あなどるなかれ、西上州 桧沢岳*冬* 【群馬百名山】
- GPS
- 04:43
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 488m
- 下り
- 471m
コースタイム
−11:07見晴らし台−11:20西峰11:25−11:40桧沢岳本峰12:30
−12:44桧沢神社−13:10東のコル−14:00大森橋
天候 | 晴れ。絶好の天気でしたが、日陰は意外にも多い積雪。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
*大森橋たもとに数台の駐車場。登山口の駐車場は地元の私有駐車場。 積雪時 要スタッドレス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
安易に出発してしまったが、日陰は積雪多く単独行は控えて方が良いと思われる。 冬山山行は考えられていないのか?赤テープ少なく、指標もほとんどなし。 西尾根、スギ林を過ぎてから北に巻きルンゼ状の登山道を登る場所がやや危険。 本峰からの東尾根への下りは意外に積雪多し。 |
写真
感想
1月24日にyumesouf様からこの週末のお誘いがあり、湯の丸か西上州集へと話がまとまりました。
Yumeさんは連日の山行なので、ちょっぴり軽めにということと、湯の丸の天気がイマイチかな?
ということで南牧村の道の駅に集合しその場で行先を考えようと出かけます。
朝一の大上峠から南牧村は8km程轍のない新雪の中を走ります。一か所路面凍結がはなはだしくスリップ。
危うくガードレールにごっつんこでしたがどうにかセーフ。走行しながら、8:35の合流です。
さて何処へ行きましょうか???。結構な寒さで、考えも浅く、
近くの群馬百名山「桧沢岳」なら一般コースだと思うのでそこへ行きませんか??と、
話をまとめて出発です。ところが、記憶違いで、一般コースは「小沢岳」で、
こちらの「桧沢岳」は中級コース。さらに12月〜3月は要注意のコースでした。
杉林を行きながら、これで一般コースなの??結構厳しくない?
更に、北面から登りについたところでは思いのほかの雪があり、
CLのhagureさんが一旦降りてアイゼン装着の指示を出してくれました。
さすが百名山経験者の判断は素晴らしく、同行している二人は素直に従うだけです。
木々をつかみ、足場を固めゆっくり上りどうにか一つ目の難所はクリアしました。
登り切った先にある見晴らし台からの眺めは最高です。
続いて、西のコルから西峰へ進みます。ここも雪がいい感じで張り付いていて厄介でした。
それでも山頂から望める360度に近いパノラマビューは最高です。
続いて、コルへ戻り、本峰へ進みます。コルの場所が細尾根でかなり恐怖心もありました。
とはいえ、すぐに東峰の三角点のある山頂に着き。恒例の三角点タッチをしてから食事の準備です。
それぞれの用意した食事を作りみんなで分け合っていただきます。
今日は、yumeさんの奥さま準備してくださった、ほうとうが最高でした。体は温まるしお腹は満たされるし感謝です。
食事を終え、ぼちぼち出発かという時に、高崎からのご夫婦が到着です。
私たちも、ご夫婦も子の山行でまさか人に会えるとは思っていなかったのでとてもホッとしたひと時です。
ご夫婦はきちんとコースをプリントアウトし、事前調査がしっかりできていました。見習わないといけません。
その後、CLのhagureさんが赤テープを必死に探しながら雪道を下ります。お任せしっぱなしですみません。
東のコルへ出るまでは、この雪道、だれも歩いていないコースはかなり神経を使われたようです。
こちらは時々、あそこに赤テープがありますよ。という程度ですので、ただただ感謝です。
下りの杉林は伐採のしるしの赤テープがたくさんありすぎて、あれれ???といった感じです。
ようやく川が見えてきて、そこを横切ると作業用の林道に到着です。
ここまで来ると今来た道を振り返る余裕が出てきます。今日も一日楽しめました。
されど、無計画な山行は慎まなければいけません。
「西上州侮るなかれ」を肝に銘じて再訪したいと思った山行でした。
「西上州の山をなめたらいかんぜよー」 と山に叱られてしまいました。
湯の丸か西上州の何処かに行きましょうと急な話をaonumaさんに持ちかけ、天気の不安から西上州の何処かに行きましょうと決め、南牧の道の駅で待ち合わせしました。(何処かに会ってから決めましょうと言ったのは私です、反省してます)
自戒をこめて行く山を決め地図を持つ決め事は守りましょう。
道の駅のパンフレットを見て桧沢岳が一般向きで短時間で行けそうと、時間が余ったら四ッ又山か温泉でもなどと話ながら出発しました、最後の道を竹箒で雪を履いている人に挨拶したら、今は無人の家の前を通ってその先を上に上がって行くと登山道に出られると教えてもらう。
登山道入口の看板はスチロールの蓋に書いてある、道か畑か分からない様な所を進んで、リボンがたまにある、何処を進めばいいのか一人だったら絶対に行けないような所を何とか進む、それでも最初はこれは面白いと面白がってリボンはかすかな道らしき所を進むと、
最大の難所リボンはあるが危なくて進めない場所になり、少し下がってアイゼンを装着して、再度急だけど木や根につかまり這いつくばって登ってトラバース、ルンぜを登りきるまで、賑やかだった3人が皆んな無口になっていました。その上にあった見晴台からは素晴らしい景色が見え、皆んな大きな声を上げていました。
最後のコル前ではじめてロープが有り、コルに登ると西峰と本峰の東峰のどちらもかなり危険に見える角度と雪、注意深く危ないところは這いつくばって西峰に登ると山頂は素晴らしい景色、浅間が間近です。平らな面で祠が有り、今日の無事を願って祈りました。東にさらに高い本峰が有ります、来た道を後ろ向きに1歩、1歩慎重に掴まりながら降ります。コルから本峰の取り付きが狭く危険箇所を過ぎ上へ登ったhagureさんが戻ってきます、道が違うらしい、こういう事が何度も有ります。
やっと登りきった山頂で大きな声あげて喜びあいました、山頂には大きな祠、山行の感謝と安全祈願をしてから、その祠の前で昼食宴会です。今度はノンアルコールビールを持って行きますね。定番のお汁粉、ほうとう、ラーメンでお腹は一杯です。片付けているとaonumaさんが大きな声で何か言ってます。
私等以外今日は誰もこの山を登らないだろうと(冬はほとんど登らないだろう)話していたのに、何と高崎の夫婦が登って来ました。私らのトレースが役立ったとか
でも夫婦はこの桧沢岳のコースをしっかり下調べしてました。
地図を見せてもらって大助かり、先に降り始めますが膝まである雪道はなかりの急勾配です。hagureさんが道を探ってくれるので、後をつづいて降りますが、hagureさんの表情が緊張してるので、こちらも慎重に降ります。何度か道を探りながら下りますがリボンが少ないです。道案内の看板は全く有りません。僅かに枝が縛ってあるだけの、行ってはいけない印(こんなの分からないよねー)aoさんがもしやと気がついてセーフでした。
岩場の影の東屋、この先を登るように僅かに付けられた下山道、見えないテープ、危ない危ない、ちゃんと調べないと、ベテランのhagureさんがいなかったらどうなっていた事か、ヒヤヒヤものです。雪が溶けた南斜面では登山道が分かります。
やっと安心アイゼンを外します、この頃から急にテープがいっぱい見えだし、もう少し上のわかりにくい所に付けて欲しいです。
杉林に入ると再び雪が、しかもテープが一杯、何なのこれは、どうやら伐採の印らしい、本物らしいテープを見つけながら下ると沢に出ました、沢の向こうにテープが渡った上に林道が見え、やっと安心です。高崎のご夫婦も私等の後から早いですねー、賑やかな弥次喜多仲間ですが今回もかなり楽しめた山行でした。
守ってくれた山頂の神様、感謝感謝です。
コメント
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頂上での、楽しそうな笑顔がいいですね
集合してから行き先決めるなんて〜〜
今日は、関越、沼田で降りた たんばらスノーパークと言うところに行っていましたが・・
雪で風も強く寒かったです。
桧沢岳は天気も 良く、ほうとうも美味しそうで・・何よりですね
aonumaさんが、一回り大きくなったよーな気がするんですが〜
桧沢岳頂上でお会いした夫婦の夫です。
ずっと雪道にトレースをつけていただいてありがとうございました。おかげさまで楽ちん雪山登山となりました。
皆さんのかなり後ろから登っていましたが、本当に楽しそうな大きな声がいつも聞こえて、励みになりました。
皆さんには熊鈴は必要ないですね!!
頂上でお会いしてからは、何かと私たちの安全に気を使っていただいて、いろいろ声をかけて下さり、皆さんのやさしさに感動いたしました。
aoさんはすごくたくさんの山に登られているようなので、きっとどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
妻の方です。
今日はお天気で、気持ちのいい登山でしたね。
私達も子供が一緒に遊んでくれなくなって2人で登っていますが、愉快な3人組に会えて本当に楽しかったです。(皆さん笑顔が素敵)
ただもうちょっと早く山頂に着きたかったな。
「お汁粉があったのに」の言葉が頭から離れませんでした。
ちゃっかり車にも乗せて頂き感謝しています。
またどこかでお会いしましょうね。
こんばんは、pikachan様。
西上州あまく見ていました。
赤布は少ないは、道しるべはないは…、
更には予想以上の雪で、思いがけない時間がかかりました。
それでも降りてきてしまえば、楽しかったねで済ませてしまう私たち。
行き当たりばったりの山行は慎まなければと肝に銘じます。
PS:一回りというか二回りかな?昨年の今頃より5kg増。サッカーの審判やらなくなったせいかと…。
更には、山ご飯にはまってしまったから???
こんばんは、nobykei様
本日登録、おめでとうございます。&
初コメありがとうございます。
私たちも皆様に会えてほっと一安心した感じでした。
なんと言ってもコース図は南牧の道の駅で手に入れたトレッキングコース案内だけでした。
大丈夫どうにかなるさ位で行ってしまって、反省しているところです。
ヤマレコデビューで山行の楽しさが増すと思います。
是非暇を見てアップしてみてください。
ご夫婦のこれからの楽しい歴史が刻まれることでしょう。
あおさん、hagureさん、ゆめさん、こんにちは(=^・^=)
うち、先週末hagureさんと雲取・飛龍の約束してたんですが、hagureさんお仕事とのことでキャンセルされちゃったんですが、
こんな楽しそうなことしてたんですね
日曜日はお仕事じゃなかったのかなぁ?
西上州のお山は玄人向けのイメージがありますが、
雪が降ったらなおさらですよね
遭難しても発見されなそうです(-_-;)
ベテラン3人グループでさすがですね〜
山ごはんもおいしそうです
pikachan こんばんわ
西上州を舐めたらいかんぜよーと叱られました。
最初はインディージョーンズだ、ミステリーだなんて面白がっていたのですが、雪が付いて分かりにくい道が迷路になりました、難所では皆んな無口に(おふざけ無し)でした。
湯の丸一緒に行けるといいですね。
nobykeiさん こんばんわ
昨日はありがとうございました。地図大助かりでした。
西上州はこの時期人が少ないので、地図は必需品ですね。
行ってから行き場所を決めるなんて叱られますよねー。
私の女房も最近になって、山に行くと言い出し、夫婦登山を始めたばかりです。近くて好展望の山を教えて下さい。
写真を載せちゃいましたが大丈夫でしたか?
SOULDCATさん こんばんわ
あれまー 私が言いだしっぺです、すみませーん。
クロスしているとは知らずに (´Д`;)ヾ ドウモスミマセン
今回はhagureさんがいなければ撤退間違いなしの山行でした、やっぱり経験はすごいですね、私はまだ本当に は初心者なんですよ 。
西上州は雪の心配がなくて、この時期行けるの山と思っていたのですが違いました
スリル満点で面白いですので準備して出掛けて下さい。
aoさん たびたびスミマセン
新事実が判明したので.....
女房が、「長野の方で、愛車が軽トラ...どこかでお会いしたことがある気がする」と言い出したので、2人で記憶をたどってみたら、
2011年11月3日の両神山では?との予測で、aoさんの山行記録の同日を見たら、やっぱり!aoさんも両神山に行ってるじゃん!と判明
駐車場で「北アルプスも日帰りできるところが結構あるんですよ」等の情報をいただいたことを思い出しました。
山行記録の感想欄の「下山したら一組のご夫婦が少し早めに降りていらっしゃいました。 前回は東岳手前で帰還したとのこと、今回はリベンジできて嬉しそうでした。」って私達のことでした。
山での出会いって、ホントおもしろいですね!!
こんばんは、nobykei様。
>きっとどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
は、すでに実現していたのですね。
桧沢岳では人に会えただけで嬉しくて、まさか以前会っているとは・・・・
ビックリ&山行の摩訶不思議を痛感しております。
両神山制覇の喜びに感激していた奥様の姿思い浮かべたり、
八海山のナイフリッジのお話を思い出したりしながら、
山の出会いを宝にしていきたいと思っています。
ちなみに、yume様とは浅間隠山でお会いしてからの仲。
hagure様とは、ヤマレコ仲間のpikachan様つながりの仲。
これからどんなお仲間に出会えるか楽しみでもあります。
山行の楽しさを振り返るだけでなく
ヤマレコは山仲間のきずなを深めるアイテムだと思っています。
こんばんは、Souldcatさん。
hagure様に、こちらのメンバーの動向をお願いして申し訳ありません。
西上州は玄人向けのイメージ?
なのですね。ただ近場ということで出かけています。
>ベテラン三人組?
いえいえベテランなのは、hagure様だけですよ。
それでも結構どうにかなってしまうものです。
よろしかったらそのうちご一緒しましょう。
おはようございます。
西上州。あなどれないですね。
こちらの方は馴染がないのですが、山が多くて目移りしてしまいますね。
青空のなか、楽しそう。
お疲れさまです。
TODAYさん こんばんは
妙義や荒船山はご存知でしょうが南牧村には面白い山がいっぱい有ります。
しかも普段は人が少ないです、静かな山歩きが出来ますよ。アカヤシオも綺麗ですよ。
関越が混んで大変ですが是非お出かけ下さい。
こんばんは、TODAY様
今回登った桧沢岳、これって一人では絶対完登出来なかったと思います。
隣の烏帽子岳と黒滝山を登った時は寂しさと不安でいっぱいでした。
やはりグループ行は心強いものです。
いろいろなパターンで山行を続けると
その都度新鮮な思いでいっぱいになります。
さて、次はどんな参考になりますか????
そして、いつTODAY様にお会いできるか楽しみです。
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