巻機山 マッキーひとりぼっち・・・？（by堀江謙一）
クライムジャンキー
体力度について
- GPS
- 05:18
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,356m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:16
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
駐車場が広くなって、トイレも綺麗になったら、駐車場前泊の登山者が増えそうですね。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは桜坂駐車場トイレ前、桜坂駐車場登山口にあり。登山道に危険箇所はありません。4合目手前と六合目手前のスリッピーな箇所は予想外に乾いていて、今日はコケなかったです。三日前のレコを見たら悲惨な状態だったので心配していたんですが・・・杞憂に終わりました。 |
| その他周辺情報 | その他周辺情報 下山後の日帰り温泉は｢金城の里｣(350円)がお薦めです。月曜日が定休日です。 お土産には 高千代酒造株式会社「純米吟醸酒巻機」、八海醸造株式会社｢清酒坂戸山」を是非・・・「飲みやすくスッキリした味わい」ですよ！ そして お酒好きの方には❝雄々しくキリッと締まった原酒の味わい❞の八海醸造株式会社「清酒金城山」もお勧めです。 |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー（登山中毒者）でございます。
本日は 台風12号の影響で明日予定していた越後駒ヶ岳が雨で中止となり、巻機山を雨が降る前の午前中にと思いましたが、どうやら朝の内から雨の予報でしたので、急遽、夜勤明けでしたが、本日は曇りでてんくらの予報も雨が降らないB判定でしたのでサクッと巻機山本峰のピストンで紅葉と草紅葉の状況確認の為に いつもの様に井戸尾根コースをゆっくりと歩いて参りました。台風の影響で風が強く吹いている中、マッキーに今年度5回目、またまたソロで登って参りました。夜勤明けでしたので、AM10:30スタート、てんくらの予報では巻機山標高2,000m地点のPM0:00の気温は12度で風速9mでB判定、PM3:00の気温は10度で風速8mでやはりB判定と風が強かったです。いつもの事ですが、8合目付近からは帽子も飛ばされそうになるほどの強風でした。風速10mを越えると危険かと思います。
本日はシルバーウイークの4連休後の平日の木曜日でしたので、AM10:00過ぎの桜坂駐車場は僕の車以外はゼロ、一台も停まっていませんでした。今まで 巻機山に50回以上登っていますが、桜坂駐車場に車が一台も停まってないのを見たのは初めてです。スタート時間も遅いので 今日は巻機山を独り占めできるなんて、贅沢な山行になると思って、御機屋〜巻機山本峰〜御機屋に戻ると若い男性が一名・・・。初めて人間に会いました。先に下山し八合目付近で後ろに人の気配が・・・何とヤマレコユーザーの❝超人のkaise877❞君でした。御機屋に男性一名がいたと話すと、それは職場の後輩とのことでした・・・。この後、kaise877君はあっという間に走り去り・・・しばらくすると後輩君も あっさりと僕を抜き去り、走り去って行きました・・・。
小さめの40リットルのザックに、水は2リットル用意していましたが、前回よりも気温も低くなり、風もあったので、あまり汗もかかず、水の消費は1リットルで済みました。おまけに 紅葉には まだ早いし、花もほとんど咲いていないし、標高を上げるとガスで眺望は悪くなって、結果的に早めにサクサク登れました。遅いスタートでしたので、早めに下りてこれて良かったです。
南魚沼市のAM11:00の気温は23.5度で湿度は70％でしたので、登り始めは少しだけ蒸し暑かったですが、風もあり、PM0:00の気温は25.5度で湿度は50％、PM1:00の気温は26.5度で湿度は48％、PM2:00の気温は27.0度で湿度は48％でした。三日目の雨で登山道は超スリッピーだったのは皆さんのレコを見て分かっていたので、今日はどれだけ回復しているか、おっかなびっくり歩いていましたが、予想以上に登山道の湿り気は回復していて今日は一回もコケませんでした。いつもでしたら 特に六合目前後は粘土質の箇所はスリップに要注意ですが今日は右・・・左と比較的に乾いている箇所を歩いてほぼ完璧でした。尚 トレッキングシューズも殆んど泥汚れなしで、水洗い無し・・ブラシで軽く払うのみでOKでした。しかし 八合目付近からは地形上の関係で最も風当たりが強くなって来たのと、気温も下がって来たので、薄いウインドブレーカーを着用しました。この辺りからはガスと強風で、何にも見えません・・・。その後は避難小屋〜御機屋〜巻機山本峰まではずーっとガスの中・・・。たまに 割引岳が見える位・・・。顔に見える三ツ池もガスの中・・・で。薄っすらと・・・。結局 今日はクマの足型は見えませんでした・・・。谷川連峰も大源太山が見えただけです。苗場山もギリギリ見えません。越後駒ケ岳と八海山と中ノ岳は一瞬だけ見えました。武尊山、皇海山、日光白根山、至仏山、燧ヶ岳、平ヶ岳も見えません・・・。
今日の巻機山登山は僕とkaise877君と後輩君の三人で独占させて頂きました。残念ながら ❝マッキーひとりぼっち❞とは行きませんでした・・・。
紅葉前のこの時期 花は少なかったです。ミヤマガマズミの赤い実、オオカメノキの実、クロヅルの実、ノリウツギ、イワショウブの実、モウセンゴケ、キンコウカ、オヤマリンドウ、ジョウシュウオニアザミ、イタドリ、シラネニンジン、ガンコウランの実、ネバリノギラン、アカモノの赤い実、クロマメノキの実、ヒカゲノカズラetcが咲いていました。
因みに 井戸尾根コースのフルコース(個人的に名付けているだけです)とは 桜坂駐車場登山口から井戸尾根コースを御機屋、御機屋から山頂、牛ヶ岳先のVS までのピストン、御機屋から割引岳までのピストン、御機屋から避難小屋まで下り、避難小屋から水場、米子沢源頭付近の甌穴(おうけつ)までのピストン、ニセ巻経由井戸尾根コースを桜坂駐車場登山口までのルートです。
春から夏にかけてのお花畑はニセ巻から避難小屋間、朝日岳分岐から牛ヶ岳間、御機屋から割引岳への鞍部、避難小屋から水場に向かう左側斜面、米子沢源頭付近の斜面です。
それぞれ 若干の植生の違いや 雪の残りかたによる季節感の違いが見られたり、眺望も場所によって少し違いが感じられます。
危険な所はありませんので 時間と体力のある方にはお勧めです。
出来れば 残雪(ソリ遊びも出来ます)と春の花が咲き始める5、6月と7月のニッコウキスゲがスゲーッ！と8月のコバイケイソウと錦秋に染まる紅葉の9、10月etc と季節を変えて登って見ると 巻機山の魅力が益々感じられると思います。
お花畑以外の見所は 五合目から見える米子沢越しのニセ巻、大源太山や谷川連峰の一部が見える眺望、六合目手前のブナの美人林、六合目から見えるヌクビ沢越しの天狗岩と割引岳、森林限界を越えた七合目からの北アルプスや谷川連峰の見える大展望、八合目から富士山も、八合目からの階段を登りきって稜線に出ると向かい右に熊の足形、向かいの“大きい土手”には巻機山本峰山頂、御機屋、割引岳が見え、眼下には水量豊富な米子沢や点在しているオオシラビソの林が広がります。避難小屋先の竜王の池に“逆さ巻機山”が映りますし、御機屋から山頂の中間にある三ツ池はよく見ると人の顔に見えます。御機屋や山頂からは西から南にかけての眺望が良く、牛ヶ岳先のVS と割引岳からは東から北にかけての眺望が良いです。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・
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