 帰りは、15分かけてでも銀山平まで戻って奥只見シルバーラインを通った方が良いという意見もヤマレコにありましたが、暗く狭いシルバーラインは好きでないこともありそのまま352号線を下りました。そんなに長くないし取り立てて走りにくい道とは感じませんでした。
夜明けが近づく
2020年08月02日 04:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 4:18
夜明けが近づく
駐車場に直結する登山口。
トイレの裏から。
2020年08月02日 04:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 4:18
駐車場に直結する登山口。
トイレの裏から。
雲海が育って来て
2020年08月02日 04:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 4:22
雲海が育って来て
登山道は三脚立てたカメラマンが多数
2020年08月02日 04:32撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 4:32
登山道は三脚立てたカメラマンが多数
日が昇るごとに雲海の動きが活性化して
2020年08月02日 04:32撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 4:32
日が昇るごとに雲海の動きが活性化して
滝のように流れ落ち出す
2020年08月02日 04:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
2
8/2 4:39
滝のように流れ落ち出す
なんて姿に見惚れながら先を目指さなくちゃ
2020年08月02日 04:42撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 4:42
なんて姿に見惚れながら先を目指さなくちゃ
最初のうちはこんな感じ。
駒の湯への分岐パート1。
2020年08月02日 04:48撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 4:48
最初のうちはこんな感じ。
駒の湯への分岐パート1。
神社⁉︎
2020年08月02日 04:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 4:49
神社⁉︎
テンション上がる標識
2020年08月02日 04:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 4:49
テンション上がる標識
木道もあり
2020年08月02日 04:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 4:49
木道もあり
最初のピーク、明神峠
2020年08月02日 04:51撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 4:51
最初のピーク、明神峠
ここでやっと越後駒ヶ岳が視界に入って来た。モルゲンロートに染まって。
2020年08月02日 04:56撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 4:56
ここでやっと越後駒ヶ岳が視界に入って来た。モルゲンロートに染まって。
太陽も☀️
2020年08月02日 04:58撮影 by  Canon EOS M6, Canon
4
8/2 4:58
太陽も☀️
明るくなって来た登山道
2020年08月02日 04:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 4:59
明るくなって来た登山道
2020年08月02日 05:02撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 5:02
雲海が見事に滝雲になって流れ落ちる。
カメラマン、ここまで来ないけどここがベスポジかも。
2020年08月02日 05:02撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
8/2 5:02
雲海が見事に滝雲になって流れ落ちる。
カメラマン、ここまで来ないけどここがベスポジかも。
木道もあり
2020年08月02日 05:19撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 5:19
木道もあり
遥か遠くにエチコマ。
しかも大きい😅
あんなところに辿り着けるのか⁉︎
2020年08月02日 05:24撮影 by  Canon EOS M6, Canon
2
8/2 5:24
遥か遠くにエチコマ。
しかも大きい😅
あんなところに辿り着けるのか⁉︎
青空に力がもらえるけど猛暑の予感💦
2020年08月02日 05:43撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
8/2 5:43
青空に力がもらえるけど猛暑の予感💦
陽が高度を上げて来るとともに
2020年08月02日 06:07撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 6:07
陽が高度を上げて来るとともに
雲海は撤収
2020年08月02日 06:07撮影 by  Canon EOS M6, Canon
2
8/2 6:07
雲海は撤収
そうこうしてるうちに、駒の湯への分岐パート2に。こちらが普通の合流箇所。
2020年08月02日 06:17撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 6:17
そうこうしてるうちに、駒の湯への分岐パート2に。こちらが普通の合流箇所。
じわじわ
2020年08月02日 06:17撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 6:17
じわじわ
じわじわ
2020年08月02日 06:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 6:18
じわじわ
のどか
2020年08月02日 06:28撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 6:28
のどか
百草の池
2020年08月02日 06:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 6:54
百草の池
先を目指して
2020年08月02日 07:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 7:14
先を目指して
振り返ると雲海も消えていて
2020年08月02日 07:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 7:14
振り返ると雲海も消えていて
2020年08月02日 07:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
2
8/2 7:20
かなり高度を上げて
2020年08月02日 07:28撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 7:28
かなり高度を上げて
陽がどんどん高くなり
2020年08月02日 07:28撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 7:28
陽がどんどん高くなり
こんな道を進み
2020年08月02日 07:37撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 7:37
こんな道を進み
岩場を進み
2020年08月02日 07:44撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 7:44
岩場を進み
駒の小屋が近づき
2020年08月02日 07:57撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 7:57
駒の小屋が近づき
山頂が見えて来た
2020年08月02日 07:57撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 7:57
山頂が見えて来た
駒の小屋到着
2020年08月02日 08:02撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 8:02
駒の小屋到着
山頂までのビクトリーロードを進み
2020年08月02日 08:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/2 8:18
山頂までのビクトリーロードを進み
雪渓も近くなって来て
2020年08月02日 08:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/2 8:21
雪渓も近くなって来て
登頂❣️
2020年08月02日 08:28撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 8:28
登頂❣️
八海山が間近❣️
2020年08月02日 08:53撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
8/2 8:53
八海山が間近❣️
山頂でまったりして
2020年08月02日 08:55撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/2 8:55
山頂でまったりして
下山開始
2020年08月02日 09:04撮影 by  Canon EOS M6, Canon
2
8/2 9:04
下山開始
下りも先は長い
2020年08月02日 09:57撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 9:57
下りも先は長い
最初の大きな登り返しを登って小倉山に到着。
駒の湯との分岐。
2020年08月02日 10:42撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 10:42
最初の大きな登り返しを登って小倉山に到着。
駒の湯との分岐。
登り返しは繰り返し
2020年08月02日 10:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 10:49
登り返しは繰り返し
まあまあ登り
2020年08月02日 11:13撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 11:13
まあまあ登り
道行山分岐
2020年08月02日 11:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/2 11:18
道行山分岐
奥只見湖も見えて来て
2020年08月02日 11:25撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 11:25
奥只見湖も見えて来て
大きな3回目の登り返しの明神峠。
あとちょっと
2020年08月02日 12:04撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 12:04
大きな3回目の登り返しの明神峠。
あとちょっと
三角点だけのピークを過ぎて
2020年08月02日 12:04撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 12:04
三角点だけのピークを過ぎて
2020年08月02日 12:11撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 12:11
駐車場が見えて来た
2020年08月02日 12:27撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 12:27
駐車場が見えて来た
ゴール❣️
2020年08月02日 12:30撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/2 12:30
ゴール❣️
撮影機器:

感想

昨日の平ヶ岳の疲れが取れないものの、ピーカンが予想される中での登山となるので、消耗の少ない早朝にスタートすることにしました。幸先よく雲海が日の出とともにダイナミックに流れ落ちる滝雲を絶好のスポットで見ることができました。それを撮るためのカメラマンが登山道に三脚を並べます。もう少し登ればもっと良いところがあるのに、なんて登山者にしかできない優越感を味わいながら歩を進めます。明神峠まで登ったあとは大きく下り、そこから緩いアップダウンを繰り返しながら距離的にほぼ中間地点の小倉山まで再び大きく登るもののまあまあ歩きやすい道。最初のうちは昨日の平ヶ岳に比べれば高速道路みたいなんて不遜なことを感じもしました。でもそれは最初だけ。はるか遠くにモルゲンロートに赤く染まった越後駒ケ岳の姿を目にしたときには、あまりに遠く、あまりに大きくて愕然。裾野にとりつくまでがいかにも長い。小倉山からまたまた大きく下り漸く裾野にたどり着きます。ここまでの間に多数のぬかるみがあり、最初のうちは気になるものの、靴の中に入らなければ良いくらいのラフな気持ちに変わって来ます。

山頂直下の肩の小屋に向かっては、斜度がそこそこあるちょっとした岩稜があるので注意が必要です。とはいえ、ここで一気に標高を稼ぐことができ小屋までは割とあっという間にたどり着きます。岩場はそこが良いですね。ぬかるみは豊富な水の賜物。小屋では雪解け水がジャバジャバ出ていて冷たく美味しい水を補給することができます。これからの季節水の補給は大切だけど往復分を担ぐには辛いのでかなり助かります。この日の私は、登りよりも下山時の方がたくさん水を消費しました。枝折峠ルートだとほぼずーっと尾根伝いに進み日射を浴び続け、下山時も登り返しが多いためです。

小屋ではコロナ対策で記帳を求められます。ただ、名前と市町村のみなのでホントに発症したときに実効性があるかどうかは疑問です。前日に入った銀山平の白銀の湯では番地や電話番号まで求められました。小屋から山頂までは長いビクトリーロード。青い空と白い雪渓にコントラストと色彩を楽しみながら20分ほどで到着。山頂にはベンチもあってゆったりとした気分でおなかを満たすことができます。晴れてはいるものの急にガスったりしていて、目の前の八海山が見えたり見えなかったり。姿を現したときには、荒々しい山容に多くの人がシャッターを切っていました。八海山は人気者。

山頂でゆっくりして下山開始。小屋でしっかり水を補給します。これは大正解。帰着したときには飲み干していたので補給しなかったらと思うとぞっとします。小屋からの下山は岩稜を下るところから始まります。登るときは急に見えたけど下りの方が足の置き場が見えやすくてラク。下りのクライマックスはここではなく小倉山、道行山の分岐と明神峠への3つの登り返しとなります。それぞれは大したことないけど、暑さと繰り返すアップダウンに食傷気味に。対策としては、行きにしっかりと帰りには登ることを認識して地形を頭に入れてメンタルとフィジカルを備えておくことだと思います。明神峠を過ぎれば後はあっという間。気がついたらゴールでした。

越後駒ケ岳、山容が美しく眺望も素晴らしく大満足です。ぬかるみはご愛嬌ということで。

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4/5

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