秩父御岳山

2013年04月29日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.5km
• 登り: 847m
• 下り: 782m

コースタイム

三峰口駅844-857登山口859-1040秩父御岳山山頂1155-1250杉ノ峠1250-1330大滝温泉遊湯館

三峰口駅→山頂はコースタイム3時間と案内されているが、実際はもう少し短いのではないかと思われる。

天候

晴れ
この時期にしては、視程がよかった。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）池袋650-812西武秩父/御花畑822-842三峰口
（復路）大滝温泉1457-1515三峰口1525-1732池袋

◯往路は特急利用。池袋〜西武秩父で620円。
◯往復とも、西武鉄道株主優待券利用。
◯祝日は池袋〜三峰口/長瀞の直通電車がある。池袋〜三峰口を乗換なし2時間強で結び、利用価値が高い。

コース状況／危険箇所等

◯総評
全くの初心者は避けた方がいいですが、
少しでも山慣れていれば問題ないレベルです。
所々に注意の要する箇所がある、一般向け登山道と言えます。
なお、落合コースは通行止めのようでした。

◯三峰口駅〜山頂
登り始めと山頂近くが急登。
特に山頂近くは道が細い上に滑りやすく、いい道とは言いがたい。
その他は杉林の緩やかな道が続き、歩きやすい。

◯山頂〜杉ノ峠
山頂付近は鎖・ロープのあるヤセ尾根の急な道。
十分な整備がされており、注意して行けばさほど危険ではない。

◯杉ノ峠〜大滝温泉遊湯館
林道の途中にショートカットの登山道がある。
朽ちかかった木の橋が途中に2つあり、ドキドキする。

写真

両神山。ギザギザが特徴。どうやってあの尾根沿いを歩くんでしょうか。

三峰口駅から登山口に向かう途中にて。荒川は眼下100mくらい下でしょうか？

中盤の登り。一面杉林で圧倒されます。

山頂から杉ノ峠への下り道を振り返る。ヤセ尾根、岩場、鎖、ロープと危険要素は盛りだくさんですが、よく整備されており実際はさほど危険ではありません。

途中の分岐。ここから山頂までがちょっとしんどい。

帰りに寄りました。バスの時間を勘違いして中途半端な入浴となってしまいました。

杉ノ峠近くから、振り返って秩父御岳山。こうして見ると、結構とんがってます。

和名倉山。こちらもどっしりとした山容です。

山頂からの武甲山。やはり秩父の盟主、目立ちます。

秩父湖も望めます。電線が写り込んでしまった…。

撮影機器：

COOLPIX L23 ニコン

感想

sun_berg

今回は父を連れてのハイキング。
さほど距離の長くない、ほどほどのコースをチョイスです。

順調に電車で三峰口駅まで着いたのですが、
少し歩いて登山口付近で早速トラブル（？）発生。
でかいクマンバチ（クマバチ）がうようよと…しかもその場から離れる気配なし。
かなりビビってしまいました。
しかし、帰ってから調べてみるとこいつらは意外と温厚かつ毒性も弱いようですね…。
見た目がでかいもんだから、過剰反応してしまいました。

登りは割と単調、しかし一面の杉林には圧倒されました。
山頂直下の細い急登には辟易でしたが…。
下りにはできるだけ使いたくない感じの道でした。

駅から2時間足らずで山頂に到着です。
展望はそれほどでもないという事前情報を得ていて期待してなかったのですが、
最近刈払されたのか、360度に近い展望が得られたことには驚きました。
両神山のギザギザ、奥秩父の稜線などが間近に迫り、
遠くは谷川岳などまで望めます。

しばし展望を楽しんだ後、山頂から歩いてすぐのベンチで昼食としました。
山頂は狭いし、ベンチもここにある一箇所のみ。
登山者がもっと多かったら、休憩場所に困るかもしれません。

下りはちょっぴりスリルのある急登から始まり、
それを抜ければ穏やかな道になります。
コース途中の展望にも恵まれ、適度な変化もあり、
あっという間に下山したような気分です。

登山者もさほど多くはなく、展望も予想以上に優れており、
期待をはるかに上回るいい山でした。
通行止めとなっているコースが使えるようになったら、また行ってみたいですね。