滝ノ沢岳
- GPS
- 12:10
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 1,228m
- 下り
- 1,225m
コースタイム
- 山行
- 12:01
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 12:11
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
滝ノ沢岳は夕張岳の北西側に位置する地味な存在の山。あまり登られていないようでネット上で記録を見ることも少ない。夏は夕張岳ヒュッテの裏から登るようだが冬はどこからアプローチしても遠い山だ。地形図を確認するとヒュッテの北側にある上巻沢林道から登れば最短距離のように見えた。というわけで、その林道から滝ノ沢岳へ登ってみることにした。
上巻沢林道入口は車が一台分置けるぐらいのスペースが除雪されていて駐車場所問題はあっさりクリア。まずは暗闇の林道へ入っていく。前日までの降雪でスネラッセルぐらいとそこそこ深い雪だった。雪も少し重めでめっちゃ辛いラッセルだった。足が重くてマジしんどい。長い長い林道歩きをヒーヒー言いながらひたすらラッセルしていた。林道は奥に進むにつれ崩壊が酷かったため途中からは沢を進んだ。
長い林道歩きと沢歩きが終わるとようやく尾根に乗る。尾根まで登ると正面に滝ノ沢岳の尖った山頂が見えてくる。ここまで約6時間。あまりにも辛いラッセルで既に疲労度マックス状態だった。それに風も出てきて寒い。しんどい寒い辛いで帰りたい気分となる。一度「山頂も見えたしもう帰ろう!」とUターンして引き返したがどうにか思いとどまる。辛くて泣きそうになりながらまた登り始めた。
標高976mのピークを過ぎると急な登りが増えてくる。風を避けて風下側の斜面を進む。相変わらずラッセルが辛い。山頂直下にスキーをデポ。デポ地点から山頂までは崖となっている。木を手掛かり足掛かりにしながら這い上がるように登る。「帰りに下りれるのか?」と心配になった。急な斜面をどんどん登っていくとなんとか山頂に到着した。マジ疲れた。山頂は雲も多くて景色はイマイチ。風も強くて寒い。帰りも長いので写真を数枚撮ったらすぐに下山を開始した。
山頂からはバックステップで慎重に下りる。デポ地点でスキーを履いたらシールのまま滑っていく。急な尾根滑りは恐怖。慎重に滑った。標高976mのピーク辺りまで戻ると緩やかな斜面となる。あとは登りトレースに沿って滑っていくだけ。林道まではほぼ自動運転で結構早く下りることが出来た。最後の林道歩きはひたすら黙々と戻る。疲れた体で長い林道歩きはマジしんどかった。それでも帰りはラッセルがないだけマシだったのかもしれない。
こんなに辛いラッセルは久しぶり。辛かったとしか感想がない山行だった。滝ノ沢岳はシューパロ湖から登るよりこのルートの方が近いと思う。
【過去の山行記録】
夕張岳 2020年02月01日(土)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2201115.html
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