yucon vs 山ヒル 第一戦（御池岳 ゴロ谷）
yucon
コースタイム
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
T字尾根からソフトランディングが何とかできる所は一ヵ所くらいなので登攀具一式必要かと思います。危険個所でもあり地図の掲載は控えさせていただきます。 荒れた谷で山ヒル以外は何もありません。むやみに立ち入らないように願います。 P967付近でマムシを合計5匹見かけました。誤って踏みつけたりして噛みつかれると非常に危険です。足元に注意して下さい。 |
写真
いつ出てもおかしくない雰囲気（山ヒルのことです）
ここまでで2匹の山ヒルに襲われたがアルコール除菌スプレーで撃退しました。
このリボンを辿ると「ゴロ谷」へ落ちるだけです。御用の無い方は近づかないで！（一体何の為のリボンなのか リボンを辿れば谷へ堕ちるだけです）
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（一体何の為のリボンなのか リボンを辿れば谷へ堕ちるだけです）
そういえばザックの重量が13kgだった。
ようやく安全地帯へ這い上がり覗きこむ。そういえば今日はryujiさんとToshiさんの計画に沢登りとあったなぁ、同じ沢登りでもえらい違いです（靴も手もドロドロ）
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そういえば今日はryujiさんとToshiさんの計画に沢登りとあったなぁ、同じ沢登りでもえらい違いです（靴も手もドロドロ）
この後アルコール除菌スプレーで逝ってもらいました。血が止まらん〜、かゆい〜
わからんキノコ。この後 本日初めて人に遭うおぉ こんな日にこんなとこに来るのは僕だけじゃないんだ！
ヤマレコユーザーのRonaldoYAMAさんでした。
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おぉ こんな日にこんなとこに来るのは僕だけじゃないんだ！
ヤマレコユーザーのRonaldoYAMAさんでした。
飴の包み紙、テープ（一か所に固めて捨てられていた）
装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 2日分
行動食 1
飲料 1リットル
ティッシュ 1
カップ 1
バンドエイド 1
タオル 3
携帯電話ＧＰＳ付 1
計画書 1
雨具 1
ガスカートリッジ 1
ハイキングストック 1
ハイドレーション（水2Ｌ） 1
高度計付リストウォッチ 1
非常食 1
着替え 1
ハーネス 1
ロープ(30ｍ) 1
環付カラビナ 1
コッヘル 1
バーナー 1
デジカメ 1
スマホ予備バッテリー 1
カラビナ 1
スリング(80) 1
虫除け 1
予備の眼鏡 1
スパッツ 1
持病の薬 1 3日分
GPS（含予備電池） 1
コーヒー 1
パーコレーター、ネル
座布団 1
割り箸 2
スプーン 1
調理用の水(500ｍｌ) 1
グラブ 1
テント 1 nemo obi1
エアマット 1
まくら 1
寝袋 1
ヘルメット 1
|
|---|---|
| 共同装備 |
ツェルト
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
車 1
|
感想
【あれから約一年】
早いもので遭難事故から一年が過ぎようとしています。今週末には私の遭難の記事が掲載された月刊誌「山と渓谷」が発売される予定です。アルプスなどは別として少しでも里山や低山での山岳事故を防ぐことができればいいのですが・・・。
今でも遭難当時のことを思い出さない日や遭難について考えない日はありません。昨年11月より皆さんに協力いただき何度も現場や周辺に足を運び具体的に思い出したことも多く かなり頭の中も整理できてきましたがまだまだ不十分です。いずれは最終報告という形で皆さまにお伝えしたいと思います。
【今回の目的】
VS山ヒルなどと茶化したタイトルですが今回の目的は
�ー�分が一週間近く野宿した谷底は本当に自力脱出できなかったのか？この疑問を検証すること。
�⊇蒜馥散颪眤靴いい錣罎襦峅討僚珍�テン泊」を実行するにあたって、それだけの装備を担いで山を自由に歩き回れるか（いわゆる歩荷訓練）
�Ｅ俘偽颪眤靴の�習もしてそろそろ自分の力だけで実践で試してみる。
�の觴�は山ヒルの多発地帯というが北部は意外と少ないのでは？特に御池岳は夏山としても適しているのではないだろうか？という「御池岳山ヒル安全宣言（責任は取れませんが）」を叫びたい。
�ネ遒箸景�の一眼レフカメラを発見したい。帽子やコッヘルのふたは5月に発見されました。
概ね以上の5項目が今回の目的です。
【山行記録】
久し振りに御池川沿いの林道を通ります。やや強い雨が続いたので土砂崩れや崩落で通行止めになっていないか心配しましたが林道起点の多賀町霜出の集落からミノガ峠を超え御池橋、ノタノ坂駐車地まで若干の崩落や落石はあるものの通行が困難ではありませんでした。多賀町霜出からノタノ坂駐車場まで約30分かかります。
今回の山行で再び事故を起こしたり皆さんのご厄介になる訳にはいきません。家族には20時になっても帰宅しなかったり電話連絡がない時はここにいるので翌朝にこのようにして下さいと詳細を伝えておきます。
いずれにしても何か事が起きれば「御池岳」はもちろんのこと「山登り」は捨てなくてはなりません。
では、なぜそんなリスクを背負ってそこを目指すのか？山を舐めている訳ではありません。どうしても失敗したままで終わりたくなかった、もう一度チャンスが欲しかった。理由としてはどれもしっくりきませんが そんな思いがいくつも積もっての行動です。
T字尾根の登山口から尾根に乗るまでの登山道は全体的に急峻になっていました、山は生き物です、日々変化しているようです。尾根に乗るまでに1匹の山ヒルに襲われますがストックで蹴散らかしました、ホント油断大敵です。
尾根に乗れば気持ちの良いのが「T字尾根」の持ち味、いつ来ても気持ちの良い山歩きができます。左右にウロウロと何か面白いものはないかと物色しながら歩きますが毒々しい色のキノコ類があるだけで目立つものはありません、程なく自分が落ちたところに検討をつけてロープ、下降器を使ってゆっくりと下降します。
合計3ピッチ使って谷へ降りました。谷の真中で食事の用意をしていると またもや山ヒルです、今度は大物長さ3�冂�でしょうか、「アルコール除菌スプレー」の出番です。「昼下がりの〜」よりもコストパフォーマンスに優れており塩水や食塩に比べてシューズなどへのダメージも少ないように思います。シュッと一吹きで充分、二三度もがいてころりと逝きます。
見上げると緑の葉が谷底を隠しています。稜線からも余程谷に接近しなければ見えません。一見緩やかに見える谷への斜面は意外と急峻で最後には3m〜5mの高さからほぼ垂直に切れ落ちていました。
今日は単独で来ていることを忘れてはいけません。カメラ探しにもう少し時間を割きたかったのですが早めの行動開始をします。今日は遭難中に何度も行こうとしましたが行けなかった、行く勇気が出なかった、「谷」を上へ上へと詰めて行ってみます。詰めるほどにだんだん険しくなってきますが岩を攀じ登り上昇します。浮石に注意して、剥がれやすい花崗岩を慎重につかみ谷を詰めると20分ほど登った所に細い滝が現れました、逡巡して右を巻きます、何とか攀じ登るとまだまだ谷は続きますが沢は伏流となりT字尾根側は一見緩やかな斜面に見えました。谷を詰めると言っても谷というより斜面の枯れた小川のような感じなのでここで稜線に登ることに決め、比較的角度の緩い所から適当に登りますが斜面が柔らかくとにかく滑ること 足の掛場がなく木々の根っこなどを慎重に掴みながら少しづつ上昇しトラバースを何度か繰り返しようやく平らな所へ出られました。後はブナ権現と言われる所を横切りながら泥を払いグラブを外すとガ〜ン！小さいヒルが吸血中でした「やられた〜！」と叫びながら写真撮影して冷静に対処、除菌スプレーを一吹きでは噛みついて離れません、最後は「デコピン」で逝ってもらいました。痒い〜、血が止まらん〜 とりあえず救急キットから「オイラックス」を取り出して患部に塗りました。
P976付近の道ではマムシを立て続けに5匹発見しました。こんな奴に噛みつかれたらドエライことです。（長浜赤十字病院に血清があるらしいです救急車で一時間ぐらいかかります）踏みつけないように気をつけて歩きます。
T字尾根の最高点付近でキノコ撮影やゴミ拾いをしていると、本日初めての登山者に出会いました 先程ですがヤマレコユーザーの「RonaludYAMA」さんと判明しました。初めまして！記録を拝見すると物凄い距離を歩いておられます（21�辧剖欧貽�りました。その直後に「ギンリョウソウ」に出会い写真撮影し痒い左手をボリボリ掻きながら下山完了！ アイスボックスでキンキンに冷やしておいたノンアルコールビールを一気飲みして気分もスッキリ！
今回、自分としては一定の満足感を得ることができました。あと2〜3度は足を運び調査を続けたいと思います。
目的に対しては
�，砲弔い討麓�力脱出は遭難当時のケガや身体の状態、登攀知識、技術等を勘案すると困難ではなかったかと考えます。
�△気垢�にザックは重かったが歩いてバランスを崩す事もなくもう少し重量を増すことも可能です。
�Ｅ俘偽颪琉靴い浪燭箸�形になってきました。道具類で足りないものが明確になりました。
�せ灰劵覦汰汗觚世泙任呂任�ませんが想像するほどは「御池岳」に生息していないとの印象があります。
�ズ埜紊陵遒箸景�カメラはまだ見つかりませんでした
VS山ヒルは今夏のシリーズとして続けようかと思います。どなたか物好きな方の同行大歓迎です。第一戦は5勝一敗でした。
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Ｔ字尾根最高点の最新記録
お見かけした時に荷物の量とマイナールートでの穏やかな佇まい只者では無いと思ってましたら、あの有名なyuconさんだったのですね！
その日は茨川〜治田峠で山ビルにやられました。。。
しかも靴下の上から！どこからでも吸血するんですねf^_^;
あとは藤原岳への最後の岩場を登っている時に手を置いたすぐ近くにマムシが日向ぼっこしてて流石に焦りました！
秋迄は虫、ヒル、蛇との戦いですね。
ではまた何処かでお会い出来ればと思います。
一年前にこのルートで道に迷った挙句に沢に落ちて遭難しており「只者」以下だと思います(笑)。
山ヒルもマムシもあまり出会いたくありませんが夏山独特の危険も多いです。特に人通りの少ないマイナールートではお互い気をつけましょう！
それにしてもすごい距離の周回コースで驚きました。そしてお会いした時は既に20km以上を踏破した後とは見えないほどお元気でしたね！感心しました。私なら一日では無理なので泊まりがけになります
お会いできて良かったです、滋賀県の山でまたお会いしましょう！
ここ8週間はずっと20km以上のルートで歩いてます。
先週までの3週間は比良、鈴鹿の縦走をしていたので30km以上でした。
増え続けた体重と中性脂肪を落とすために苦行を重ねてます。
梅雨も開けて暑い日々が続きますので今後はマッタリ山行で行く予定です。
滋賀県民なんでだいたい鈴鹿か比良に居ります。
またお会い出来ればと思います。
改めて、すごい場所で、すさまじい体験を
されたのだと感じました。
装備品、日帰りハイキングとは思えない
小物・医薬品など、慎重な装備に
感服致しました。
鈴鹿の山のヒル、ダントツに多いのが
霊仙、つぎに藤原だと聞きます。
沢沿いの樹林帯が長い山ほど
多いのでしょうね。
ヒルの増加は、鹿の数の増加に由来してて
さらには、集落の廃村にまで遠因するらしく
花の種類の減少にもつながってて
奥深い問題ですね。
鈴鹿のヒルは曲者です
南よりも北鈴鹿で多いように思っていますが、逆なんですか？？？
御池岳の登山道（大君ヶ畑から茶野、鈴ヶ岳ルート）で数十匹が靴に張り付いたのがトラウマになっているせいかもしれません。
御在所あたりだとあまりヒルと結びつくイメージはないのですが、どうなんですかね？
お疲れさまでした。
あのゴロ谷に単独で降りられたのですか、
私なら行きませんけどというか、行けないでしょう。
装備は万全ですね。登攀具にテント、何キロ位でしょか？
私は、山行きから家路に向かう車中が一番充実感を
感じるので、テントや寝袋はまだ持っておりません。
でも、万一に備えて水４ℓと食料2日分とツエルト類は
常備してますけど、重くて時間かかるので悩んでます。
あ、そうそういよいよ発売ですね楽しみにしてます。
お恥ずかしい限りですが のこのこと谷を降りて行きました。
装備については訓練を兼ねていましたので今回使うつもりの無いものまで詰め込みましたが、もう少しパッキングや詰め方に工夫をしてバランスの良いザックに仕上がるようにしたいです。ザックの中身に偏りやアンバランスが生じるとそれに振り回されて転倒や滑落の元になりそうです。「秘奥義 2回転半ひねり」が炸裂しないよう気をつけなくてはいけません
vs山ヒルは霊仙山、藤原岳を思いっきり予定してます。出血大サービスしないよう気をつけまっす
茶野〜鈴ヶ岳は危険地帯でしょう
花崗岩質より石灰岩質を好むと言われており、霊仙山を中心とした鈴鹿の北部に多い理由とされてますが「入道ヶ岳」も南部の危険地帯であり定説と決めかねます。
とにかくジメジメして日当たりの少ない所を好むようです。
御池岳は昨年も今年もテーブルランドでは見かけませんのでいかに安全にすばやく山上台地に登りきるかですね。
槍ケ岳気をつけて下さい！
いつもデータ重視の山行楽しみにしています。数学は苦手ですがやはり数字はうそをつかないですね「理数系登山」って新ジャンルですね！
普段はそう怖くない静かな谷です。実際のゴロ谷は私の降りた沢を下って行くと落差15ｍ〜20ｍの滝口になっており、その滝の水が注いでいるのがゴロ谷です。私が倒れていたのは正確に言うとゴロ谷の支流または支谷です。
先月、御池岳に50年通っているという方とマンツーマンで御池岳のBRを恐ろしいスピードで半日歩いて「本当の山歩き」を叩き込まれました。厳しかったですがとても良い経験で自信も付きましたし勉強になりました。私もこの山に通いつめて隅から隅まで歩いてみたいと思うようになり、安全に登山道で無い所を歩く訓練をしています
さすがは広大な山です、道無き道の先にはとっておきの場所があったりします。
まだまだ訓練が足りませんがこれからも隅々まで歩けるように通い詰めます
理数系登山も楽しみにしています。
再訪お疲れさまでした。
この一年、様々な思いを抱かれてのことかと思います。
改めて、斜面の急峻さを感じ取ることができました。
また、yuconさんは山へ対する想いを改めて見つめなおす事ができたかと思います。
本当に身をもって体験された事は一生忘れないと思います。
あの経験から得て学んだ事を他の方や周りの方々に伝え、少しでも役に立てるように導いてあげてください。
本当に一回り大きくなって帰って(復活)こられましたね。
あと、ヒルは本当に不愉快ですね。幸い秋田の山はヒルもいなくて安心です
昨年一年間で遭難事故に巻き込まれた人数は全国で約2,500人だそうです。特に1,000ｍ前後の低山での事故が顕著に増加しておりその対策に各自治体や警察もいろいろな取り組みをしているようです。（丁度今NHKのニュースで放送してます。映像には ほぼ手ぶらで登ってくる若者のインタビューが2,3ありましたが）まだまだ私の声も届いていないようです。
斜面はホント急で遭難時は睡眠不足と疲労と熱中症による脱水症状とケガと空腹で5〜6時間かけても這い上がれませんでしたが先月は登りきるのに30分とかかりませんでした。非常食さえあれば行動するエネルギーが摂取できますが、沢の水だけでは身体のパフォーマンスは極端に落ちます。2〜3日分の効率良くエネルギーを摂取できるゼリー飲料やスポーツドリンク、は必携だと思います。飽食の現代日常生活では空腹で行動不能になることはまずありませんが山ではいとも簡単にそういう状況に陥ります。
こういう危ない目に遭った奴が知合いに居るといって mountrexさんの周囲の山登りの方々にも伝えて下さい。
yuconさんこんばんは！
「後は無線の免許やな」って遭対委員長が言われてましたよ。頑張って取って下さい
ところで、先日の釈迦ヶ岳のように、一瞬のバランス崩れで滑落死するリスクは装備では軽減されません。逆に装備が重すぎると、バランスを崩しやすくなるためリスクが高まります。
先日の件ですが、滑落する途中で携帯やGPSが散乱し、ザックも破れて中身がすべて出てしまい、発見時にはザックは空でした。
あの件も、実は即死ではなかったので、単独でなければ命だけは助かっていたかも知れません。装備では決して助からなかったいい例でした。
今回の山行は、あまりにもリスクが高すぎたと思います。生還おめでとうございます。運がよかっただけです。
ももさん ありがとうございます。
「カメラの〇〇ムラ」でデジイチを物色していたら壊れたカメラでも下取りしますと言うことだったので 何とかしなければと谷へ降りて探しに行きました。
「無線」の専門店はなんと自宅から30秒のところにあり「こんなド近所にあったんか！」とビックリしました。近々に相談に行ってきます(笑)
山ヒルは「ヒル対協 長浜支部長」なので率先して駆除しております(笑)が，奴らも手強いです。
〜皆さんから前向きなコメントばかりいただき ありがたいです。
がしかし本性を知っている方々からの辛辣なコメもまたありがたいものです。
Ｔoshiさんから「ムフフの天罰の話」聞きませんでした？6月の前半にとある方に御池岳のＢＲを引きずりまわされて大変でした。ホント鈴鹿のプロという人は厳しいです。（結構楽しくもありましたが）
白山楽しんで来てくださいね、6月に行った時はスキーは問題なしの積雪量でした今週末はお天気が心配ですね、「山と渓谷」買って皆さんで盛り上がって下さい。 私は少し緊張しております・・・では！
PS、いろんな事故のニュースを見るたび思うことは「ホント運が良かっただけですね」最近良く耳にする「サードマン現象」もありましたしね!
『山と渓谷』読みますよ（立ち読みでもよろしいでしょうか？
yuconさん、傾向としてどちらかと言えばマイナーな山好みで素晴らしいことですが、何かあった時は心配倍増です。
十分注意してくださいね。ご一緒できますので、お声をかけてください。
但し、ヒル山は遠慮します。すいません
そうなんです一年です。ちゃんと生きてます。
それだけで幸せです!(^^)!
そうですねマイナーな山やルートを好みますね!!そして
そういうところには 必ず何かいますね(笑)
そういうおどろおどろしいところが大好きなんです。すみません。
話題の山行に興味深いタイトルで思わずクリックさせていただきました。
私もヒルは鈴鹿北部の方が南部より多いと思いますがどうなんでしょうね？
さて、先日と言っても２月のことですが、遭難に関して私の疑問に詳細に教えていただいてありがとうございました。その時のHNはyahohoでした。
yuconさんの遭難記録は低山での遭難防止のために今後も十分に多くの人の役に立つと思います。yuconさんご自身は同じ失敗は繰り返さないということは確かに安全につながることなんでしょうがプレッシャーもあるかと思います。そのあたりは上手に対応してくださいね。
さて、記録を拝見して私のおせっかいな性格で申し訳ないですが、こういう装備が書かれているレコを拝見すると私は「ナイフ」を探します。
ここでは細かいことは省略して私の日記で後日ナイフの重要性を書かせてもらいますが、少なくともロープなどの登攀道具を持参されるような山行（そうじゃない全ての山行でも）は、ナイフは必ずポケットに入れておいてください。これはお守りのようなものですが、無いと命を分ける場合もあります。古い山男からの助言と思って聞いてください。
それと単独の場合、予備のヘッドランプは装備してください。今の時代は超小型の優れたヘッドランプがありますので二つ持つのは問題ないことだと思います。
私は装備はなるべく持たない軽量派ですが、以上のことが気になったので、ご迷惑なコメントかも知れませんが書かせてもらいました。ポジティブに考えていただければ幸いです。
メールにしようか迷いましたが、内容的にコメントした方がいいかと思いました。今後ともご活躍のほどを。
長文を失礼しました。
こんばんは。
昨年、山歩きを始めてまだ一年に満たなかった自分にとって
遭難顛末記は、あまりに衝撃的な内容でした。
綴られた文章から伝わって来た不安、恐怖、絶望...
けれど、yuconさんが直に体験されたそれらは、本当は文章などでは
表現しきれないものなのだろうと察します。
更にその奥には当事者ですら正体の掴めない巨大な計り知れない何かも
存在するのかもしれませんね。
（勝手に想像しました。違ってたらごめんなさい。）
自分なりには山を甘く見てはならないと認識していたつもりでした。
が、実のところは自分の中で慢心は大きく成長していたのです。
実は先月、ずさんな計画で多人数の山登りを実行し、大失敗しました。
事故などが起きた訳ではないですが、それは運が良かっただけでした。
何かが起こっても仕方がない様なお粗末な内容で、後悔が今も続いています。
これからは自分のペースで、少しずつでも改善して行くつもりでいます。
明日からまた山ですよね。
無理せず楽しんできて下さい。
大変的確なアドバイス ありがとうございます。丁度仕事帰りの電車でメッセージを読ませていただきましたので途中下車してモンベルショップへ寄り「ヘッデン」の予備を購入しました。電池の予備等の準備も怠らないようにします。
ナイフは店頭のショーケースにＶ社の多機能ナイフがありましたが値段も幅広くどのようなタイプのものが適しているのかイメージできなかったので今回は購入を見送りました。残念ながらナイフについても全く知識が無いので御教授頂けるとありがたいです。
このように経験を積まれた皆さんから親切にアドバイスを頂けるのが「ヤマレコ」の良いところだと私は思います。特に私のように初心者でどこの団体にも属さない者は書籍やネット情報しかありませんがネット情報も無責任なものや商業的なものが散見されます。
しかし「ヤマレコ」のユーザーさんである程度常連の方の情報やアドバイスは信用ができると思いますし大変貴重なものでお節介は大歓迎です。
文章も高圧的にならないよう気を使われているのも伝わってきて大変恐縮ですが、これからもお気づきの点があればアドバイス頂けると非常にありがたいです。
hiroCさんコメント ありがとうございます。
山でもどこでも失敗はありますよ！人間は後悔するようにできています。などと偉そうなことは全く言えません。
でもね!やっぱり諦めないことです、少しでも前に、上に進む努力をすべきです。進まなくてもその方向にさえ心と身体が向いていればＯＫです。
本日発売の「山と渓谷」8月号の特集ページを読んで下さい・・・・・「僕」がいます。
よろしく
yuconさん、私のお節介をポジティブに受け止めていただいて私も嬉しいです。
ヘッドランプはノーマルルートの通常の山行であれば、複数の人数で行く場合は一人１つでもいいかも知れませんが、単独の場合はヘッドランプは必ず予備が必要だと私は思っています。携帯電話でも代用できますが不安です。
モンベルの単三１本のヘッドランプは私も予備としてもっています。これはとても優れていますね。データを信用するのではなく時間があれば本当にどれだけの時間点灯するか実験してみてください。夏と冬とは違いますが…。こういう実験が山での自信になりますし余裕になります。
ナイフは、ビクトリノックスがいいと思います。
私が非常に若い最初あたりは日本製やフランスのオピネルを持ったことがありますが、いわゆるスイスアーミーナイフのビクトリノックスにしてからはこれだけです。昔はスイスに行って買っても高かったですが今では日本でも非常に安いのでヨーロッパに行って買う必要はないと思います。昔は偽物も多かったですが今は心配ない気がします。
私の考えですが、大きい刃と小さい刃がついていて、ワインのコルク抜き（ワインは遊びですが）が最低ついているものがお勧めです。他にも色々な物があまり沢山付いていると重いし訳が分からなくなってしまいますので、あとはノコギリとキリのような物がついているのがいいと思います。それだけ付いていると、さらに他にも付いていますが付いていてもいいと（私は）思います。
（追記：今ビクトリノックスの頁を見たらオフィサーのキャンパーというのが私のお勧めです。でも参考程度にしてください。）
ナイフは無くさないように紐をつけてズボンなどに止めておいてください。また、紐は簡単に外せられる点もポイントです。簡単に書いていますが重要な裏付けがあることです。
長くなって恐縮ですが、これを書くと多くの人に嫌われてしまいますが、山の安全に関しては私は嫌われてもいいと思うので恐れずに書くと、『ナイフを重要装備に位置づけていなくて持参すらしない山ヤさんを散見しますが、「大した山ヤじゃない」と判断してもいいぐらいです。』ということです。
私の場合はナイフは磁石と地図と同じぐらいの重要な位置付けです。岩や沢や氷の場合はもっと上のレベルになります。
是非ともナイフはどんな山行でも使う予定がなくても必ず持参するようにしてください。私からのお願いです。
またしても長文失礼しました
yucon様こんばんは
1年前に大変な経験をされたにもかかわらず、貴重な記録として残していただいたこと、さらにその後復帰されて、精力的に山行をされていることに敬意を表します。
今日、山と渓谷の８月号を買って読みました。８月号の特集が「現場から考える 遭難しないためにできること」になっています。山渓が遭難系の特集を組むのはこれまで２月号が多かったのですが、大勢の人が山に行くこの時期に特集が組まれたのは、遭難者の増加（携帯電話の普及による増加も含まれていますが）が止まらないことに山岳関係者全体が危機感を感じているからでしょう。
今回は野村仁さんが記事を書かれており、多くの山レコ関係者の方々が動かれていたこともわかりました。原因や教訓が整理されていますので、ぜひ今後の糧にさせていただきます。
また今後、私自身が山レコ利用者としてネット上に情報提供する際には、できるだけ客観的に皆様に情報をお伝えすることを肝に銘じ、他の人が危険にさらされることを避けたいと思います。
ところで、山岳遭難系のブログをやっている豊後ピートさんと、地図の読み方に関する本を出している平塚晶人さんが、野村さんの記事のすぐ後に続けて、岩稜編と低山編に分けて、道迷いを防ぐ基本的な歩き方や山の地形に目を向けることなどを書かれています。
YUCONさん、こんばんは、そして、始めまして。
kodakenと申します。
この度は壮絶なヤマレコ体験談につき、拝読させていただきました。すかさず、本屋へ走り、「山と渓谷」を購入、再度、読ませていただきました。
私は1年前から山歩きを始め、その面白さにはまってしまったものですが、単独行では、確かに一抹の不安を覚えることがありました。
貴記事を読んで、「私は人がたくさん訪れる、または、ルートのはっきりした場所を選んでいることで、今のところ、運よく何も起こらないでいたのだ」と、再認識させられました。
GPSだけでなく、地図・コンパスを使いこなせるようにしなければならないと痛感しました。
(その他装備品についても見直す点がいっぱいです)。
以上、大変参考になりました。ありがとうございました
ご訪問、コメントありがとうございます。
いろいろとお詳しそうで勉強になります。
実際に編集部からオファーをいただいたのは昨年8月でした。以降ヒアリングと現地取材を合わせて4回野村さんから受けて今回世に出して頂くこととなりました。
今回の記事についての反響はブログの比ではありません。一個人のブログと全国規模の歴史ある登山総合誌との差は銀河系レベルですね（笑）でもこれで自分のブログや言動が公式に認めていただけたような気がして感無量です。あとは山岳事故の絶無を願うばかりです。
初めまして ご訪問＆コメントありがとうございます。
私も以前は自分が山で遭難することを想像できませんでした。
希望と絶望を繰返しながら不安と空腹とこの世への未練を感じつつ全身の痛みにも耐えてだんだんと意識が混濁していき・・・。
これまでの山岳遭難事故死された多くの方々が体験されたであろう「思いや苦しみ」を「あの世」まであと数歩のところまで接近しながら皆さんのおかげで奇跡的に「この世」に持帰ることができました。
少しでも何かを感じていただければ幸いです。
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