白板山（湯沢町三俣地区）

2013年03月18日(月) [日帰り]

• GPS: 04:58
• 距離: 7.4km
• 登り: 642m
• 下り: 641m

コースタイム

7：20駐車場出発ー8：50標高1000m付近ー9：35　白板山山頂
10：40下山開始ー12：00駐車場着

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三俣地区民宿駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はありません。
山頂からタカマタギへはヤセ尾根があり、雪クラスト時滑落注意

写真

送電線の下は刈り払われているので歩きやすい。
向こう側がみつまた・かぐらスキー場

山頂手前の尾根は雪庇が発達。左の足の下が地面の所を進む

やったー、山頂だ？？？
景色はサッパリ。

少し南に移動して、平評山・仙ノ倉山が日白山の向こうに見える

西側には苗場山とスキー場の神楽峰コース

ぱらぱら降ってくるのは樹氷

谷川方面の景色は広葉樹林に阻まれイマイチだが、ビールで乾杯。

休憩後更にタカマタギのコルまで来たら、展望が開けた。巻機方面と左に八海山・駒ヶ岳

右から谷川岳・茂倉岳・武能岳・大源太山・後ろに笠ヶ岳・朝日岳

感想

kimu6

豪雪、冠婚葬祭等で今年初めての春山。
午後には野暮用があり、午前中に下りてこられる散歩にいいところは・・・
ここは先日下見をしたところだ。
天気は今日で3日目の晴天である。今年初めてか？

7：20　三俣地区駐車場出発
　雪はほぼクラスト状態で、スノーシューを履いていると沈まずずんずん進める。先日下見したルートをショートカットして、送電線の屈曲部に着く。少し休んで、いよいよ杉林の中に入った。
が、視界効かずしばらく右岸よりに進む。その後右手にルートを移すと広い刈り払い部に出る。下に送電線が見え、予定より右岸にいることが分かった。左岸側に移動すると結構急こう配の峰が現れ、予定していたルートよりまだ右岸にいると思い込み、その峰の付け根に下り、反対側からその峰に登った。雪がクラストしているので、スノーシューで行けるのは30度くらいまで。アイゼンに履き替える。
峰に上がって気付いた。そうか左岸の峰ルートにいる。

8：50　標高1000m付近尾根のなだらかなところ
　この後頂上への痩せ尾根雪庇多し。やせ尾根なので、右手の雪庇は避け、道は悪いが尾根の上と左手を進む。
　足跡発見、2人、昨日のか。
9：35　白板山山頂　広葉樹林の中で景色悪し
　尾根伝いに南側に少し行って、苗場山方面のビューポイント発見。さらに少し下ると谷川岳方面も木立の間から見える。
歩いていると小さな氷片が落ちてくる。見上げると樹氷が晴天で溶けて落ちている。
ここで休憩、乾杯。
ビールを飲みながら思案した。ここまできて谷川岳方面のビューがイマイチ・・・

もう少し南下してみよう。例の2人組の足跡はタカマタギ方面へ向かっていた。そのコルの部分はやせ尾根で、そのせいか谷川岳から越後三山方面への視界が良好だ。

10：40　下山開始
当初予定していた尾根でない山頂直下の斜面を下りてみた。平均斜度30-35度。ところどころ急なところがあるが、迂回して降りる。雪はグリセードができるほどは固くなく、仕方ないので普通に歩いて降りる。気温の上昇と高度の低下で、アイゼンでは20−30cm沈むようになり、スノーシューに履き替える。
12：00　駐車場着。相変わらず雲一つない晴天だ。

この山は危険な谷も急な岩場もなく、春山初心者にはわりといいコースかもしれない。出発地点は民宿街だし。ただ、杉林で見通しがきかないのが厄介だが。