猫又山・猫又谷右俣
- GPS
- 11:38
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,547m
- 下り
- 2,538m
コースタイム
-猫又山14:28/15:03-滑降-772m南又発電所近く滑降終了16:41
-南又林道入口18:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南又林道は入口から通行止めでした。 林道入口3kmは自転車が使えます。 大きな広い谷です。が、行きになかった。大きな土砂雪崩が有りました。 帰り、林道入口にて、地元の人が、熊が出たので注意してくれと言われました。 前夜泊する方は注意してください。 |
写真
感想
南又林道の入口が通行止めと成っていた。
通行止め入口には、数台の車が駐車されていた。その為、近くの広場に駐車。身支度をして、林道を歩く。
舗装された道路に雪はなく、車を通してくれても、良いものと思い歩く。
幸い、今日はテレマーク(140センチ)靴も履く慣れていた物だった。
洞杉近くで、自転車1台デポ有り。
やっと、南又発電所。少し雪道を歩いて、シール登行となり、スキーから開放された。春の明るい日差が差す樹林の中を歩く。
猫又谷へは、最終堰堤の少し上標高1090mの支流(デブリでいっぱい)から降りて、
谷に立つ。
広々の猫又谷が広がっていた。直ぐ、右から釜谷が入った。
前半は、この時季にしては、涼しく快適に登った。
いささか、斜面が急に成って来る頃、風が止んで熱く成ってきた。
傾斜もきつくなって来た所に来て、風も止んで熱いく成る。
稜線コル下に、2人の人影が小さく見えた。
傾斜が強くなり、雪も溶けて来て登り辛く成ってきた。シール+クトーでも苦しくなってきたが、しかし、山テレ根性で、急登を登り切り、2218mの猫又山稜線コルに立った。真正面に剣岳を見る。
猫又山の山頂まで、小山を2つほど越えて、シールで山頂に立つ。
此方も剣岳がかっこ良く見えた。
この時、14時30分、少し遅れて、oさんも到着。
直ぐに滑降へ、剣を真正面に山頂部を滑る。
oさん左斜面に入ってしまい、スキー雪崩を起こしながら、コルに無事到着。
ここからが、本番、猫又谷へ標高差1700mの大滑降。
急であったが、しかし、其処を抜けると、その下には、広々のU字径の大斜面が広がっていた。
しかも、この時季にしては、縦縞もなく、デブリは有ったが、柔らかで有ったので上等な滑りが出来た。一気に滑り切れないので何回か休む。
最終堰堤も近くになる所に来て、朝には無かった。左の支谷からの大規模な土砂雪崩が谷を半分埋めていた。
其れを避ける様滑り、朝の谷へ降りた所から、発電所への台地へ上がる。樹林の中を気持ち良く滑り、林道を2回ほどスキーを外して、標高772m地点まで滑降。
少し歩いて、発電所前に出た。充実感と疲労で「ふ〜」
雪下に隠れていたフキノトウを採りつつ、登山口(カタクリ等の植物が林道脇に沢山咲いていました)へスキーを担ぎ歩いた。行動時間11時間38分、距離29km
駐車地に帰って着替えていると、地元の人が、「下で熊が出たので注意して下さい」と言われました。
このコースは、発電所辺りまで、車で入れないと、日帰り登山は大変かともいます。
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