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記録ID: 327727
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

☆燕岳(ムーンライト信州強行軍)

2013年08月08日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.5km
登り
1,394m
下り
1,395m

コースタイム

(往路)登山口550-614第一ベンチ618-639第二ベンチ643-701第三ベンチ705-728富士見ベンチ732-748合戦小屋754-833燕山荘840-859燕岳
(復路)燕岳931-948燕山荘1000-1029合戦小屋1036-1053富士見ベンチ1057-1114第三ベンチ1139-1154第二ベンチ1154-1207第一ベンチ1212-1231登山口
天候 おおむね晴れだが、稜線は曇りっぽかった。
完全な夏型にはなっていない模様。
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路)池袋2319-2328新宿2354-(ムーンライト信州)-453穂高500-540中房温泉
(復路)中房温泉1415-1510穂高1559-1626松本1633-1947大月1954-2128新宿2134-2143池袋

※ムーンライト信州は消灯・減灯しないまま運行する。アイマスク、耳栓、空気枕などの道具を揃えた上で、酒や満腹感で眠気を誘わないと寝づらいだろう。
※今回の交通費は、池袋〜立川間乗車券(乗車券分割して500円)+青春18きっぷ(2300円)ML信州指定席券(510円)+バス往復(3400円)=6710円。無理している分、破格。
コース状況/
危険箇所等
全体を通して、危険箇所は全くないと言ってよい。
鎖は一箇所のみあるが、ほぼ不要なほど。
北アルプス入門に最適のようで、家族連れなどが多かった。

本コースの合戦小屋は北アルプス三大急登の1つとして数えられるが、さほど厳しく感じられない。
というのも、ベンチなどの休憩スポットがほどよい間隔に存在するからだろうか。
急登が続くことには間違いないが、精神的な負担は意外にも軽いのではないか。
今回の山旅のスタート。いつもの日帰りと勝手が違ってドキドキします。
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今回の山旅のスタート。いつもの日帰りと勝手が違ってドキドキします。
ムーンライト信州の車両。結構古そう。
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ムーンライト信州の車両。結構古そう。
うとうとしているうちに、穂高駅に着きました。ここからすぐバスに乗り換えます。
うとうとしているうちに、穂高駅に着きました。ここからすぐバスに乗り換えます。
バスに乗り、5時台に登山口に到着しました。標高がそこそこあるため、空気がひんやりしています。
2013年08月09日 10:09撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
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8/9 10:09
バスに乗り、5時台に登山口に到着しました。標高がそこそこあるため、空気がひんやりしています。
寝不足の身に襲いかかる、いきなりの急登。
2013年08月09日 10:09撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
8/9 10:09
寝不足の身に襲いかかる、いきなりの急登。
苦しみながら第一ベンチ到着です。親切にも距離表示があり、励みになります。
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苦しみながら第一ベンチ到着です。親切にも距離表示があり、励みになります。
木々の間からお隣の有明山が見えます。これが徐々に低く見えてくることにも元気づけられます。
木々の間からお隣の有明山が見えます。これが徐々に低く見えてくることにも元気づけられます。
第二ベンチを越えると、一瞬だけ稜線歩きみたいな感じになりますが、すぐに元通りの急登に…。
2013年08月09日 10:09撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
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8/9 10:09
第二ベンチを越えると、一瞬だけ稜線歩きみたいな感じになりますが、すぐに元通りの急登に…。
しかし、展望が開ける頻度が増えてきます。
しかし、展望が開ける頻度が増えてきます。
細い道を通り…
2013年08月09日 10:10撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
8/9 10:10
細い道を通り…
富士見ベンチに到着です。ですが、富士なんて見えやしません。
富士見ベンチに到着です。ですが、富士なんて見えやしません。
各所のベンチはおおむねこんな感じ。長いベンチが複数あり、かなりキャパがあります。
各所のベンチはおおむねこんな感じ。長いベンチが複数あり、かなりキャパがあります。
さらに細い道を通ったりしていると…
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さらに細い道を通ったりしていると…
合戦小屋が間近に。頑張らざるを得ない。
合戦小屋が間近に。頑張らざるを得ない。
合戦小屋到着です。宿泊こそできないものの、大きめの休憩スポット。賑やかです。
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合戦小屋到着です。宿泊こそできないものの、大きめの休憩スポット。賑やかです。
スイカ売りのお兄さんです。 ※撮影許可をいただいております
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スイカ売りのお兄さんです。 ※撮影許可をいただいております
合戦小屋からもう少し進むと、大天井岳が見えました。
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合戦小屋からもう少し進むと、大天井岳が見えました。
槍も頭を出しました。
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槍も頭を出しました。
高山植物の草原。
唯一の危険箇所と言われている場所ですが、危険というほどのポイントではないでしょう。
唯一の危険箇所と言われている場所ですが、危険というほどのポイントではないでしょう。
燕山荘がついに見えてきました。
燕山荘がついに見えてきました。
燕山荘到着です。探検は後回しで山頂へ向かいます。
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燕山荘到着です。探検は後回しで山頂へ向かいます。
山荘付近からの燕岳。このアングルがかっこいいです。
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山荘付近からの燕岳。このアングルがかっこいいです。
高山植物のオンパレードになってきます。
高山植物のオンパレードになってきます。
これは何だろう
コマクサ。よくぞこんなところで咲いております。
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コマクサ。よくぞこんなところで咲いております。
この岩はどうやってできたんでしょう。
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この岩はどうやってできたんでしょう。
白い砂が美しい稜線歩きです。
白い砂が美しい稜線歩きです。
メガネ岩。またどうしてこんな形に…
2013年08月11日 21:39撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
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8/11 21:39
メガネ岩。またどうしてこんな形に…
スタートして3時間強、燕岳山頂です。なんだか寂しい感じ。
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スタートして3時間強、燕岳山頂です。なんだか寂しい感じ。
そして三角点。この2つしか、山頂を示すようなものはありません。
そして三角点。この2つしか、山頂を示すようなものはありません。
槍ヶ岳&穂高。
野口五郎岳、水晶岳の方向。
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野口五郎岳、水晶岳の方向。
大天井岳につながる稜線。時間があればあっちに進みたいのですが…。
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大天井岳につながる稜線。時間があればあっちに進みたいのですが…。
燕岳より北方向。まだまだ燕岳の雰囲気が続いています。
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燕岳より北方向。まだまだ燕岳の雰囲気が続いています。
深くえぐれてる。こわい。
2013年08月09日 10:11撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
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8/9 10:11
深くえぐれてる。こわい。
燕山荘まで戻って、中の様子を見てみました。きれいな食堂です。
燕山荘まで戻って、中の様子を見てみました。きれいな食堂です。
寝室です。一般的な造りですが、綺麗な感じ。
2013年08月09日 10:11撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
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8/9 10:11
寝室です。一般的な造りですが、綺麗な感じ。
雲が出始めてるので、やや早めに稜線を離れます。
雲が出始めてるので、やや早めに稜線を離れます。
穂高駅で時間調整のため寄りました。そばもさることながら、わさびが実はおいしいんです。
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穂高駅で時間調整のため寄りました。そばもさることながら、わさびが実はおいしいんです。
撮影機器:

感想

今回はついに北アルプスデビュー。
そしていつもと趣向を変えて、夜行日帰り強行軍です。
初めてのことが多いので、様々な不安を抱えながらの登山です。

初めてのムーンライト信州。
車内は明るいままなので、眠れるかどうか心配でしたが、偶然にも隣席が空いている。
そして、アイマスク・耳栓・ネックピローで守備固めは万全。
それが功を奏したか、少なくとも八王子〜松本間はまあまあ睡眠が取れました。

そして異例の5時台の登山開始です。
しかし、やはり睡眠不足なのか急坂を前に脚が動かない。
第一ベンチまでは地獄のようでした。
それを越えると、徐々にペースをつかんでいつものようにグイグイと進みます。
北アルプス三大急登なんてなんのその。そんな気分です。

地味な登りが続くのですが、合戦小屋を過ぎたあたりから展望が開け始めます。
近くの大天井岳が見えたり、槍ヶ岳の頭が見え出したり。
そして燕山荘まで出ると北アの大展望、間近に迫る燕岳の存在感。
わくわくしながら燕岳山頂まで一気に歩き通し、9時前の山頂到着となりました。
天気がさほどよくなく、展望は北アルプス周辺に限られてしまいましたが、
それでも普段と違った展望は素晴らしいものです。
幸い山頂にあまり人がいなかったので、30分以上居座ってました。

帰りは同じルートを戻り、温泉とそばの黄金コンボを決めて満足したら、
普通電車をひたすら乗り継いで東京へ戻ります。
平日のため空いていたのは助かりましたが、それにしても長かった…。

夜行電車はなかなか使えることがわかったので、
また機会があれば北アを少しずつ攻めていきたいと思います。
登りやすいところから、焼岳とか唐松岳とか。

◯本日の立ち寄り湯(湯原の湯)
露天風呂2つという直球勝負の構成。
硫黄系の温泉で、ぬるぬるしています。
設備はあまりよくないですが、泉質と登山口すぐそばという立地は申し分ないです。
ホームページに割引券があるので、印刷していくといいでしょう。

http://www.nakabusa.com/daytrip/daytrip.html

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燕岳(中房温泉から往復)
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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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