初めての伊吹山は避難小屋まで 冷たい雨と強風に心が折れた小2娘
- GPS
- 06:25
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 805m
- 下り
- 791m
コースタイム
雨具着用休憩 9:27 9:43
1合目 10:01 10:15
2合目 10:34 10:50
3合目 11:31
4合目 11:44 11:49
5合目 12:02
避難小屋 12:15 13:36
5合目山小屋 13:54 14:02
3合目トイレ 14:15 14:25
1合目トイレ 14:57 15:14
伊吹山登山口 15:33
天候 | 天気予報どおり、9時過ぎから雨 強風 みぞれ 午後から回復 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先月、金剛山でソリ遊びを楽しんだ娘。
またしたいと言うので、まだ行ったことのない伊吹山へ連れて行く事にしました。
ただ、この処の陽気で雪がどの程度残っているのか・・・。
天気予報は9時から15時まで傘マーク。おまけに風が強いんだとか。
今日の予定は、あわよくば山頂で雪遊び。ダメでもせめて避難小屋までは辿り着きたいです。
鉛色の空の下、9時過ぎに麓の登山口を出発。遅いです。
1合目に着く前に雨。急いで雨具を取り出しますがのんびり屋の娘は支度に時間がかかります。
その間に、上から次々と下山されてきます。聞くと、雨だから引き返して来たのだとか。
私たちの心も
「せっかく来たけどもう帰ろうかなー。」
「お風呂に入って帰りたいけど、まだ早いしなー。」
と少し挫けて来ました。
1合目に着く頃には本降り。
娘は『1合目』の看板を見て今日はここで帰れると思った様でまだ頂上じゃないよと言われてガッカリ。
トイレ休憩を兼ねて店の軒先で休ませてもらいます。恨めしげに山頂方向を眺めても濃いガスの中。
ここで娘は『合目』の意味がまだ分かっていない事が発覚。
金剛山で簡単に説明をしたのですが理解していなかった様子。
丁度今、学校で分数に取り掛かっていて1/2や1/4の升目を塗りつぶして勉強中。
でも、麓から頂上まで10個に分けた内の1つ云々、色々な例で『合目』を説明してもいま一つピンとこないみたい。
ただ、『10になったら頂上』とは分かった様です。
挫けかけて来た心に鞭打って2合目へ向かいます。
その間に、下山される方と次々とすれ違います。
皆さん途中で引き返して来たのだとか。
更に冷たい雨風が強くなり、木々はゴーゴー鳴っています。少し上は濃いいガス。
私たちの心にも霧が立ち込めて来ました。
2合目に着いた途端、ついに娘の心がポキリと折れてしまいました。
「もう帰る!!!」
私も、まだ2合目でこの悪天候なのでだいぶ迷いました。
その間にも、次々と下山されて来ます。上の様子を聞いても大分悪いとか。
とうとう、私たちも下りることにしました。
下り始めると今度は登って来られる方が見えます。
「?」
山頂への未練を後押しされます。
妻と話し合った結果、3合目まで頑張ってみようかとなり娘を励まして登ることに成りました。
3合目に着く頃には寒風が吹き荒れるものの雨は止みました。ガスが薄くなり周りも明るくなってきました。ガスの切れ間から時々下界も見えます。
そうすると娘の元気が少〜し復活してきす。黙って4合目へ向かってくれました。
娘は所々雪が残る道を楽しみながらどんどん高度を稼いで行きます。
ガスが晴れて残雪で斑模様の山頂も見え始めました。「きれい〜」と景色を楽しむ余裕も出てきました。
しかし、6合目の看板の手前でタイムアップ。強風の中あられが降り始めました。顔に当たると痛い!
避難小屋で温かい食事。
外では冷たい風が吹き荒れていましたが中に入るとホットします。
食後、せっかくソリを持ってきたので小屋の横の残雪でプチ滑走。
娘は何度も登ったり降りたりしながら楽しんでいました。
下山は陽光の中、下界の景色を楽しみながら快調に下って行きます。
午前中の重く沈んだ気分も完全に消えました。
帰りはお風呂でほっこりしたあと伊吹はそば発祥の地ということで食事に立ち寄り。
娘は
「今日は頂上は行けへんかったけど楽しかった。」
と言ってくれました。
それを聞いて、今度はどの山なら楽しんでもらえるかまた思案です。
今日のお風呂
伊吹薬草の里文化センター 薬草湯
http://joyibuki.info/newpage3.html
薬草エキスが入ったお風呂。(温泉ではありません)
露天風呂はありますが、展望は望めません。
中学生以上 ¥500円 小学生 ¥250円
ボディーソープ、シャンプー、ドライヤーは有りますが、くし・ブラシはありません。
今日の食事
そば処「伊吹野」
http://www.ibukisoba.co.jp/about02.htm
駐車場は広いです。
そばは湯がくのに時間がかかるので注文してからある程度待ちます。
私はかけそばを注文しましたが、食べ慣れたつゆと全く違う味で美味しく頂きました。
1杯の麺の量は多めなのですが、追加料金を払うと1.5倍に増量してもらえます。
はじめまして。
娘さんのがんばり、素晴らしいですね!
ほほえましい姿に、思わずコメントしてしまいました。
また山行記録を楽しみにしています。
コメント有り難うございます。
さすがに今回は悪天候の中、吹きっ晒しのスキー場跡を家族連れで歩くのには私の心も萎えました。
でも、もう少し頑張ったお陰で娘に楽しい思い出が1つできて良かったと思います。
また、娘が楽しめるような山行を計画してみます。
こんにちは
お子さんの頑張りは相変わらずすごいですね!
とてもわが子と同い年とは思えないです
asahiさんのお子さんは一年生で白馬三山ですものね
比べるほうが間違っています
やはり伊吹山も雨 でしたか
こちらは予報をみて山歩きを取りやめました
お子さんの楽しかった雪遊びの様子がとても伝わってきます
伊吹山 ・・・5月辺りに予定しています
しかしうちの子が山頂まで歩けるかどうか今から不安です
山の天気のようにコロコロ変わる娘の機嫌に振り回されながら、最近はそれも楽しみつつ歩いています。
ウチの子は正真正銘、2004年産の娘ですよ。
本気を出したcocoeさんの息子さんと力比べしたら多分負けます。
息子さんはきっと能ある鷹のように爪を隠しているんだと思います。
今回は雨の山行でしたので次回のためにてるてる坊主を用意してみます。
初めまして、こんにちは。
お嬢さん、頑張ってますね!
(学年は違うかもしれませんがウチの長女も2004年生です)
距離の長い伊吹山、積雪期にトライされるなんて頼もしい〜。
この日、我が家も金剛山で雨に打たれました(笑
近日、鈴鹿辺りのお山で多分、お嬢さんと同じように泥んこになる予定です(笑
こんばんは。
コメント有り難う御座います。
うわぁー。
2004年ばっかり集まってきましたねー。
雪が降ってもまず積もる事のない大阪に住んでいるので娘は雪遊びがしたくて仕方がないようです。で、ひらめいたのが伊吹山でした。
dyunさんは鈴鹿方面を目指していらっしゃるのですね。
レコ、楽しみにしています。
はじめまして、おはようございます
2004年産が集まってるようなので、
コメントしてみました うちの息子も小2です
ゆるゆるだらだらわいわいがやがや山行ばかりですが
娘さん頑張ったおかげで雪遊びができ、楽しかった
で終われて良かったですね
うちも阪神間で雪は全然積もらないので、雪のあるお山は憧れます
なるほど!雪遊びが目的なら山頂行かなくても途中で充分遊べますね
伊吹山は昨年夏、登山道を下っただけなので、今年は登りにチャレンジしてみたいです
「合目」・・・うちも息子が帰ってきたら、お話ししてみようと思います
初めまして、そしてコメント有り難うございます。
2004年生まれのお子様連れの山好きの方が他にもヤマレコにいらっしゃるとは驚きました。
何だか子供の山仲間が増えたみたいでとても嬉しいです。
子連れなのでスケジュール通りに動けない事が多くて、いつも家族だけの単独行をしています。
そのぶん娘が寂しくないように、楽しめるような内容にしようと模索しています。
伊吹山、今度は頂上まで行きたいです。
asahiさん、はじめまして
10日は琵琶湖向いの比良を歩いてました。
その日は昼から一気に天候が変わって…
伊吹の様な独立峰だとホントに厳しい環境だったと思います
娘さん、ホントに頑張りましたね
下山後の誇らしげな顔がチョー可愛いっす
雨降ると泥んこになる、伊吹の登山道…
ツルツル滑って大変だったと思います
これからも、ご家族での山行を…
楽しみにさせてもらいます
初めまして、こんばんは
コメント有り難うございます。
今まで、結構大変な山行をさせた事もあるのですが音を上げたのは初めてです。
でも、家に帰ってから
「山ってしんどいけど、登ったら楽しい事もいっぱいあるやろ?」
って聞いたら嬉しそうに
「うん」
て言ってくれました。
私もとても嬉しかったです。
泥んこ・・・
帰ってからの洗濯が大変でした。夫婦二人でゴシゴシと・・・
行った事がないのですが、比良の山は水がとても綺麗と聞いた事があります。
是非行ってみたい山の一つです。
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