残雪の谷川馬蹄形縦走 時計回り
- GPS
- 56:00
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,608m
- 下り
- 2,626m
コースタイム
谷川岳-茂倉岳-清水峠-朝日岳-笠ヶ岳避難小屋 10時間
笠ヶ岳避難小屋-白毛門-土合橋 4時間
天候 | 晴れ/曇り/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根は登り始めて1時間くらいしたら雪が出て来た。 日当たりのいい場所は夏道が出ていたりした。 早朝は、雪が固くアイゼンなしでは下りは危険な状態だった。 軽アイゼンよりは10本以上のアイゼンが良いでしょう。 清水峠より東にナイフリッジがあった。 避難小屋は一ノ倉以外は使用可能だった。 水場は基本的に当てにしないほうが良いでしょう |
写真
感想
谷川の馬蹄形を歩いてみたい。
どうせなら雪がまだ残っていて人が少ない時期がいい
という事でGWに行ってきました。
登山歴はまだ2年に届いていない時期にこれは今(2013年)から考えるとかなり無茶なことをしていたと思う。
荷物が重くて西黒尾根でバテて なんとか一ノ倉を越えて雪洞を掘り宿営。
疲れは随分と抜けたがまだ行程の半分も行っていないのでわずかながらも焦りがあった(´Д`;)
早朝は、溶けた雪が固く締まりアイゼンが必要で カリカリと鳴らしながら歩いた記憶がある。
技術的難所というのはルート通してはなかったが
清水峠の少し東のナイフリッジには肝を冷やしていた。
幅はわずかに30cmあるかないか。雪は腐りグズグズ。
一歩一歩確実に。それでいて素早く通過していった。
なぜだがそんな場所でジーンズにストック。小さなザックという出で立ちのカップルとすれ違ったのは未だに謎である。あの時遭難の報は聞いていないので無事に下山できたのだろうが…なんだったのだろうか?
今から考えても当時の私よりは無茶…というか無謀に思える。
笠ヶ岳の避難小屋は2人も入れば終わりな広さだ。
この時期は雪渓がそばに有りそれを溶かして水を確保したが
無い時はどうにもならない。沢を下るのが早いのだが登り返しも大きいだろう。
最終日は、当然ながら疲労の色が濃かった。白毛門までは順調に勧めたのだが
その下りが良くなかった。
一箇所小さな雪渓をトラバースするところがあったのだが
足がもつれて
落ちた。
幸い、滑落距離は20mほどで止められたのだが後数メートル落ちていたらガレ場に達していた。
そうなったら、無事では済まなかったろう。下手すれば死だったろう。
そこからは雪渓を登り返す気力もなく藪を漕いで登山道へ戻った。
さすがに精神的に参っておりゆっくりと下山していった。
いろいろと考えさせられる登山だった。
いつかやり直したいものである。1泊2日で。
コメント
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白毛門は落ちますよね(>_<)
まあ、無事でなによりです!
ふふふ。見事につまずきましたヽ(´o`;
素早く停止行動に入れたので止めれましたが…
自分の能力を超えちゃうような登山はヤバイですよね
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