夕張岳(大夕張)
- GPS
- 08:07
- 距離
- 42.6km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,805m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:55
天候 | 晴れのちガスで風強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りでの冷水コースでは熊の声がして姿は見えないが結構近くにいたと思う 1200mから山頂まで普通に雪道(お陰で木道はあまり滑なかった) 吹き通しからの山頂までは新雪で足首〜脹脛ラッセル |
その他周辺情報 | 夕張の清陵浴場は午後16:00からだったので残念ながら風呂無し子 (補給) シロ:羊羹1、ガムシロ1、シナモンドーナツ1 アッコ:シナモンドーナツ3つ、ランチパック卵1つ |
写真
感想
ゲートも閉じて誰も居なくなった静かな夕張岳を歩きたくなった。この計画をやるのに必須装備が一緒なのはアッコ氏なので聞いてみると是非との返答。6年ぶりに夕張岳に向かうことにした。
5時前に出発するが、まずは下りが続くので3℃のチャリはとても寒くて末端が冷たい。鹿が多いので終始周りからガザガザ聞こえて心臓に悪い。舗装区間を終え林道を走っていくが緩いアップダウンが続くだけなので帰りも楽だろう。ゲートから4kmも走れば周囲が見える様になりヘッデンは不用になった。西面なので帰りの紅葉ライドが楽しみだ。6.5km地点から勾配は増してきて、自分は2枚目のみ乗車率100%で林道最終地点まで登れたが、アッコ氏は最後だけ押して登っていた。ほぼ予定通り1時間20分で到着しやっと登山が始まる。
冷水コースをたわいも無い話をしながら登っていると、時折右前方から熊の鳴き声が聞こえる。威嚇している様子はないので、こちらの居場所を知らせながら登っていく。声が聞こえなくなったので離れたかと思っていたが、突然近くで山を駆け下りていくガサガサ音が聞こえた、さようなら。
1100くらいで雪が現れ望岳台では完全に雪道になった。"北面だから雪残ってるけど台地に出れば溶けてるよ"なんて言ったけど、結局山頂まで普通の雪道ハイクでした(笑)
林道を含めてずっと西面から登ってきたので前岳をトラバースが終わった辺りでやっと太陽の光を浴びることができた。台地に上がれば右からの風を警戒していたが、以外と平和だった。しかし山頂方向を見ると凄い早さでガスが流れておりピークも見えない…今日は風は強いけど青空ピーカンハイクと思っていただけに残念無念。
1400を越えてガス帯に突入するとどっちが山頂か分からないくらい濃いガスで風も強くなり本気の冬山に変わる。
吹き通しを過ぎて山頂直下に取り付くと、まさかの新雪ラッセルで風もガスも益々強くなり地獄感満載。"やめようオーラ"は感じないが一応聞いてみると、ここまで来たらピークを踏むと。うむ、良い心がけだ!
真っ白な山頂に着いて記念撮影をしたらタッチ&ゴーで下山開始。この環境で行動不能になればThe Endなのでケガだけしないように慎重に降りる。時折ツルっと滑る木道に注意して歩きガマ岩まで戻れば再び陽が出てきて平和になり安堵する。安全地帯の馬の背分岐まで降りて小休止したら、熊に気を付けながら一気に下って無事にMTBまで帰還した。
帰路の林道は陽が差し込んできて紅葉は見事な美しさだった。その中をMTBで駆け下りるロングDHは超楽しい、楽しすぎる!これは病みつき間違いなし。最初は泥はねを気にしていたが、途中からどうでもよくなってガンガン飛ばして、本日の行程で1番楽しい時間であった。
写真撮影で何度も止まったが、ノンストップで走れば40分かからなかったろう、MTBの機動力もまた素晴らしい。
本日は色んな意味で終始緊張感のあるタフな山行だったが、内容盛り沢山のボリューム満載で、恐らく今シーズン最後になるであろう無雪期遠征として相応しい山行だった。
秋と冬の狭間にある静かな夕張岳を思いっきり堪能でき大満足の1日でした。
thanks:akko
今年中に行きたかったウペは天気と都合がうまくいかず来年へ持ち越しです。
藻岩山から見える夕張岳へいつか行ってみたかったので、提案に乗っかりました。
いつものように、目が覚めたら最終コンビニ(ほんとすいません)、まだ眠くてぼーっとしてるとシロさんがドーナツあるよ!とコンビニから飛び出してきた。
出来立てホヤホヤのシナモンドーナツを前に眠気も吹っ飛びテンション上がります。
行動食にするのが夢だった!
鹿や狸が目の前に飛び出してくるので気をつけながら出発ポイントへ。ヘッデンとチャリのライトを付けて出発します。
知ってるけどめっちゃ寒い。寒さ耐性がまだできてないし太陽もないしガスってて指も耳も痛かった。
林道ライドは時々泥の水たまりや土のぐちゃぐちゃもあって、とりあえず靴を濡らしたくないので慎重に。まだ登山も始まってないので、太ももに負担をかけないよう、頑張りすぎないようにしました。
そしてやっと登山口、動物の森に来た感が満載、緊張しながら歩きました。
分岐に着いて1個目のシナモンドーナツ。これだよ、これ!ずっと食べたかったー!!
これがあれば今日は頑張れます。
そして今年の初雪を踏みしめながらピークを目指しますが、途中から地獄感が出てきます。
本格的な冬山装備じゃないし、今日はうちら以外誰も来ないだろうし、怪我して動けなくなったら死ぬと自分に言い聞かせて真剣に歩きます。
山頂はガスに包まれて地獄確定、動いていれば体は冷えないのでここまで来たらピークへ行く決意をします。ピークに続く肩へ乗っかったら吹き溜まりの雪が深くてラッセルだし、ピークが見えないので心が折れそうでしたが、弱音は吐きたくないので黙々と登りました。
一応周りを見て歩きましたが、想像してた夕張岳じゃなかったというか、なんかよくわかんなかった。夏にもう一度来て、ゆっくり歩いてみたいです。
下山は平和地帯に戻ることだけ考えてそそくさと退散。雪のないところへ来たら安心しましたが、危険なトラバースと熊に気をつけなきゃならないので気を緩めすぎずに下ります。
最後に林道ダウンヒル、なんかめちゃくちゃ楽しい!!ちょうどいい斜度と適度なボコボコとドロドロのアトラクション、今日はこれを楽しみに来たのかと思った。
今日で遠出の夏山は終了、山滑走に向けて道具の確認、準備をしていこうと思います。
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