相馬山【榛名山】

2021年05月01日(土) [日帰り]

• GPS: 03:29
• 距離: 10.8km
• 登り: 335m
• 下り: 322m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:48
• 合計: 3:28

9:54 榛名湖バス停
9:57 9:58 県立榛名公園観光案内所前駐車場
10:39 10:41 磨墨峠
10:55 11:03 相馬山の鳥居
11:18 11:21 相馬山
11:34 11:40 相馬山の鳥居
11:51 11:52 磨墨峠
12:16 12:19 榛名湖ロッジ前バス停
12:38 12:40 県立榛名公園観光案内所前駐車場
12:42 13:04 榛名湖バス停
13:04 13:04 県立榛名公園観光案内所前駐車場
13:22 榛名湖バス停

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
高崎駅西口から室田経由榛名湖行きの群馬バスに乗車。
終点の榛名湖バス停で下車して徒歩。

■帰り
榛名湖バス停まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

最初の鉄ハシゴがやや長いものの、それほど高度感を感じませんでした。
他にも鉄ハシゴや鎖場が幾つかありましたが、いずれも整備されていて難所という感じではありませんでした。

その他周辺情報

榛名湖畔には沢山の土産物屋や飲食店があります。

写真

5/1 9:52

榛名湖バス停。今日はここからスタートして、鉄ハシゴで有名な相馬山を目指します。

5/1 9:53

湖畔から見える山々。左が烏帽子ヶ岳、中央が榛名富士、右は臥牛山だと思います。

5/1 9:55

ここで観光案内所の隣にあるトイレを借りました。

5/1 9:57

スイセンは花期の真っ只中。ここは標高1000mなので、季節の移り変わりが下界とは違いますね。

5/1 9:58

シロバナエンレイソウ。榛名湖畔に沢山生えていました。

5/1 10:02

やけに花が赤っぽいヤマエンゴサク...と思っていましたが、ジロボウエンゴサクのようです。

5/1 10:03

青っぽい花のヤマエンゴサク。

5/1 10:04

ヒゲネワチガイソウ。湖畔に点々と生えていました。

5/1 10:07

アズマイチゲ。湖畔の道路沿いで最も多かった花ですが、あいにくの天気で開いている花はほとんどありませんでした。

5/1 10:15

県道33号線をヤセオネ峠方面に向かって進んでいくと、相馬山が見えてきました。

5/1 10:25

あの中央の尾根を直登していくんだなと思うと、ちょっと不安になってきました(汗)

5/1 10:29

磨墨（スルス）岩。榛名山が活火山だった頃、溶岩の通り道（火道）だった箇所が浸食に耐えて残ったのでしょうか？

5/1 10:33

ここで車道（県道33号線）から離れて、ハイキングコースへと入っていきます。

5/1 10:37

開けたササ藪から林内に入った所はこんな感じです。踏み跡は非常に明瞭なので、迷うことはありません。

5/1 10:40

花柄にビロード状の毛があるので、これはニオイタチツボスミレだと思われます。

5/1 10:42

階段が始まったなと思ったら...

5/1 10:45

予想していたよりも長く階段が続きました(汗)

5/1 10:49

カエデ類の若葉。イロハモミジかオオモミジっぽいですが、種名までは分かりませんでした。

5/1 10:51

少し開けた場所に出ると榛名富士が見えましたが、小雨が降ってきたので先を急ぎます。

5/1 10:53

再び階段を登っていくと...

5/1 10:55

鳥居に到着。相馬山に登るには、この鳥居の奥へと進みます。

5/1 10:56

鳥居前で見つけたエイザンスミレ。

5/1 10:58

鳥居をくぐってすぐに鎖場が始まりますが、最初は鎖に頼らなくても通過できました。

5/1 10:59

先程の鎖場の先には、有名な長い鉄ハシゴがありました。高低差は10m弱だと思います。

5/1 11:00

鉄ハシゴを上から撮ると高度感を感じますが、ハシゴが垂直になっていないので高度感はそれほどありません。

5/1 11:01

2つ目の鉄ハシゴは、階段のように手すりを使ってスイスイ登れます。

5/1 11:04

3つ目の鉄ハシゴは高低差2〜3m程度なので、サッと登れました。

5/1 11:07

鉄ハシゴを3つクリアすると、ほぼ平坦な道と急斜面の道を繰り返しながら少しずつ高度を上げていきます。

5/1 11:17

再び鳥居が登場。この鳥居まで来れば山頂は目前です。

5/1 11:18

相馬山の山頂に登頂！

5/1 11:19

山頂からの展望は...残念ながら微妙でした(笑)

5/1 11:21

相馬山の山頂直下で見つけたトイレ。現在使えるのかは不明です。

5/1 11:25

帰りはサクサク歩きたいところですが、急坂が多いので歩幅を狭くして少しずつ下ります。

5/1 11:31

登りではほとんど使わなかった鎖も、下りではしっかり使います。

5/1 11:36

1つ目の長〜い鉄ハシゴを降りると...

5/1 11:40

最初の鳥居に到着。ここからは緩やかなハイキングコースなので、いつものペースで歩きました。

5/1 11:50

磨墨（スルス）岩と三ッ峰山。岩峰となだらかな山容の対比が面白いです。

5/1 11:58

車道（県道33号線）まで戻ってきたら、榛名富士の麓に沿って歩きながら榛名湖畔を目指します。

5/1 12:02

榛名富士の麓の道は、車が通れるほど道幅が広かったです。

5/1 12:08

下水のマンホールは、榛名富士・榛名湖・ユウスゲがモチーフになっているようです。

5/1 12:11

榛名山ロープウェイの榛名高原駅（※山麓駅）の前を通過して、さらに西へと進みます。

5/1 12:14

湖畔の園地には、乗馬体験用に飼われている馬が何頭も居ました。

5/1 12:17

榛名湖に到着。まずは榛名湖と榛名山最高峰の掃部ヶ岳。

5/1 12:17

続いて天目山（左）と氷室山（右）。

5/1 12:17

そして最後に榛名富士。どの山も違った山容で面白いです。

5/1 12:26

ムラサキケマン。南関東の平野部だとほぼ花期が終わっていると思いますが、榛名湖畔は涼しいのでまだまだ花がフレッシュです。

5/1 12:29

再びアズマイチゲ。何とも儚げな感じがします。

5/1 12:55

昼食は湖畔の甲子亭本店で、ワカサギフライ定食を頂きました。

5/1 13:11

ミツバツツジと烏帽子ヶ岳。

5/1 13:14

長毛の榛名どら猫を発見！

5/1 13:15

かい〜の〜(笑)

5/1 13:16

軽トラの荷台に乗った所で接近してみましたが、本気で威嚇されました(涙)

5/1 13:21

榛名湖バス停にゴールイン。天気には恵まれませんでしたが、沢山の花を見られて良かったです。

5/1 16:20

今日のお宿、ホテル渋川ヒルズに到着。

5/1 16:27

本日のお部屋はこちら。若干狭めの部屋かなと思ってましたが...

5/1 16:33

ビックリしたのはバスルーム。トイレのタンクの上にシャンプーなどが置かれていました(笑)

5/1 16:33

そしてバスルームに飛び出ている配管は、なんと室内にあるエアコンのドレンホースでした(笑)

撮影機器：

PENTAX KP ボディ ペンタックス

ZenFone Max Pro (M2) SIMフリー ASUS

装備

個人装備

ソフトシェル フリース 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS 筆記用具 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め ナイフ ウェットティッシュ 保険証 携帯電話 予備乾電池 モバイルバッテリー 時計 小銭入れ タオル ストック カメラ クマ鈴

感想

ardisia

[ルート]
相馬山は榛名湖畔でユウスゲの咲く頃に登ろうかと考えていましたが、岩っぽいことで有名な子持山の前哨戦として登ることにしました。
スタート地点の榛名湖バス停からはしばらく車道歩きが続きますが、「ゆうすげの道」から登山道に入り、鳥居をくぐると鉄ハシゴと鎖場の岩場がスタートします。
一つ目の鉄ハシゴの高低差が最も大きい（※8m前後？）ものの、ハシゴの傾斜は垂直ではない（※おそらく60〜70度前後）ので、高度感はありませんでした。
これ以降の鉄ハシゴや鎖場は高低差が最大3〜4m程度で、いずれも傾斜は比較的緩やかでした。
幾つかの鉄ハシゴ、鎖場、ロープ場を抜けると、意外にあっさりと山頂に着きました。
帰りは急坂を下ることになるため、歩幅を小さくしてスリップを防ぎつつ、鉄ハシゴや鎖をしっかり掴んで慎重に降りました。

[展望・景色]
・相馬山：曇っていたものの山頂から西側の展望が良く、渋川市街地を一望できました。

[動植物]
榛名湖バス停付近（※氷室山〜天目山のすぐ北側）は草花が多く、アズマイチゲ、ヒゲネワチガイソウ、ヤマエンゴサク、シロバナエンレイソウ、ムラサキケマンなどが沢山見られました。
相馬山の林内ではエイザンスミレやアケボノスミレの花が見られましたが、個体数は少なかったです。
また、榛名湖畔ではアカゲラを見かけました。

[飲食・お土産]
甲子亭本店で、ワカサギフライ定食（税抜き1350円）を頂きました。
山行中は冷たい雨で体が冷えていたので、暖かいご飯で癒されました。

[その他]
相馬山の山頂はそれほど広くないため、下山後に登山口近くのあずまやで休憩するか、湖畔の飲食店でゆっくり休む方が良いかもしれません。

コメント

yamaonse

改めて見るといい山。
ardisiaさん、こんばんわ。我がグンマーにようこそ！と言っても、最近地元の山を全然登っていません（滝汗）スミレもいろいろあるし、シロバナのエンレイソウもあるんですね。アカゲラもいたとは驚き。近いが故に舐めて掛かりがちな赤城・榛名山、特に春先はノーマークだったので、花や鳥がいろいろいそうなのが意外でした。相馬山のハシゴ場、怖くはないけどあまり好きになれないかも。大震災直後はぐらぐらしてて、迂回路は片側が切れてて怖かったのを思い出しました。ホテルは至らぬ点があり申し訳ございません。店主に代わってお詫びいたします（爆）

ardisia

Re: 改めて見るといい山。
yamaonseさん、こんばんは。

榛名山や赤城山は都心部からのアクセスも良く、サクッと登れる上に草花も楽しめる貴重な山ですが、湖畔の道路脇の木にアカゲラが飛来したのは驚きでした。
...というのも、ご存じの通り榛名湖畔の道路は休日には走り屋の方が集結するので、こういう騒々しい場所には来ないだろうと思っていました(笑)

相馬山のハシゴは確か3つ目がグラグラしていましたが、距離が短かったのでそのままパッと通過してしまいました(汗)
帰りにハシゴを観察してみたところ、ハシゴが接地しているのは足の部分の2点と、左側の支柱1点の計3点だけだったので、ハシゴの右側が浮き上がるようになってグラグラしていたようです。

あと、お宿の件は安い所なので仕方ないですね(笑)
お風呂は大浴場を勧められましたが、現在の状況を鑑みて室内のお風呂で我慢しました(汗)