奥多摩・日原川唐松谷
- GPS
- 09:30
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 2,247m
- 下り
- 2,286m
コースタイム
天候 | 晴れ、午後から雷 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※日原林道は工事のため八丁橋で通行禁止 ※野陣ノ滝、1段目は簡単、2段目は少し立っていて上の方が少し難しい、3段目は見た目より寝ていてホールドもある、5年前は残置ハーケンがあったが今回は無かった。 ※大滝は今回も右から巻いた ※三段8mの滝は右のルンゼから巻いて懸垂2回で下りる。左も巻ける感じだった |
写真
感想
観測至上4番目の早い梅雨明けでいきなりの猛暑、こうなるとやっぱり沢でしょ〜で、奥多摩の唐松谷に行ってきた。鳩ノ巣駅の無料駐車場に前泊、土日は満車になる駐車場も平日は静かなものです。9日は快晴今日も暑くなりそう、八丁橋まで車で移動して橋の手前に駐車する。一昨年の台風で日原林道は通行止めになっているので、唐松谷林道入り口まで歩かなければならない。5年前に唐松谷を遡行したときは入り口まで行けたのになぁ〜だらだら登りの林道歩きはしんどい。途中で落石防止の工事をしていたので今年中には開通して欲しいものです。
大汗をかいて唐松谷林道と富田新道入り口に着きそのまま登山道を吊り橋まで下る、橋の右が大雲取谷で左が唐松谷の出会い。連日の激しい夕立で大雲取谷は少し増水していたが唐松谷の水量は平水だった。今日も午後から雷注意報が出ているの注意だ、でも唐松谷はすぐ上に林道があるので少し安心かな。吊り橋を渡り登山道の下で準備をして入渓、前回もあった倒木が掛かる小滝が出てきたが、前回よりもいっそう滑りやすくなった感じで全員で右岸を巻いた。その後はゴルジュ帯になり小滝を50分ほど登っていくと野陣ノ滝に到着、小松さんがじっくりと登るルートを確認、3段目が見えないけど前回は確か残置が2カ所会ったはずと話す、小松さんが下段をロープを引いて登る。左壁のルートは少し立っているが途中に残置シュリンゲがある。登り終わりの所がホールドが無く少し難しいかな、ビレーポイントも落ち口の岩に取れる。3段目の滝下は釜になっていて腰までつかって渡る、小松さんが登りビレーはNさん飛沫が飛んで寒そう、たしか5年前は残地ハーケンが2個有ったはずが今回は無かったみたいでした。
三人とも野陣ノ滝を登り切り満足顔で先に進む。小滝とゴーロ帯をしばらく歩くと大滝に到着、ここは前回と同じく左岸から巻いて滝上に下りられた。次に出てきた滝が3段8m、前回は釜をへつり登ったが3段目が手がかり無しで苦労した記憶があった。今回は巻くことに決定〜なぜがほっとする、右のルンゼから巻こうとしたら上の方に鹿が姿を現ししきりに鳴いて威嚇していた、ルンゼから尾根をのっこして2回の懸垂で沢に下りた。上から見たら右岸にもロープがぶら下がっているのが見え、釣り師さん達が置いていったのかねぇと三人で話す。ここから先には大きな滝も無いのでのんびりと歩いて行く。
左から入るイモリ谷との合流を過ぎた少し先で休憩しているときに雨がぱらぱらと降ってきたのでいよいよ夕立かと心配になり三人で協議、地形図を見るとちょうど登山道に一番近いところに居るのでここで遡行を中止することにして20mほど登り登山道に出た。雨は思ったほど降らなかったが雷が鳴り始めていたので中止して良かった。唐松谷林道を下り吊り橋の所に戻ると唐松谷は濁りも無く平水なのに、大雲取谷が茶色く濁り増水しているのが見えてさ三人ともびっくりする。雲取山の方では降ったのか野陣尾根1つ隔てただけなのにこんなにも違うなんて驚きだ。日原林道を下って工事のところを通り過ぎるときに工事関係者から「雨大丈夫だったか」と聞かれたので「はい、大丈夫でしたよ」と答えたら驚かれた。工事しているところも大雨が降ったらしく道が川になったんだと話してくれた。私たちの所だけ雨が降らなかったようで本当にラッキーだったねと話しながら長い日原林道を下り八丁橋まで戻った。
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