栗駒山〜暴風雪とホワイトアウトの山頂へ（ハイルザーム栗駒↑↓）

2021年01月17日(日) [日帰り]

• GPS: 05:24
• 距離: 11.7km
• 登り: 969m
• 下り: 965m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:25

8:39 スタート地点
10:29 10:30 いわかがみ平
10:30 10:30 東栗駒コース登山口
11:53 11:55 中央・東栗駒コース合流地点
12:12 12:23 栗駒山
12:28 12:28 中央・東栗駒コース合流地点
13:07 13:07 東栗駒コース登山口
14:04 ゴール地点

天候

・出発地点のハイルザーム栗駒から雪が降り続け、いわかがみ平以降は風雪→暴風雪となり、山頂直下から上はホワイトアウトしました。

・持ち歩いた温度計では、出発時0度、いわかがみ平で-5度、山頂は-10度でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・行者の滝から先は除雪されているものの、早朝は圧雪又は凍結していました。

・ハイルザーム栗駒から先は除雪されず通行止めです。ハイルザームの駐車場を利用させていただきました。

コース状況／危険箇所等

・積雪は山頂までクラスト状となっていて、その上に新雪が降り積もっています。

・ハイルザーム栗駒から、いこいの村跡地を経由していわかがみ平まで、積雪を利用して直登出来ます。

・いこいの村跡地までは電柱とスノーシェルターが目印、いわかがみ平までは道路のカーブを目印に登ります。

・いわかがみ平から先は、レストハウス右手から新湯沢に沿って登ります。灌木や笹が埋もれている場所は踏み抜くことが多いため迂回して歩きました。

・東栗駒コースとの合流から山頂までの間の急斜面は、南側が切れ落ちているため、北側を巻くように登る必要があります。

・トイレ
ハイルザーム栗駒

写真

1/17 8:44

ハイルザーム栗駒の駐車場を利用させていただきました

1/17 8:44

スノーシューを履いて出発

1/17 8:46

昨年までいこいの村跡地までは車で行くことができたのですが

1/17 8:47

ここから先は除雪されず
今シーズンは例年に比べ異常に降り積もりました

1/17 8:49

通行止めの看板はカーブを曲がった先にありました
登りは途中まで道路に沿って歩きましたが、右から林の中をショートカットできます

1/17 8:55

撮るよね

1/17 9:03

途中からショートカットします

1/17 9:03

電柱が目印

1/17 9:05

スノーシェルターの中へ

1/17 9:06

シェルター内で休憩
中に着ていたフリースを脱ぎました

1/17 9:11

更にショートカット

1/17 9:13

途中に小屋を発見
下山時にすれ違った年配の方から、ここにスキー場があったことを教えていただいた

1/17 9:17

クラスト状の積雪で沈み込むことは少なく歩き易い

1/17 9:21

スノーシェルターに向けてスキー場跡地を登る
先行する登山者が見えた

1/17 9:27

いこいの村跡地に到着

1/17 9:29

一息ついて出発します

1/17 9:35

この木を目印に林の中へ

1/17 9:39

前日と先行された方のトレースを有難く利用させていただきました

1/17 10:15

ショートカットしてトレースがない場所を歩きます

1/17 10:22

いわかがみ平の避難小屋に到着

1/17 10:25

記念撮影

1/17 10:32

レストハウスの右脇から積雪期限定コースへ入ります

1/17 10:43

新湯沢に沿って歩きますが近付きすぎないよう注意して歩きました

1/17 10:54

ここから先はホワイトアウトで写真なし

1/17 12:07

急斜面を正面からの強風に耐えて山頂に到着

1/17 12:08

祠は砂糖菓子のよう

1/17 12:16

標柱モンスターにハグ

1/17 12:30

滑落に注意しながら下ると、途中撤退される方々が

1/17 12:43

吹雪きで前が見えず、下ってはマップを見ながら方向修正

1/17 13:07

いわかがみ平に到着
休憩せずに下ります

1/17 13:21

トレースは再び雪の中

1/17 13:35

いこいの村跡地に到着

1/17 13:40

スキー場跡地には複数のシュプールが
BCを始めたくなる

1/17 13:57

無事下山しました

1/17 14:01

お疲れ様でした

1/17 14:05

飲もうと思ったら凍っていました

栗駒山登山でレッドステージに突入?

撮影機器：

iPhone XS Max 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック スノーシュー 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート バッテリー 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

radeeeon

天気が悪いと知りつつも、今年初の栗駒山へ。

いこいの村跡地までの道路は除雪されず通行止めとなり、下方にあるハイルザーム栗駒から出発します。
先行する方々の後を追い道路を歩きますが、途中、マップを見るとショートカット出来そうと、林の中へと進みました。

クラスト状の積雪でラッセルすることなく、電柱を目印に緩やかな斜面を登ります。
途中、小さな建物を発見し近づいてみると、スキー場跡の遺構のよう。
大雪の影響で、まさか栗駒山の歴史を知る切っ掛けになるとは。

いこいの村跡地から先は、積雪時限定コースを利用して山頂を目指します。
いわかがみ平までは先行者のトレースを利用しましたが、その方は中央コースに向かったため、一人、新湯沢に沿って登り始めました。

降り止まない雪は登るにつれて暴風雪になり、山頂直下はホワイトアウト。
何度も立ち止まり、方位磁石を見ては登る方向を修正しながら、荒々しく育ったモンスターがいる山頂へ。

山頂では暴風雪が身体を打ち付け、気温も温度計よりも低く感じます。
手に取ったペットボトルの中身も凍結していて飲めず。
登頂の余韻に浸ることもなく下山しました。