【愛知130山】棚山から鳳来寺山

2013年05月16日(木) [日帰り]

• GPS: 09:11
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,308m
• 下り: 1,309m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:51
• 休憩: 1:21
• 合計: 9:12

7:11 スタート地点
7:18 7:18 玖老勢駐車場
9:29 9:47 瀬戸岩
10:05 10:05 棚山
10:49 10:49 棚山
11:38 12:25 玖老勢峠
13:40 13:40 瑠璃山
13:44 13:44 鳳来寺山
13:54 13:58 奥の院
14:23 14:33 鳳来寺
15:28 15:29 鳳来寺参道石段下
15:35 15:35 鳳来寺山自然科学博物館
16:22 16:23 鳳来寺参道入り口
16:23 ゴール地点

※このレコは2013年（平成25年）のレポートを再編集して2021年7月にアップしたものです。
【トラックログ】Garmin (GPS Map60cx:2007model）※ログにはバス移動区間4キロ（約8分）が含まれています。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

鳳来寺参道・三ノ門　笠川駐車場
Googleマップ　https://goo.gl/maps/6HE2tofVcSLs3aSK9
豊鉄バス株式会社
https://www.toyotetsu.jp/

その他周辺情報

【鳳来寺山：新城市HP】
https://www.city.shinshiro.lg.jp/kanko/meisyo/horaijisan.html
【新城市観光協会:歴史】
https://shinshirokankou.com/history.html
【鳳来寺:ウィキペディア】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%B3%E6%9D%A5%E5%AF%BA

写真

5/16 7:01

鳳来寺三ノ門　笠川駐車場向かいのバス停から

5/16 7:10

豊鉄バスに乗車

5/16 7:20

「鳳来大石」バス停で下車しました

5/16 7:23

上りバス停横の道を東へ

5/16 7:24

「大石停留所道」の石柱を左へ曲がります

5/16 7:26

「副川寝観音」案内の所、民家の庭先から遊歩道へ入りました

5/16 7:28

振り返って見たところ

5/16 7:31

道沿いには観音像が幾つも現れる

5/16 7:32

観音ロード

5/16 7:47

棚山は左（通行止め？）ですが、いったん右へ寝観音を観に行きます

5/16 7:51

途中に小屋がありました

5/16 7:52

ズラリと並ぶ石像

5/16 7:53

「音連の滝」の横を通り、

5/16 7:55

長〜い階段を登った先に、

5/16 7:56

寝観音像がありました　「磨崖仏」は奥三河地方では珍しく、鎌倉時代のものではないか？とのこと

5/16 8:29

分岐地点まで戻って棚山を目指す　途中鹿の角が落ちていました　1本でも結構重いですよ

5/16 8:40

道は荒れてます　滑り落ちないよう注意

5/16 8:43

崩れている個所、ここが通行止めの理由か？

5/16 8:57

階段が設置されていた地点

5/16 9:07

休憩所もありました

5/16 9:21

笹を抜けると、

5/16 9:22

東海自然歩道に合流しました

5/16 9:22

ここに出てきました

5/16 9:25

でっかいマダニ

5/16 9:27

広々とした高原台地には、以前キャンプ場があったそうだ

5/16 9:29

展望地に寄り道

5/16 9:29

瀬戸岩です

5/16 9:35

岩の上から玖老勢の町　白いクライミングウォールが見えます

5/16 9:39

断崖の先端に立つのは怖い

5/16 9:47

宮標石　明治時代に御料林だった名残

5/16 9:54

宇連山へ接続する尾根の分岐、棚山の最高点をピストンします

5/16 9:55

はいはい！承知してますよ

5/16 9:58

ギンリョウソウ

5/16 10:05

758m独標

5/16 10:10

さらに北東へ

5/16 10:25

ここが760m独標で棚山の最高点　来た尾根を引き返します

5/16 10:33

ホソバシャクナゲ

5/16 10:41

大岩がゴロゴロしてます

5/16 10:57

分岐地点まで戻ったら、東海自然歩道を鳳来寺山へ

5/16 11:05

岩が露出した尾根道

5/16 11:17

尾根の頭から鳳来寺山　遠くの稜線は弓張山地

5/16 11:17

階段や木道が整備されています

5/16 11:22

モチツツジ　葉っぱを触るとネバネバ

5/16 11:38

玖老勢峠です　ここで少し早いランチ

5/16 11:46

前日仕事帰りにスーパーで仕入れてきた食材で、

5/16 11:59

「鶏トマトリゾット風」

5/16 12:34

玖老勢峠から登り返して尾根道を行く

5/16 12:47

前方に見えるのは592mピーク

5/16 12:49

松の幾何学的模様

5/16 12:52

見上げる様な岩壁に突き当たる

5/16 12:54

犬戻り

5/16 12:55

尺取り虫

長い階段は分身の術で(^^

5/16 13:36

岩尾根からの眺め

5/16 13:37

来た方向を振り返る　棚山（左）と宇連山（右）

5/16 13:40

あの岩が瑠璃山のてっぺん

5/16 13:43

鳳来寺山の頂上　展望はありません

5/16 13:53

奥之院経由で鳳来寺へ向かいます　途中の朽ちかけた休憩舎

5/16 13:54

奥之院上の岩場からの眺め　麓の門谷集落が見渡せます

5/16 13:59

当時の「鳳来寺奥之院」（2021年現在大部分が倒壊）

5/16 13:58

”お参りご苦労様です”と書いてありました

5/16 14:05

「六本杉」利修仙人が霊木の1本を切って、御本尊の薬師如来を彫ったそう

5/16 14:13

「勝岳不動」仙人が入寂された場所　鳳来寺の守り神

5/16 14:14

大きな杉

5/16 14:25

鳳来寺に到着

5/16 14:26

本堂の上にあるお堂

5/16 14:27

本堂までの階段を下る

5/16 14:27

途中のお堂の屋根には木が…

5/16 14:30

鳳来寺本堂と鏡岩

5/16 14:31

表参道を下ります

5/16 14:36

ここから参道を離れて馬の背へ

5/16 14:50

馬の背の岩尾根

5/16 14:52

馬の背展望台　ここも崩れ落ちそう

5/16 14:52

山頂方向　岩肌が見えます

5/16 14:58

展望台を後にします

5/16 15:17

修行僧のお墓でしょうか？

5/16 15:20

ここで表参道に合流

5/16 15:21

徳川家光が寄進したという仁王門　国指定重要文化財

5/16 15:22

金剛力士像（阿吽）

5/16 15:23

杉の大木が並ぶ参道

5/16 15:29

麓に到着

5/16 15:31

雲竜荘

5/16 15:32

硯屋さんの壁には石臼が埋め込んでありました

5/16 15:41

一ノ門から鳳来寺山

5/16 15:57

「お食事処かさすぎ」の山菜そば

5/16 16:22

三ノ門に戻ってハイク終了

5/16 16:42

県道脇にある「大石」、棚山から転がってきたそうだ

撮影機器：

GR DIGITAL III リコー

感想

てっぱん

ご訪問ありがとうございます。

　鳳来寺山は”声のブッポウソウ”と呼ばれる「コノハズク」が生息する山として知られます。シンセサイザー奏者の冨田勲氏が子どもの頃、父親の実家近くにある鳳来寺山でコノハズクの鳴き声を聞いたのを題材として作詞作曲した「鳳来寺山のブッポウソウ」がNHKみんなの歌で放送されたとのことです。（Wikiより）

　山名の由来は中腹にある、利修仙人開山の「鳳来寺」。文武天皇の病気平癒祈願の命で、仙人が鳳凰に乗って参内したことから ”鳳来寺:ほうらいじ” という寺名となったと伝えられています。鳳凰に乗って空を飛ぶなんて仙人らしくて面白いですね、いかにも伝説らしくていいです。こんな由来を持つ山名は全国でも珍しいのではないでしょうか？

　棚山と鳳来寺山は太古の火山活動によって造成されたそうで、山肌に露出する岩壁が修験者の山的雰囲気を漂わせています。
　メインの東海自然歩道は階段がや手すりが整備され歩きやすい。ゴツゴツとした岩のあるワイルドな縦走路は所々展望が素晴らしく、低山ながら充実した縦走が楽しめます。また、鳳来寺周辺には徳川家光の命により建てられた東照宮や仁王門、お堂も幾つか点在し、歴史に触れることができるのも良い点です。

　ちなみに、麓の門谷集落にある小学校跡は、NHKの連続テレビ小説「エール」のロケ地になった場所です。

瀬戸岩付近から玖老勢集落　Google360°ビュー