鳳凰三山でこれからの小屋利用を考える。
- GPS
- 07:23
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 528m
- 下り
- 2,125m
コースタイム
天候 | 1日目:快晴時々ガス 2日目:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉駐車場(100台、750円/日) 住所:〒407-0055 山梨県韮崎市清哲町青木3350 緯度経度: 35.713923 138.35354 日帰り入浴も可能で営業時間は7時00分〜21時00分、料金は1000円(営業期間は4月末から11月上旬)。 登山口ナビ:青木鉱泉駐車場 https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-2623 ・ 登山口までの道路状況 一部未舗装路の区間やガードレールのない離合の困難な区間あり。 また、落石や陥没箇所が非常に多いです。 ・ 雁坂有料道路 普通自動車、小型自動車、牽引自動車が軽自動車等の連結車 740円 https://www.fruits.jp/~karisaka/index.html ・ トイレ 青木鉱泉、薬師岳小屋、鳳凰小屋 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 山と高原地図 記載エリア : 北岳・甲斐駒(南アルプス) 標準コースタイム : 約13時間(初日:5時間30分、翌日:7時間30分)+下見。 標高 : 観音岳(2840.7m) 標高差 : 青木鉱泉より(1750.7m) 中道(中道登山道〜薬師岳)の区間は、以前山と渓谷の特集「日本の名急登100」の標高差・沿面距離・平均斜度の総合偏差値で見た100急登ランキングで15位でした。 健脚者であれば日帰りで周回できるコースで例年なら自分もそうしているんですが、今回は別の下見目的もあり1泊2日のプランニングとしました。 やまクエ:鳳凰山 12時間20分コース(一泊二日) http://www.yamaquest.com/detail/hoosan-2841/3056.html 初日のログはアップするとヤマレコ側でコースタイムの計算ができずアップできないため、2日目の薬師ヶ岳小屋からのレコのみアップしています。 |
その他周辺情報 | ・ 最終コンビニ セブンイレブン韮崎円野店 山梨県韮崎市円野町上円井3075 0551-27-2116 甲府方面から北上しナビの案内で最終となるコンビニでしたが、韮崎市内の鳳凰三山への案内看板はもっと手前にあります。 案内看板に従って行った方がアクセスは楽かと? ・ 下山後のお風呂 青木鉱泉(最も近い) https://www.mountaintrad.co.jp/~aokikosen/ ・ 石和健康ランド https://www.kur-hotel.co.jp/isawa/ 石和から登山口まで約1時間半。 現在は、通常営業に戻っています。 サービスポイントなどがたまっているので、特別宿泊券と交換して利用しました。 1000P 特別招待券3枚(お風呂) 1300P 特別宿泊券1枚(ホテル) 2500P 特別宿泊券2枚 2500P ランド・ホテル共通利用券8枚 5000P 特別宿泊券6枚 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
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感想
(1)
今年はコロナの影響で、北アや南アなどはテント場まで完全予約制の処が殆どではないでしょうか?
そうなると逆に不安なのが、多少体調に不安のある人でも無理して行く人がいるのではないか?と言うこと。
なので、今年は無理だろうなぁーッと思っていました。
が、感染予防対策を本当に徹底している山小屋も多いみたいなので調べてみた処。
鳳凰三山の薬師ヶ岳小屋は、宿泊者同士のソーシャルディスタンス確保の為に、定員を大幅に減らして個室込みでたったの13名で制限(通常40名)しているとのこと。
また、宿泊する場合は事前に2週間前からの体温チェックを推奨(もちろん自分は毎日検温しています)し、また予防のため自身のシュラフとマット、消毒液、ジップロックや紙袋 (トイレで利用した紙類は各自で持ち帰り)、マスク、体温計などの傾向を条件としているほどの徹底ぶり。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=3080946188649810&id=1416083288469450
・ 山小屋が感染予防対策を本当に徹底している。
・ コース上は、日帰りで歩くことも可能なので、そもそも宿泊を予定に入れていない人も多いだろうと言う希望的観測。
・ 薬師ヶ岳小屋はテント場がないので、取り敢えずテントを担いで行って悪天候なら予約してないけど逃げ込もうと言う人自分本位な人もいないだろう。
と言うことで、もし空いているようなら行ってみようか?と電話確認したところ、まだ空室があるとのことでした。
更に、8月21日で営業終了になるとのこと。
https://ameblo.jp/yakushidake-koya/
滑りこみセーフですね。
(2)
テント泊が好きなので、基本的に小屋は利用しない方なんですが、鳳凰三山を最初に登った頃は改修工事中だった薬師ヶ岳小屋。
まさかコロナが原因で訪れることになるとは ・・・ 。
夕飯は、おでん。
朝食は、鮭。
小屋に入るなり写真撮影はダメだと(小屋番さんに確認が必要で、メニューなども金額などかわるからアップされると困るとのこと)。
また、ヤマレコについては「私たち山小屋の人間は全員が大ッ嫌いですから」とのこと。
(3)
登山者のマナーが低下しているので、嫌な想いをすることも多いらしい。
それは山小屋の関係者だけでなく利用者も同様に感じることはある。
自分が予約した小屋の名前も分からない登山者。
暑さで倒れてもう少しで死にかかって小屋に電話して助けを求める登山者。
4時までに到着するように予約時に念を押されている筈なのに、遅れて来る登山者。
中には、5時をすぎてから到着する人も。
小屋がコロナ対策を万全にしていても、ずっと堰が止まらない登山者も。
実際、変な人はいる。
貴重品などを入れて持ち運ぶ、サコッシュとかは必須だと思った。
(4)
今後のコロナ後の山小屋について、いい経験をしたと言うことでしょうか?
小屋がコロナ対策を万全にしていて(ビニールが全面に敷かれた隔離部屋のような部屋)も登山者の質が低下していることは否めない。
暑かったので、2シーズンシュラフとマットあれば屋外のベンチで寝れるくらいの条件。
更に昨今はテントも軽量化してきていて、依然と違い感染予防の意味でもパーティーでも各自がソロテントに泊まることを推奨されている時代。
小屋の利用は、やっぱりちょっと躊躇してしまう。
あと3ヶ月もしたらスノボのシーズン。
それまで我慢かな?と思うけど、海水浴場と一緒でゲレンデまで閉鎖されそうな勢いだな。
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