山頂で緊急地震速報〜栗駒山〜須川温泉から
- GPS
- 05:56
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 518m
- 下り
- 490m
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東北は梅雨が明けたばかりで泥濘の箇所が多いです。GPSログは電池切れの為途中で切れています。 |
写真
感想
やっと梅雨明けですよ!
どこに登ろうか思案しましたが、あまり暑くなっても困るので涼しそうに思えた栗駒山(須川岳)へ。
途中、そういえばラジオの電池が切れかかってたなぁと思いコンビニで調達。
これが後で大活躍(?)することになるとは思ってもみませんでした。
途中でもう一つの調達は「水」
平成の名水百選に選ばれている須川岳秘水「ぶなの恵み」です。
須川温泉から一関側約3キロくらいの所にあります。
とりあえず行きは昼に使う分だけ汲んで、また帰りにも寄ることにします。
ちょっと遅めの駐車場着となりましたが、紅葉の時期に比べれば大分空いてますね。
空気も乾燥していてスッキリ。
なんとなく秋の雰囲気です。
ビジターセンターはツバメがいっぱい!
そろそろ巣立ちの時期でしょうか。
そんなこんなでぼちぼち準備して出発。
温泉の川の脇をそろそろと登っていきます。
今日はまだ歩いたことのない自然観察路コースを周ってみようかなどと考えながら歩きますが、梅雨明け間もないこの時期、沢の水の量が気になります。
ならばと未踏の秣岳を周って降りてこようか?
それはアスファルト歩きがなぁなどと軟弱者です。
まぁそれもこれも時間と天気次第ということで歩みを進めます。
登り始めてすぐ「おいらん風呂」というのがあります。
紅葉の時期はただの廃墟だと思っていたのですが、なにやら使われている痕跡があります。
蒸気を浴びる風呂のようで、ちょっと中を覗いてみましたが特に蒸気が出ている様子もなく用法容量がよくわかりませんでした。残念。
道はすぐに泥濘が多くなります。
歩き始めてすぐに靴が泥だらけになるのは避けたいところですが、中途半端に泥濘を避けようとるとかえって滑って転んで泥だらけになったりします。
ここは男気を見せて(誰に?)中央突破。
一度汚れてしまえば後は気にならなくなるものです。
この山はファミリーでも登られる方が多く、昭和湖までのハイキングを楽しまれる方も多いと思いますが、やっぱり靴はそれなりに準備をした方が良いと思います。
スニーカーではすぐにビチャビチャになってしまうので、それだったら長靴の方がいいと思います。
昭和湖は硫黄臭がちょっと強め、ブクブクと泡が出ている箇所がありました。
ここの水の温度はどうなんだろう?と思って調べてみたら温かくは無いようです。
昭和湖を過ぎると天狗平まで道は急登になります。
息を整えながら登ります。
ようやく天狗平に出ると…ガス。
一気にテンションが下がりガスの冷気で体温も下がります。
まぁそんなもんだよ、と自分で自分を慰めます。
気を取り直し山頂へ。
天狗平から山頂はすぐそこです。
山頂はトンボが凄い!
こんなに数が飛んでいるのを見るのは下界でもありません。
凄いなぁと思いつつ、とりあえず登頂写真でもと思っていたら誰かが「揺れてる!」と。
確かにユ〜ラユ〜ラといった感じで揺れています。
すぐにラジオを付けると、じぇじぇじぇ!緊急地震速報のチャイムが鳴っています。
いつ聞いても嫌な感じの緊急地震速報ですが、まさか山頂で聞くことになるとは。
しばしラジオに耳を傾け情報収集します。
どうも宮城県沖でM6.0、最大震度5強の模様。
幸いにも津波の心配もなく、各地の被害もそれほどではない模様。
電池を買っておいてよかったなぁと一安心。
それからいそいそと昼食をとって帰ります。
自然観察路コースや秣岳を回る心の余裕はすっかりなくなっていたので、元来た道を少々急ぎ足のピストンで帰ります。
登山口まで下りてきたところで各方面へ連絡。
何も無かったようなのでここでも一安心。
ということで栗駒山荘に寄って温泉入って帰ります。
登山口直ぐに温泉があるのはホントにいいですね。
特に栗駒山荘の大露天風呂は正面(ちょっと左)に秣岳を眺めながら入れますよ。
お勧めです。
コメント
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山頂で地震でしたか!!
内陸地震の時は大変な被害でしたから、ちょっと心配になりますね。
緊急地震速報も、じぇじぇじぇ!と鳴るのかと驚きました
ちなみに私は、松島のホテルでランチ中でした
海に面した大きなガラスがガタガタ揺れましたが、海の様子はよく見えるから、大丈夫だね…と
こんばんは。
山頂で緊急地震速報のチャイムは正直血の気が引きましたが、ラジオで情報を得ることができたので慌てることはありませんでした。電池を買っておいてよかったなぁです。
周りの人も耳がダンボになっていましたし。
日本三景の松島のホテルでランチ!優雅ですねぇ
大きなガラスがあるところはセンチュリーホテルでしょうか?
梅雨明けした東北の山々は夏の草花が誘っていますよ(笑
でも暑すぎるのは勘弁ですよね
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