荒島岳(勝原ルートをピストン)
- GPS
- 05:05
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(416K) |
コース状況/ 危険箇所等 |
1000mあたりから上には残雪。 しかし,アイゼンなどはまず必要なし。 |
写真
感想
半年前,再び山登りを始めようとしたときに,何冊か山のガイド本を買った。
その中の1冊『名古屋周辺の山 ベストコース200』(山と渓谷社)を見ていて,
福井県に荒島岳という,深田久弥の日本百名山にも選ばれた山があることを知った。
標高は1500mほどだが,一度登りに行きたい衝動にかられた。
そこで,ゴールデンウィークの前半,まだかなり雪が残っているようだったが,
ヤマレコの情報で「なんとかなりそう」と判断して出かけることにした。
4月28日の夜に自宅を出て,0時ごろに旧勝原スキー場の駐車場着。
車の中で仮眠をとって,5時半ごろに出発。
かつてのスキー場の枯れ草の斜面をぐんぐん登って,
リフトの残骸の残るところに「登山口」の標識。
そこからブナ林の尾根を登っていく。
歩きやすい,気持ちのいい尾根だ。
登るにつれて,後方に大野盆地が見えてきた。
登山口から20分ほど登ると,前方に「トトロの木」。
ここが820m,駐車場から500m弱を登ってきたことになる。
しばらく登ると,「白山ベンチ」。雪の白山〜経ヶ岳が見える。
さらに登ると,木々のあいだから荒島岳の山頂方面が見えてきた。
標高1000mあたりから尾根の傾斜が緩くなって,登山道の脇に雪も出てきた。
尾根上のちいさなピークを越えたあたりから,雪の上を歩くようになった。
雪を歩くのは久しぶりだ。気持ちがいい。
急な雪の斜面を登ると,シャクナゲ平に到着。登りはじめから2時間だ。
ここまでまったく休憩を取らずに登ってきたが,
ここも写真を撮ったり,靴ひもを締めなおすだけで早々に出発。
シャクナゲ平からしばらく下って,さて前方に見えるのが「もちがかべ」。
フィックスロープがところどころに張られた急登である。
登り切ると,まわりが開けて,
雪の尾根をつめていくと,次第に傾斜が緩くなってきて,荒島岳山頂(1523m)に到着。
登り口の駐車場から3時間弱だ。
山頂は一面の雪。北は白山から経ヶ岳。南には能郷白山がみえる。
絶景にしばし見とれていた。
下りは,登りルートをそのまま下る。
雪の上をズズズーッと滑るように歩くのが気持ちいい。
ときどき転びそうにもなるけど‥‥。
下りは,ノンストップで駐車場まで下りてきた。
荒島岳はいい山でした。
次はもう少し雪の多い時期,3月の終わりごろの天気のいい日に来たいと思いました。
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