国東・岡ノ岳火山と奥台山火山 〜日本火山学会論文より

2021年02月13日(土) [日帰り]

• GPS: 04:27
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,179m
• 下り: 1,167m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:37
• 休憩: 0:49
• 合計: 4:26

8:30 文珠山登山口
8:35 8:35 文殊仙寺本堂
8:47 8:47 文珠山登山口
9:04 9:06 清滝観音分岐
9:21 9:34 牛岳
10:18 10:20 犬鼻峠
10:32 10:41 岡ノ岳
10:54 10:56 岡ノ岳・西峰
11:27 11:28 赤根山登山口
11:36 11:37 赤根山
11:43 11:45 赤根山登山口
12:17 12:20 隠し田
12:21 12:24 山神社跡
12:28 12:28 金比羅の景
12:34 12:35 葛原展望所
12:39 12:40 小岳分岐
12:44 12:53 文殊仙寺本堂
12:56 文珠山登山口

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

文殊仙寺の駐車場を使わせて頂いた。
先客さんは2台ほど。

コース状況／危険箇所等

雨で歩きにくいが、大半がロングトレイルなのでしっかりしている。
岡ノ岳は覚悟していたけど、簡単。

写真

2/13 8:47

6時に出発、いろいろあってこんな時間になってしまいました。

2/13 8:49

曇り予報だったけど、小雨です。
これは心配。

2/13 8:53

文殊山の正面登山道なので、かなり歩きやすい。

2/13 9:00

尾根を乗り越える。

2/13 9:05

登山道との分岐。
今日は山頂には行きません。

2/13 9:07

清水観音。
お参りしてきました。

2/13 9:13

林道を歩くこと数分。
牛岳の取り付きに到着。

2/13 9:18

林業作業道をジグザグに登る。

2/13 9:24

尾根に到着。

2/13 9:25

一登り。

2/13 9:28

牛岳到着。
年の山です。

2/13 9:28

三角点はありませんでした。

2/13 9:48

ロングトレイルに戻って先へ。

2/13 9:51

生活道到着。
さらに下る。

2/13 9:56

小門山。
いつかこっちからも登ってみたい。

2/13 9:59

県道652を両子山方向へ。

2/13 10:11

本当は両子山〜由ヶ迫に向かう予定でしたが・・・。
この天気であの下りはちょっと。
今日はパスして短絡します。

2/13 10:20

犬鼻峠。

2/13 10:20

ここからも両子山に登れるそう。

2/13 10:24

予定した道に接続。
ここが岡ノ岳登山口。

2/13 10:25

入ってすぐ、尾根に取り付く。

2/13 10:27

踏み跡はないけどかなり安定した道。

2/13 10:29

前衛峰を越える。

2/13 10:30

論文通りデイサイト質の岩。
近くの文殊山・小岳によくある凝灰角礫岩とは明らかに違う。

2/13 10:31

この奥が山頂。

2/13 10:40

開けて展望有り。
目の前はこれから登る奥台山（赤根山）。

2/13 10:40

山頂広場。

2/13 10:44

コルに降り、対面の西峰へ

2/13 10:48

一面山椿です。
綺麗。

2/13 10:49

ここは横をトラバース。

2/13 10:50

やたらくしゃみが出ると思ったら、黄色い悪魔。

2/13 10:53

登る。

2/13 10:54

西峰。
論文によるとこちら側は岡ノ岳火山の堆積物でできているようで、凝灰角礫岩らしい。
左右の山でこんなに材質が違うのも珍しい。

2/13 10:58

コルに戻る。
ここから下降。

2/13 11:04

尾根伝いに降りると少し楽かも。

2/13 11:05

林道接続。

2/13 11:12

集落に戻ってきた。

2/13 11:13

次は奥台山。

2/13 11:15

振り返ると岡ノ岳。
れっきとした溶岩ドームです。

2/13 11:23

民宿赤根寮の裏から登る。
このあたりまで集落かお寺があったみたい。
石垣や棚田の跡があった。

2/13 11:28

赤根山登山口。

2/13 11:33

急登を登る。

2/13 11:36

山頂。
お久しぶりです。

2/13 11:44

するっと下山。

2/13 11:57

葛原集落経由で文殊仙寺に戻ろうと思います。

2/13 12:05

旧登山口から。

2/13 12:07

集落の跡、道の跡。

2/13 12:12

植林帯を横切る。

2/13 12:13

途中に祠がありました。
お参り。
村の守り神でしょうか。

2/13 12:14

鉄の筒。
ナニコレって思ったけど、よく見たら弾帯が着いている。
信管は無いけど直径は75mm。
おそらく、旧帝国陸軍の75mm榴弾（用途から考えて八八式七糎野戦高射砲）の不発弾の一部でしょう。
貴重なもの見れました。

2/13 12:18

隠し田到着。

2/13 12:24

葛原集落山神様。

2/13 12:32

あとは文殊仙寺に戻るだけ。

2/13 12:36

林道分岐。

2/13 12:41

小岳分岐。

2/13 12:43

ここは直進。

2/13 12:52

ミツマタのつぼみ。
もう少しで花咲きそうです。

2/13 12:54

文殊仙寺。

2/13 12:56

石段を下る。

2/13 12:59

両子山登れなかったのは残念ですが、本来の目的は達成。
また来ます。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ

感想

らる

謎企画第1弾。
　夏の自粛期間。時間が有ったので応用地質学会とか日本火山学会の論文を斜め読みしていた時に、なかなか興味深い論文に当たった。タイトルは「国東半島，両子火山群-岡ノ岳火山の噴火活動」という内容で、堀川氏が筆頭著者のようだ。この論文は両子山火山の活動と、国東半島がどのようにできたかの一部が記されており、特に岡ノ岳について詳しく書かれていた。
　国東半島山ガイドの60座をすべて廻ったが、この岡ノ岳と言う名前の山は初めて聞いた。この論文によると奥台山（赤根山）と両子山に挟まれた形の溶岩ドームを指していた。早速岩石調査を兼ねて現地に行ってきた。

　と言うのが建前です。
　岡ノ岳は登りやすく傾斜もあまりないので初心者向け、山頂からは赤根山方向に展望もあるので、結構オススメです。登るなら犬鼻峠方向から。畑方向からはちょっとわかりにくい。
　今日は天気と体調のことも有り、予定の半分くらいしか回れませんでしたが、無理して登ること自体が最悪手。山は逃げないので両子山はまたの機会にします。

*参考論文
http://www.kazan-g.sakura.ne.jp/Vol/vol61.1p225.pdf