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Yamareco

記録ID: 284609
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

残雪&新雪の御嶽山

2013年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:43
距離
9.2km
登り
952m
下り
967m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:19 三笠の森駅
8:25 田の原登山口
9:53 八合目辺り
11:09 九合目避難小屋
11:40 王滝頂上
12:25 剣ヶ峰
12:57 王滝頂上 (35分休憩)
14:51 田の原登山口
15:05 三笠の森駅
天候 快晴 風弱め
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道中津川IC→国道19号元橋交差点左折→県道20号三岳黒沢左折→県道256号→おんたけ2240スキー場駐車場

スキー場までの道は除雪されています。
コース状況/
危険箇所等
おんたけ2240スキー場の駐車場は無料で2000台は駐車できるようです。
登山ポストはチケット売り場の横。降り場である三笠の森駅にもあります。

おんたけ2240
http://ontake2240.jp/

前日(?)に雪が降ったようで、30〜50cmほどの新雪がありました。
トレースがしっかりついていたのでスノーシューは不要でした。
新雪の下は凍りついた雪のため、八合目辺りからアイゼンを装着。
ピッケルは最後まで使いませんでしたが、新雪が無ければ必要だったと思います。
ゴンドラ乗り場
カラマツ駅
ゴンドラ乗り場
カラマツ駅
発着場に向かうと御嶽山が見えた
雲ひとつない快晴に期待が高まる
発着場に向かうと御嶽山が見えた
雲ひとつない快晴に期待が高まる
三笠の森駅から田の原登山口まで樹林の中を歩く
三笠の森駅から田の原登山口まで樹林の中を歩く
田の原登山口
快晴でさらにほぼ無風
田の原登山口
快晴でさらにほぼ無風
鳥居くぐって出発
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鳥居くぐって出発
鳥居連なる大黒天
(写真は下山時のもの)
鳥居連なる大黒天
(写真は下山時のもの)
大江大権現
暑いのでここで軽装にする
大江大権現
暑いのでここで軽装にする
しばらくは傾斜も緩めで歩き易い
(写真は下山時のもの)
しばらくは傾斜も緩めで歩き易い
(写真は下山時のもの)
先行者がとても上手なトレースをつけてくれたので快適に歩けます

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先行者がとても上手なトレースをつけてくれたので快適に歩けます

八合目辺りの祠
滑りやすくなってきたのでアイゼン装着
八合目辺りの祠
滑りやすくなってきたのでアイゼン装着
三笠山を振り返る
まだまだ多くの登山者が登ってきている
三笠山を振り返る
まだまだ多くの登山者が登ってきている
中々近付かない王滝頂上
中々近付かない王滝頂上
九合目避難小屋
王滝頂上から見た剣ヶ峰
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王滝頂上から見た剣ヶ峰
噴煙
この硫黄の匂いが御嶽山に登ってきた事を実感させる
噴煙
この硫黄の匂いが御嶽山に登ってきた事を実感させる
王滝頂上奥社
ザックをデポして
新装備のピッケルを持ち剣ヶ峰へ
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ザックをデポして
新装備のピッケルを持ち剣ヶ峰へ
八丁ダルミ
さすがにこの辺は風も強い
八丁ダルミ
さすがにこの辺は風も強い
まごころの塔
登山者のための避雷針

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まごころの塔
登山者のための避雷針

御嶽大神像
剣ヶ峰への最後の登り
吹きさらしのためか新雪は少なく
凍り付いている所も多い
剣ヶ峰への最後の登り
吹きさらしのためか新雪は少なく
凍り付いている所も多い
頂上への階段は雪の中
頂上への階段は雪の中
御嶽山頂上
御嶽神社奥社と社務所
御嶽神社奥社と社務所
乗鞍岳
後ろには北アルプス
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乗鞍岳
後ろには北アルプス
中央アルプス
後ろに見えるのは南アルプスだろうか?
残念ながら富士山は見えなかった
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中央アルプス
後ろに見えるのは南アルプスだろうか?
残念ながら富士山は見えなかった
田の原登山口とゲレンデ
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田の原登山口とゲレンデ
一ノ池&二ノ池
一ノ池は雪の中
二ノ池も池の中

王滝頂上に戻ります
王滝頂上に戻ります
王滝頂上山荘を風除けにして休憩
天気も良いし、暖かいし、見晴らしも良くて快適
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王滝頂上山荘を風除けにして休憩
天気も良いし、暖かいし、見晴らしも良くて快適
今日の昼食は天ぷらそば
生そばに市販の天ぷら載せただけ
お手軽だけどおいしかった
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今日の昼食は天ぷらそば
生そばに市販の天ぷら載せただけ
お手軽だけどおいしかった
休憩後はヒップソリで下山
一気に下まで滑り降りるよ
休憩後はヒップソリで下山
一気に下まで滑り降りるよ
・・の予定が全く滑らない
原因は新雪が多すぎ&サラサラすぎで深く沈んでしまうため
一番の楽しみだったのに・・マジで泣ける
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・・の予定が全く滑らない
原因は新雪が多すぎ&サラサラすぎで深く沈んでしまうため
一番の楽しみだったのに・・マジで泣ける
仕方なく歩いて下山
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仕方なく歩いて下山
田の原自然公園からの御嶽
今日は1日快晴。
昼すぎても雲ひとつなかった
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田の原自然公園からの御嶽
今日は1日快晴。
昼すぎても雲ひとつなかった
田の原登山口へ下山
今日も無事に下山できました
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田の原登山口へ下山
今日も無事に下山できました
三笠の森駅へはスキーコースで登り返す
地味にしんどい

三笠の森駅へはスキーコースで登り返す
地味にしんどい

ゴンドラ使って下山
ゴンドラ使って下山

感想

積雪期は初めての御嶽山。
3000m級の雪山登山としても初であり、今回はいつもの装備に加えてピッケルも用意。
それとヒップソリ。今季はまともな出番が一度も無くてもやもやしていたけど御嶽山なら大活躍間違いなしだろう。

朝8時、始発ゴンドラに乗って三笠の森駅に着き5分ほど樹林を歩くと田の原登山口。
見慣れたはずの登山口&御嶽山頂部も冬に見るのは初めてなのでとても新鮮。
しかも今日は雲ひとつ無い快晴にほぼ無風と最高の天気。思わず笑みがこぼれてしまう。

早速、登山口の鳥居をくぐって出発。
前日に雪が降ったようで登山道には30〜50cmぐらいの新雪がある。
スノーシューでも使おうかと思ったけど、既に数組の先行者が入っており
しっかりとトレースが踏まれていたので有り難くなぞらせてもらう。
序盤は夏季と同じくほぼ平坦な道を歩き大黒天、大江権現と越えると傾斜が出てくる。
予想に反してかなり暑かったので途中で軽装になったが、只でさえ重いザックがさらに重くなってしまった。
テン泊の予行練習だと思えばいいけど、普段日帰りで使っているザックは軽ハイキング用なので
ウエストベルトが単なる紐だし、背中のパッドもやわやわなので肩にずっしりきて結構キツイ・・・

比較的緩やかな傾斜を1時間半ほど登ると八合目。
この辺りからは新雪の下にある凍った雪で滑りやすくなってきたので休憩がてらアイゼンを装着する。
八合目から上は傾斜も多少キツめになってきたけども、意外と歩き易く疲れない。
理由はおそらく先行者のつけてくれたトレースが上手だったからだと思う。
緩すぎずキツすぎずなトレースがずっと続き、歩幅も丁度良いので結局ほとんどずっとトレースを辿らせてもらった。
(自分がトレースをつける時はいつも適当に歩いているだけなので参考になりました)

3時間ちょっとで王滝頂上。
さすがにこの辺りは風も強くて寒いけれど、それでも体を持っていかれるような突風は一度も無かったし
常時吹いてる風も夏場登った時よりかは弱めだったので歩き易くて助かる。
小休憩の後は八丁ダルミでザックをデポして剣ヶ峰山頂へ。
ピッケルは必要なさそうだけど折角背負ってきたのでストックに替えて持って行く。

12時25分。出発から丁度4時間で剣ヶ峰到着。
結局ピッケルは必要なかったけど、気分的なモノは味わえたのでまぁいいかな。
頂上は360℃の快晴。中央アルプスに少し雲が掛かっていたけどそれもほどなくして消えた。
黄砂の影響か富士山までは見渡せなかったけど、今時期でこれだけ眺望が良ければ十分だろう。

剣ヶ峰で展望を満喫してから王滝頂上まで下って、昼食休憩。
天ぷらそばを食べながらのんびり景観を楽しんだ後は
いよいよ本日のメインイベントであるヒップソリでの直滑降。

・・・だったのだが、滑らない。
ヒップソリに滑り止めを塗ってあるかのように全く滑らない。
ソリを敷いて腰を下ろすと沈み込んでしまう。体重が重いとかそういう問題ではなく
理由は新雪が積もりすぎなうえに、雪質がサラサラすぎだからだと思う・・
今回もヒップソリに出番はなく今期の雪山はこれがラストなのでホント残念だな〜
でもまぁ、新雪のおかげで登りが歩き易かったのでそれで相殺って事で納得するかな。

15時前に田の原登山口へ下山。
普通に歩いて下っても1時間で下山できるので、やはり雪山の下りは楽で良い。
最後は三笠の森駅まで登り返し、スキー(スノボ)客の視線を感じながらゴンドラ乗って下山。


今回の御嶽登山はヒップソリこそ残念でしたが、それ以外はとても良い山行となりました。
特に天候は本当に良くて、ここ最近は景観が得られない登山が続いていたので久々に大満足です。

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