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Yamareco

記録ID: 3271670
全員に公開
ハイキング
箱根・湯河原

湯河原 初夏の鎌倉幕府開運街道を往く(幕山〜自鑑水〜南郷山〜小道地蔵堂〜さつきの郷)

2021年06月12日(土) [日帰り]
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hadzuki その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:41
距離
12.4km
登り
617m
下り
711m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:42
休憩
1:52
合計
7:34
9:29
10:18
10
11:48
12:23
16
12:39
12:40
10
12:50
12:55
33
13:28
13:42
27
14:09
14:12
166
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0
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ゴール地点
本コースは湯河原町の「南郷山ハイキングコース」「幕山ハイキングコース」を参考にしています。
https://www.yugawara.or.jp/hiking/
https://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kankou/leisure/hiking.html#unit-853
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
起点:幕山公園バス停
(箱根登山バス:湯河原駅3番乗り場から15分ほど、おとな260円)
終点:日帰り温泉「ゆとろ嵯峨沢の湯」
(湯河原町コミュニティバス:ゆうゆうの里前バス停から湯河原駅まで、おとな210円。タクシー:嵯峨沢の湯から湯河原駅まで1200円程度)
コース状況/
危険箇所等
ハイキングコースとして整備されていますので、危険な個所はありません。
自鑑水〜南郷山山頂〜小道地蔵堂手前は整備されていますが、背の高いハコネダケに囲まれた狭い山道で所々で下草に覆われたところもありました。
その他周辺情報 日帰り温泉「ゆとろ嵯峨沢の湯」(湯河原町吉浜1191)
現在、月ごとに営業方針を定めているようですので、以下のホームページの「お知らせ」で確認ください。
http://www.yutoro.co.jp/
JR東海道本線湯河原駅に到着〜湯河原のたぬきさん、15ヶ月のご無沙汰でございます〜
2021年06月12日 08:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 8:34
JR東海道本線湯河原駅に到着〜湯河原のたぬきさん、15ヶ月のご無沙汰でございます〜
バス乗車の前に湯河原の豪族・土肥実平像を拝します。今回も源頼朝さんと実平さんゆかりの鎌倉幕府開運街道ですから〜
2021年06月12日 08:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 8:47
バス乗車の前に湯河原の豪族・土肥実平像を拝します。今回も源頼朝さんと実平さんゆかりの鎌倉幕府開運街道ですから〜
駅前の3番乗り場から乗車。このバスは幕山公園まで行きますが、途中の鍛冶屋(五郎神社)止まりのバスも多いので注意、です。
2021年06月12日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 8:54
駅前の3番乗り場から乗車。このバスは幕山公園まで行きますが、途中の鍛冶屋(五郎神社)止まりのバスも多いので注意、です。
20分弱で幕山公園第1駐車場そばのバス停に到着〜
2021年06月12日 09:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 9:19
20分弱で幕山公園第1駐車場そばのバス停に到着〜
路傍にはアジサイが色づいてます。
2021年06月12日 09:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 9:21
路傍にはアジサイが色づいてます。
いったん幕山公園に立ち寄り、朝ごパンでエネルギー充填、トイレも済ませます。この先、さつきの郷までトイレはありません。
2021年06月12日 09:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 9:27
いったん幕山公園に立ち寄り、朝ごパンでエネルギー充填、トイレも済ませます。この先、さつきの郷までトイレはありません。
これから登る幕山。いつも梅の咲く時期に訪れるので、こんな青々とした幕山は初めて見ました。
2021年06月12日 09:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 9:47
これから登る幕山。いつも梅の咲く時期に訪れるので、こんな青々とした幕山は初めて見ました。
公園管理のオジサンに「クマ出たから気をつけて」と脅されながら、ヒメジョオンの咲く小径を登山道へ。
2021年06月12日 10:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:13
公園管理のオジサンに「クマ出たから気をつけて」と脅されながら、ヒメジョオンの咲く小径を登山道へ。
幕山登山口も夏草に覆われています。
2021年06月12日 10:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:14
幕山登山口も夏草に覆われています。
2月には梅満開だった梅林も、今はこのとおり鬱蒼としています。見通し利かないので、クマ鈴リリーン♪
2021年06月12日 10:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:15
2月には梅満開だった梅林も、今はこのとおり鬱蒼としています。見通し利かないので、クマ鈴リリーン♪
足元には大量の梅の実か落ちてました〜踏まれた梅の実が薫ります。
2021年06月12日 10:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:15
足元には大量の梅の実か落ちてました〜踏まれた梅の実が薫ります。
梅林の中を登っていくと、今の主役はワタシ、とばかりに、さつきが満開です。
2021年06月12日 10:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:21
梅林の中を登っていくと、今の主役はワタシ、とばかりに、さつきが満開です。
ヒメジョオンも至るところで揺れています。
2021年06月12日 10:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:21
ヒメジョオンも至るところで揺れています。
ロッククライミングで有名な幕岩。以前よりも少ないようですが、岩に取り付いているグリープもいました。
2021年06月12日 10:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:32
ロッククライミングで有名な幕岩。以前よりも少ないようですが、岩に取り付いているグリープもいました。
こちらはウサトレでは初めての登場ですね、ナワシロイチゴ。果肉はジャムにすると美味しいそうです。
2021年06月12日 10:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:34
こちらはウサトレでは初めての登場ですね、ナワシロイチゴ。果肉はジャムにすると美味しいそうです。
アザミ嬢もそこかしこで揺れていました。
2021年06月12日 10:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
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6/12 10:37
アザミ嬢もそこかしこで揺れていました。
山頂へのつづら折れ手前にある休憩所。今日はこのまま通過します。
2021年06月12日 10:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:52
山頂へのつづら折れ手前にある休憩所。今日はこのまま通過します。
この辺りからヤマアジサイの花が増えてきました。
2021年06月12日 10:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 10:57
この辺りからヤマアジサイの花が増えてきました。
つづら折りの直登路を何度か折り返すと、展望が開けました〜真鶴半島ですね。
2021年06月12日 11:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:04
つづら折りの直登路を何度か折り返すと、展望が開けました〜真鶴半島ですね。
少し登ると、初島も見えてきました。
2021年06月12日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:05
少し登ると、初島も見えてきました。
高低差300mを一気に登る急坂ですが、路傍のオニタビラコや、ミズヒキの「宇宙人顔」な葉っぱに癒されます。
2021年06月12日 11:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:08
高低差300mを一気に登る急坂ですが、路傍のオニタビラコや、ミズヒキの「宇宙人顔」な葉っぱに癒されます。
ヒラヒラと舞ってとまったのは、地味だけど小さく可愛いジャノメチョウ。コジャノメかな?
2021年06月12日 11:11撮影 by  ILCE-6000, SONY
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6/12 11:11
ヒラヒラと舞ってとまったのは、地味だけど小さく可愛いジャノメチョウ。コジャノメかな?
この白い可愛いのはシモツケですね。
2021年06月12日 11:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:16
この白い可愛いのはシモツケですね。
久しぶりの登山でこの坂はキツい〜と思ったけど、それほど苦にならないのはフィトンチッドと花々のおかげかな〜
2021年06月12日 11:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:22
久しぶりの登山でこの坂はキツい〜と思ったけど、それほど苦にならないのはフィトンチッドと花々のおかげかな〜
足元の苔と若葉にも癒されますね〜
2021年06月12日 11:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:27
足元の苔と若葉にも癒されますね〜
コースタイムの1.5倍速で幕山山頂に到着〜今日もここから「鎌倉幕府開運街道」に乗ります。
2021年06月12日 11:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:49
コースタイムの1.5倍速で幕山山頂に到着〜今日もここから「鎌倉幕府開運街道」に乗ります。
梅満開の頃は溢れんばかりのハイカーさんで落ち着いて撮影できなかった山頂標識。今回はのんびり〜
2021年06月12日 11:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:49
梅満開の頃は溢れんばかりのハイカーさんで落ち着いて撮影できなかった山頂標識。今回はのんびり〜
山頂から望む真鶴半島、低い雲が流れているので、実際の標高以上に高度感があります。
2021年06月12日 11:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:50
山頂から望む真鶴半島、低い雲が流れているので、実際の標高以上に高度感があります。
ひと気も疎らで、ゆっくりランチ堪能。小田原駅で買った小鯵と小鯛の押し寿司をいただくま〜♫
2021年06月12日 11:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 11:58
ひと気も疎らで、ゆっくりランチ堪能。小田原駅で買った小鯵と小鯛の押し寿司をいただくま〜♫
幕山山頂で30分ほどくつろいで、さあ、南郷山へ向かいます。
2021年06月12日 12:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 12:22
幕山山頂で30分ほどくつろいで、さあ、南郷山へ向かいます。
またシモツケ、と思ったら、こちらはガマズミのようです。
2021年06月12日 12:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 12:30
またシモツケ、と思ったら、こちらはガマズミのようです。
木漏れ日の樹林帯の中で、ニガナの小さな黄色がそこかしこに揺れていました。
2021年06月12日 12:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 12:34
木漏れ日の樹林帯の中で、ニガナの小さな黄色がそこかしこに揺れていました。
自鑑水分岐までは「いつか来た道」。以前に幕山に登った時には、ここから大石ヶ平へ下山しました。ここからは初めての南郷山への道となります。
2021年06月12日 12:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 12:40
自鑑水分岐までは「いつか来た道」。以前に幕山に登った時には、ここから大石ヶ平へ下山しました。ここからは初めての南郷山への道となります。
植林帯のよく整備された道を下ると、いったん白銀林道を横切ります。
2021年06月12日 12:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 12:42
植林帯のよく整備された道を下ると、いったん白銀林道を横切ります。
林道を横切って、ふたたび山道に入ります。左右に背丈よりも高いハコネダケは現れ始め、南郷山への雰囲気が出てきなかな〜
2021年06月12日 12:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 12:46
林道を横切って、ふたたび山道に入ります。左右に背丈よりも高いハコネダケは現れ始め、南郷山への雰囲気が出てきなかな〜
これは初めて見るキノコだな〜エツキクロコップダケってやつでしょうか?
2021年06月12日 12:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 12:46
これは初めて見るキノコだな〜エツキクロコップダケってやつでしょうか?
5分ほどで、小さな池に辿り着きました。石橋山の戦いで敗走中の源頼朝が伝説が残る「自鑑水」です。幕山と違ってハイカーさんの姿もなく、静かでピンと張りつめた空気が漂います。
2021年06月12日 12:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 12:50
5分ほどで、小さな池に辿り着きました。石橋山の戦いで敗走中の源頼朝が伝説が残る「自鑑水」です。幕山と違ってハイカーさんの姿もなく、静かでピンと張りつめた空気が漂います。
水面に映った情けない姿に自害を決意した頼朝さんを、駅前に銅像があった湯河原の豪族・土肥実平さんが説得して思いとどまらせた、とのこと。
2021年06月12日 12:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 12:51
水面に映った情けない姿に自害を決意した頼朝さんを、駅前に銅像があった湯河原の豪族・土肥実平さんが説得して思いとどまらせた、とのこと。
この池はモリアオガエルの棲息地でもあるようで、池の上の枝にはアワアワ卵がいっぱい〜ケロケロと鳴き声も響きます。
2021年06月12日 12:55撮影 by  ILCE-6000, SONY
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6/12 12:55
この池はモリアオガエルの棲息地でもあるようで、池の上の枝にはアワアワ卵がいっぱい〜ケロケロと鳴き声も響きます。
自鑑水を過ぎると、南郷山への登り返しが始まりました。まずは植林帯の中を細かくつづら折れして高度を上げます。登山道に沿ってピンクテープがいっぱい!
2021年06月12日 13:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:08
自鑑水を過ぎると、南郷山への登り返しが始まりました。まずは植林帯の中を細かくつづら折れして高度を上げます。登山道に沿ってピンクテープがいっぱい!
見通しは利きませんが、木洩れ日と吹き抜ける涼しい風が気持ちいいです。
2021年06月12日 13:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:15
見通しは利きませんが、木洩れ日と吹き抜ける涼しい風が気持ちいいです。
植林帯が終わると、いよいよ出ましたね。ハコネダケの笹トンネルに突入〜
2021年06月12日 13:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:16
植林帯が終わると、いよいよ出ましたね。ハコネダケの笹トンネルに突入〜
前後数メートルしか視界の利かない笹ヤブの中を突き進むこと3分ほどで、南郷山の尾根道に上がりました〜
2021年06月12日 13:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:18
前後数メートルしか視界の利かない笹ヤブの中を突き進むこと3分ほどで、南郷山の尾根道に上がりました〜
ここから南郷山山頂まで300mをピストンします。相変わらずのハコネダケですが、だいぶ歩きやすくなりました。
2021年06月12日 13:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:20
ここから南郷山山頂まで300mをピストンします。相変わらずのハコネダケですが、だいぶ歩きやすくなりました。
見えるのは笹だけ、ではなく、こんなヒメウツギも咲いていて癒されます。
2021年06月12日 13:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:22
見えるのは笹だけ、ではなく、こんなヒメウツギも咲いていて癒されます。
尾根道を10分弱歩くと、南郷山山頂に到着です。
2021年06月12日 13:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:28
尾根道を10分弱歩くと、南郷山山頂に到着です。
ポワンとしたお空ですが、相模灘の展望が眼下に広がります。左側に見えているのは三浦半島ですかね。
2021年06月12日 13:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:29
ポワンとしたお空ですが、相模灘の展望が眼下に広がります。左側に見えているのは三浦半島ですかね。
突然ウサさん変身!(南郷≒本郷の発想だそうです)
2021年06月12日 13:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:30
突然ウサさん変身!(南郷≒本郷の発想だそうです)
三等三角点がありましたので、しっかりタッチしておきます。
2021年06月12日 13:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:35
三等三角点がありましたので、しっかりタッチしておきます。
さて、ピストンでさっきの尾根道を戻って、小道地蔵寺屋敷跡へ向かいます。下草に覆われたところもあり、入るハイカーさんは多くないようですが、整備はちゃんとされています。
2021年06月12日 13:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:53
さて、ピストンでさっきの尾根道を戻って、小道地蔵寺屋敷跡へ向かいます。下草に覆われたところもあり、入るハイカーさんは多くないようですが、整備はちゃんとされています。
この道も見通しは全然利きませんが、涼風に揺れるウツギの花に救われます。
2021年06月12日 13:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 13:54
この道も見通しは全然利きませんが、涼風に揺れるウツギの花に救われます。
少し日差しが入るようになると、ノイバラの白い花も路傍にたくさん現れてきました。
2021年06月12日 14:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:02
少し日差しが入るようになると、ノイバラの白い花も路傍にたくさん現れてきました。
ふーーー!ようやく視界が開けました♪
2021年06月12日 14:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:02
ふーーー!ようやく視界が開けました♪
視界が開けて2分ほどで、南郷山への登り口に出ました。こちらから行くと南郷山山頂手前に自鑑水への分岐があるので、標識上の行先は自鑑水になっています。
2021年06月12日 14:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:04
視界が開けて2分ほどで、南郷山への登り口に出ました。こちらから行くと南郷山山頂手前に自鑑水への分岐があるので、標識上の行先は自鑑水になっています。
ここからは車も通れる舗装路。今日の山歩きはここまで、って感じですが、この先がまだ長い。
2021年06月12日 14:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:05
ここからは車も通れる舗装路。今日の山歩きはここまで、って感じですが、この先がまだ長い。
相模灘を眺めながら3分ほど舗装路を歩いていくと〜
2021年06月12日 14:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:06
相模灘を眺めながら3分ほど舗装路を歩いていくと〜
鎌倉幕府開運街道の標識。石橋山の惨敗で敗走する源頼朝主従がたどり着いたというお堂跡に立ち寄ります。
2021年06月12日 14:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:09
鎌倉幕府開運街道の標識。石橋山の惨敗で敗走する源頼朝主従がたどり着いたというお堂跡に立ち寄ります。
堂主純海上人は、追手の大庭景親の軍勢から頼朝主従を庇い、命を落としたとのこと。
2021年06月12日 14:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:11
堂主純海上人は、追手の大庭景親の軍勢から頼朝主従を庇い、命を落としたとのこと。
のちに頼朝がその恩に報いるため新たなお堂を建て「小道山頼朝寺」の称を贈ったそうです。
2021年06月12日 14:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:12
のちに頼朝がその恩に報いるため新たなお堂を建て「小道山頼朝寺」の称を贈ったそうです。
先ほどの南郷山登り口まで戻り、15分ほど舗装路を下ると、星ヶ山公園の見晴台がありました。
2021年06月12日 14:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:32
先ほどの南郷山登り口まで戻り、15分ほど舗装路を下ると、星ヶ山公園の見晴台がありました。
夏草が少し邪魔しますが、真鶴半島から伊豆半島にかけての展望が広がります。
2021年06月12日 14:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:32
夏草が少し邪魔しますが、真鶴半島から伊豆半島にかけての展望が広がります。
広場ではさつきも満開。お空もすっかり青空になって、さっきまでのササ藪が嘘のような開放感です。
2021年06月12日 14:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:33
広場ではさつきも満開。お空もすっかり青空になって、さっきまでのササ藪が嘘のような開放感です。
路傍のアジサイも鮮やかに色づいてきましたね〜
2021年06月12日 14:39撮影 by  ILCE-6000, SONY
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路傍のアジサイも鮮やかに色づいてきましたね〜
この辺りは南郷茶園というお茶の生産地域のようです。
2021年06月12日 14:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:42
この辺りは南郷茶園というお茶の生産地域のようです。
標識の形状からすると、ここが「鎌倉幕府開運街道」の起点かな?
2021年06月12日 14:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:47
標識の形状からすると、ここが「鎌倉幕府開運街道」の起点かな?
10分ほど歩くと「さつきの郷」に到着〜さつき祭りは先週末まででしたが、まだまだ満開(ちょっとピーク過ぎたかな)状態です。
2021年06月12日 14:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 14:57
10分ほど歩くと「さつきの郷」に到着〜さつき祭りは先週末まででしたが、まだまだ満開(ちょっとピーク過ぎたかな)状態です。
祭りの後のせいか人出も少なめ。さつきと相模灘と夏空の広がりを、たっぷりと楽しめます。
2021年06月12日 15:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:00
祭りの後のせいか人出も少なめ。さつきと相模灘と夏空の広がりを、たっぷりと楽しめます。
友逢の鐘ももちろん鳴らしていきます。
2021年06月12日 15:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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友逢の鐘ももちろん鳴らしていきます。
いったんバイオトイレに立ち寄り、天空に向かうさつきの階段へ。
2021年06月12日 15:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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いったんバイオトイレに立ち寄り、天空に向かうさつきの階段へ。
さて、ゴールの日帰り温泉目指して下ります〜
2021年06月12日 15:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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さて、ゴールの日帰り温泉目指して下ります〜
南郷山ハイキングコースのマップでもランドマークになっている湯河原美化センターを通過。
2021年06月12日 15:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:48
南郷山ハイキングコースのマップでもランドマークになっている湯河原美化センターを通過。
ひたすら下る舗装路も、こういう雰囲気はうれしいですね〜
2021年06月12日 15:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:51
ひたすら下る舗装路も、こういう雰囲気はうれしいですね〜
相模灘と伊豆半島を眺めながら下ります。半島の小室山、大室山もよく見えています。
2021年06月12日 15:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 15:56
相模灘と伊豆半島を眺めながら下ります。半島の小室山、大室山もよく見えています。
こちらは熱海の岩戸山。ウサトレでは2017年に湯河原の万葉公園「石仏のみち」から登って十国峠へ下ったことがあります。次は熱海の伊豆山神社から登りたいです。
2021年06月12日 16:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 16:00
こちらは熱海の岩戸山。ウサトレでは2017年に湯河原の万葉公園「石仏のみち」から登って十国峠へ下ったことがあります。次は熱海の伊豆山神社から登りたいです。
舗装路でも路傍には草花がたくさん。この辺りはトキワツユクサがたくさん咲いてます。
2021年06月12日 16:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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舗装路でも路傍には草花がたくさん。この辺りはトキワツユクサがたくさん咲いてます。
このちっちゃいのはサンカヨウかな?可愛いです。
2021年06月12日 16:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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このちっちゃいのはサンカヨウかな?可愛いです。
空撮写真だとモミジ型(ヒトデ型)の独特な姿が目につくゴルフ場の入口。歴史を感じさせる門柱です。
2021年06月12日 16:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 16:14
空撮写真だとモミジ型(ヒトデ型)の独特な姿が目につくゴルフ場の入口。歴史を感じさせる門柱です。
ここにもトキワツユクサの群生。これまでにウサクマが見た中では最大級ですね。
2021年06月12日 16:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 16:15
ここにもトキワツユクサの群生。これまでにウサクマが見た中では最大級ですね。
この辺りはシブい石垣が連なります。まるで城壁のようだな〜
2021年06月12日 16:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 16:25
この辺りはシブい石垣が連なります。まるで城壁のようだな〜
プロペラのようなユニークなお花のテイカカズラ。式子内親王を愛した藤原定家が、恋の執心で家葛に生まれ変わり、彼女の墓にからみついたという伝説に由来するとか。
2021年06月12日 16:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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プロペラのようなユニークなお花のテイカカズラ。式子内親王を愛した藤原定家が、恋の執心で家葛に生まれ変わり、彼女の墓にからみついたという伝説に由来するとか。
予定よりも30分ほど早く、日帰り温泉「ゆとろ嵯峨沢の湯」に到着できました〜
2021年06月12日 16:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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予定よりも30分ほど早く、日帰り温泉「ゆとろ嵯峨沢の湯」に到着できました〜
露天風呂で1時間以上もカラダを伸ばした後は、キリッとは冷えた小田原クラフトチューハイで乾杯〜♫
2021年06月12日 18:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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露天風呂で1時間以上もカラダを伸ばした後は、キリッとは冷えた小田原クラフトチューハイで乾杯〜♫
採れたてお魚を刺身とフライで頂きま〜す。美味美味。お疲れさまでした〜
2021年06月12日 18:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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6/12 18:55
採れたてお魚を刺身とフライで頂きま〜す。美味美味。お疲れさまでした〜

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想




梅雨に入りそうで入らない関東。そんな空模様を反映するように、最近公私共にフラストレーションのたまる事案が多かったので、昨日の土曜日は久しぶりに「登山」してみました。(週明けには関東も梅雨入り、ギリギリセーフ)

とはいえこのご時世。県境越えは控えたいので、神奈川県下で手頃なお山は〜と、あれこれ思案。神奈川は県内だけでも箱根、丹沢、三浦と候補に事欠きません。その中で今回ウサクマが選んだのは、湯河原にある低山・南郷山・・・シブい選択です。

さすがに南郷山だけだと、最悪「藪漕ぎだけしておしまい」の怖れがあるので、これまで梅花の季節以外に訪れたことのない幕山から、「鎌倉幕府開運街道」で史跡の自鑑水や小道地蔵堂寺屋敷跡も含めて、最後に見頃のピークを少し過ぎた星ヶ山公園さつきの郷を結んでみました。

梅林が有名な幕山には、梅の咲く時期に何度かきたことがありますが、梅の時期は人もいっぱいで、登山道や山頂もハイカーだらけでしたが、今日はあんなに賑わっていたのがウソのように、人が全然いない〜っていうか、梅の時期以外は、週末でもこんなカンジなのかな? 幕山公園の野外卓で、これから登るお山を見上げながら、の〜んびり準備をしてたら、アナグマが目の前を走り抜けたぁ! 動きが素早くて画像は撮れませんでしたが、野生のアナグマさんに会えるなんて、なんか楽しい〜

梅花の時期はハイカーで溢れていた幕山山頂(標高625m)ものんびり〜いま見ると山頂は思ったよりずっと狭かった。この空間に、あれだけの数のハイカーが密集していたのか!と、あらためて驚かされました。

幕山から南郷山へ「鎌倉幕府開運街道」に乗って縦走すると、途中にある小さな池は「自鑑水」。石橋山の戦いで敗走する源頼朝が水面に映った自分の顔を見て自害を決意するも、土肥実平の説得で思い止まったという伝説のある史跡です。これまでに見た伝説の池や井戸は、今はもう枯れてしまっているものが多かったのですが、約900年前、平安時代末期の池が、まだこうして水を湛えてるなんて、やっぱり都市開発されていない山の中の史跡は、タイムトリップ感が半端なくて、山歩きの楽しみのひとつです。

また、ここはモリアオガエルの生息場所でもあるようで、池の上には大きな泡の玉がいくつもぶら下がり、池の周りは、ピンと張り詰めた空気と、微笑ましいようなケロケロ〜というカエルの鳴き声が入り混じった、独特な空間でした。

南郷山は予想に違わぬササ藪。自艦水から南郷山山頂までは身の丈を超える鬱蒼としたハコネダケのトンネルと回廊。見晴らしはなくて、ひとひとり通れるくらいのケモノ道チックな小径。すれちがう人がいたら大変かも・・・って思っていたら、後ろからも前からも、ぜ〜んぜんハイカーさんを見かけませんでした。

そして南郷山山頂(標高611m)にたどりついても、やっぱり誰もいません。ウサクマ2匹占めで、相模灘の眺望を堪能。「南郷といえば、南郷猛(なんかちがう)」とか言って、ウサさんは変身ポーズを決めていました(笑)。

ササ藪から脱出すると、またもや源頼朝伝説な「小道地蔵堂寺屋敷跡」へ。ここは戦に惨敗した源頼朝が命からがらにたどりついたお堂の跡。堂主の純海上人は追手から頼朝をかばい、拷問に屈せずに息絶えてしまったそうで、追手が退散したあとに、頼朝が床下から出てみると、純海はあわれな姿に・・・哀しくてこぼした頼朝の涙が純海の顔に落ちて、なんと純海は息を吹き返した、という。湯河原の源頼朝伝説は、どれもドラマチックで美しい〜さすが「鎌倉幕府 開運街道ハイキングコース」です。

小道地蔵堂寺屋敷跡から先は、車も通る舗装路をひたすら下ります。こういう下り坂の方が、岩場急登なんかより膝への負担はよっぽど大きいので、トレッキング久しぶりのウサクマは、殊更慎重に下りました。

星ヶ山公園さつきの郷は、さつき祭りが先週までだったようで、花の盛りは少し過ぎていましたが、高台から見下ろす紺碧の海と、一面のさつきとのコントラストが見事でした。視界をさえぎる高い木々がないので、地平線がまある〜い!真鶴半島や初島が見えて、地図を見てるみたいな地形がスゴイ!そして久しぶりに、チラホラとお散歩してる人たちがいました。友逢の鐘をならしたりして、なんだかオシャレな観光地チックで、藪から這い出てきたザックを背負ったウサクマは、なんとなく浮いていました〜

最後はいつもの日帰り温泉「ゆとろ嵯峨沢の湯」の露天風呂で1時間以上もカラダを伸ばして、併設のレストランで打ち上げ〜たくさんの梅の実を見たので、小田原うめクラフト酎ハイで乾杯!く〜〜沁み渡るニャ♫

ところで、2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
源頼朝(大泉洋)に加えて、土肥実平(阿南健治)が発表されました。このふたりがキャスティングされてるってことは、湯河原のこのあたりのお話も期待が高まります。以前のウサトレで修善寺を歩いたときに、源頼家公に仕えた「十三士の墓」もお参りしたことあるので、脳内予習もばっちり。神奈川県内の 山中の史跡巡りが、またいっぱい楽しめそうです。

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