初沢山(東京里山100選)と大日堂(多摩100山)と尾根緑道

2020年10月03日(土) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 24.1km
• 登り: 344m
• 下り: 411m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:55

8:24 高尾駅
8:34 8:34 高尾天神社
8:41 8:49 初沢山
9:12 9:13 湯殿川 上流端
9:21 9:22 館町清掃工場入口交差点
9:54 9:55 東京家政学院入口
10:10 10:16 大日堂
10:21 10:21 七国峠
10:46 10:46 七国峠入口
11:41 11:42 小山内裏公園 東展望広場
12:04 12:04 尾根緑道南多摩斎場入口
12:58 13:15 昼食休憩
13:19 淵野辺駅

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

JR高尾駅からスタート
JR淵野辺駅がゴール

コース状況／危険箇所等

特に危険な場所は無し。前々日に雨が降ったためか、硬い土の場所は滑り易く注意が必要でした。

写真

10/3 8:18

JR高尾駅からスタートです。

10/3 8:23

JR高尾駅の通路から見える京王電鉄。
今まで高尾駅では北口に出るか、京王に乗り換えるか　だったので、南口に出るのは、今回が初めてです。

10/3 8:30

初沢山へのエントリー。高尾天神社の鳥居があります。

10/3 8:30

神社への参道でもあるため、長い階段です。

10/3 8:31

電車の音が聞こえるので、振り向くとこの眺め。

10/3 8:32

二宮尊徳像にマスクがつけられています。

10/3 8:34

ところどころに、山頂への案内板あり。

10/3 8:36

整備されていて歩き易いです。

10/3 8:37

山頂はもうすぐ。

10/3 8:41

初沢山、山頂です。初沢山ではなく「初沢城跡」と書かれています。以前は山城だったのですね。

10/3 8:41

初沢山が遺されているのは、やすべえさん　のおかげだそうです。やすべえさん、ありがとうございます！

10/3 8:42

開発の危機に晒されたが、市民の皆さん、八王子市長、都知事の尽力で、落城を免れたとのこと。

10/3 8:45

三角点。

10/3 8:48

下ります。

10/3 8:50

東京都水道局の初沢排水所。

10/3 8:51

10/3 8:53

下って、公道に出ました。振り向くとエントリーはこんな感じ。

10/3 8:56

住宅地を下っていきます。

10/3 8:57

先ほど登った初沢山。

10/3 9:03

10/3 9:11

湯殿川の上流端です。
湯殿川は、多摩川の支流の浅川の支流です。
JR横浜線の片倉駅から京王片倉駅に行く際に、渡っている川なので、馴染みがあったのですが、まさかこんな所で上流端に出会うとは、驚きました。

10/3 9:21

しばし、舗装路の歩道を進みます。交通量は多いですが、ずっと歩道があったので、安心して歩けました。
八王子市から町田市へ。

10/3 9:32

一旦、境川を渡ります。

10/3 9:33

神奈川県相模原市へ。

10/3 9:45

再度、境川。

10/3 9:47

しばらく境川沿いを歩きます。

10/3 9:49

境川は文字通り市境、県境を流れています。

10/3 9:51

町田駅辺りから上流は、東京都町田市と神奈川県相模原市の境を流れています。が、長い間に流れも変わったりしているので、現在の境川と東京都町田市と神奈川県相模原市の境は、完全には一致していません。

10/3 9:56

再び舗装路。トンネルは嫌だなぁ。

10/3 9:57

が、歩道もしっかりと、しかも高い位置に設けられているので、問題無く歩けました。

10/3 9:59

紅葉の気配。

10/3 10:03

大日堂へはここから登ります。標識などはありませんでした。なので、私有地かも？と躊躇しました。

10/3 10:04

山道になりました。

10/3 10:06

この辺りで左側の藪で”ガサガサ”と音がしました。

10/3 10:07

地面を掘り返した様な跡もあったので、おそらく先ほどの音はイノシシだったのだと思います。

10/3 10:08

10/3 10:11

大日堂に到着。特に山頂標識などはありませんでした。

10/3 10:11

碑には、「七国山関七州見晴台跡」と書かれています。

10/3 10:11

七つの州が見えたそうですが、今はまったく眺望ありません。
その七つとは、武蔵、相模、甲斐、信濃、安房、下総、上野だそうです。甲斐(今の山梨県)とか、信濃(今の長野県)って見えるのか？山梨と長野の高い山が何とか見えるってことなのでしょうね、おそらく。更に、安房と下総は見えるのに、上総が見えないのはナゼだ？などと色々、不思議に思います。

10/3 10:11

ベンチが二つ。

10/3 10:14

少し奥に歩くと、三角点発見！

10/3 10:15

下ります。

10/3 10:17

ところどころに標識があります。

10/3 10:20

10/3 10:32

ビューポイントからの眺め。北側ですね。八王子駅前のビルも見えます。

10/3 10:34

10/3 10:35

整備されていて歩き易いです。

10/3 10:45

一旦、舗装路へ。

10/3 10:45

ここから出てきました。標識は無いので、ここから大日堂へ行こうとするのは、少し勇気がいるかもしれません。

10/3 10:47

そして、ここからまた山道。標識が無いので、ここに入るのも勇気がいりますが、

10/3 10:48

ちゃんと整備されていて、問題なく歩けました。

10/3 10:50

10/3 10:54

またまた舗装路へ。

10/3 10:54

国道16号のバイパスを超えます。

10/3 11:01

そして、住宅街を抜けて国道16号(バイパスじゃない方)に出ました。

10/3 11:03

温泉に入りたい、、、、がまだまだ歩きます。

10/3 11:07

鑓水小山1号緑地から、

10/3 11:08

尾根緑道へ。

10/3 11:10

尾根緑道。休憩用のベンチなどもあります。
舗装路面の線や字を消した跡があるので、この区間は昔は、車道だったと思われます。

10/3 11:12

尾根緑道のマップ。

10/3 11:15

歩道は、車道と立体交差するので、クルマを気にせず歩けるのが嬉しいです。

10/3 11:18

尾根緑道。紅葉の時期もキレイなのだろうなぁ。

10/3 11:25

鑓水小山給水所のタワー。

10/3 11:25

小山内裏公園へ。

10/3 11:28

尾根緑道は、まだまだ続きます。
しかも、小山内裏公園内は、舗装路の隣に未舗装路があるのが嬉しい。

10/3 11:31

先週、見まくったヒガンバナも咲いていました。

10/3 11:34

西展望広場からの眺め。少し霞んでいますが、丹沢の山並みが見えます。
ビル群は、橋本駅周辺のものだと思います。今後、リニア開業に向けて、かなりの発展をするのでしょう。

10/3 11:37

尾根緑道。

10/3 12:01

「尾根緑道」のルーツが分かりました。二次大戦時に、陸軍が戦車の走行テスト用に造られて、かつては「戦車道路」と呼ばれていました。戦後も防衛庁が同様な目的で使用していたが、市民が自然を楽しめる場として「尾根緑道」へ平和的発展を遂げた　とのことです。

10/3 12:03

小山内裏公園が終わっても尾根緑道は続きます。

10/3 12:06

尾根緑道。

10/3 12:11

尾根緑道。区間によって少し変化があります。
この区間の黄色い舗装は、「オズの魔法使い」の黄色いレンガ道を意識したのかな？

10/3 12:19

尾根緑道。ここは桜の季節はキレイなのでしょう！

10/3 12:29

尾根緑道。

10/3 12:35

尾根緑道は、ここで終了。

10/3 12:48

再び境川。ここもやはり東京都町田市と神奈川県相模原市の境です。

10/3 13:18

ゴールはJR横浜線淵野辺駅。

撮影機器：

EXILIM EX-ZS180 カシオ

感想

hanken

東京里山100選の初沢山と多摩100山の大日堂へ行ってきました。どちらも、低山なので、登るのに困難はありません。山道もちゃんと整備されていて、大部分は歩き易かったです。ただ、前々日に雨が降ったからか、硬い土の部分は滑りやすく注意が必要な場所がありました。それと大日堂は、エントリーに道標が無いので、事前にルートの確認が必要だと思います。
低山のため余力が残っていたことと、折角近くに来たので　と、以前から気になっていた「尾根緑道」を歩いてみました。8kmほどの長さで尾根が緑道としてクルマの入れない散歩道として整備されています。都下とはいえ東京都内でその様な散歩道が存在することが不思議でした。尾根緑道の途中にある説明板で、そのルーツが分かりました。二次大戦時に、陸軍が戦車の走行テスト用に造られて、かつては「戦車道路」と呼ばれていました。戦後も防衛庁が同様な目的で使用していたが、市民が自然を楽しめる場として「尾根緑道」へ平和的発展を遂げた　とのことです。自然を満喫できる素晴らしい散歩道でした。尾根緑道、ずっと遺して欲しいです。