白馬岳(蓮華温泉〜白馬山荘泊)
- GPS
- 29:55
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,820m
- 下り
- 1,810m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:10
天候 | 30日 くもり 31日 くもり〜小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
out 北陸道糸魚川インターチェンジ 90分。 |
写真
感想
■アプローチ
安曇野ICからの国道148号線を平岩交差点で右折します。
平岩駅前から蓮華温泉までは、糸魚川駅からのバスも走る一本道です。
長い距離ですが、たまたま対向車は1台も来ませんでした。
蓮華温泉の駐車場は、8割ほど埋まっていました。
金曜日の6時すぎですが、思っていたより空いています。
手前にバス停、奥にトイレと靴洗い場があります。
■白馬大池
蓮華温泉ロッジの脇を通って、登山道に入ります。
野天風呂への道を分けつつ、樹林帯を歩きます。
登りが長く続き、蒸し暑く、かなり多くの汗が流れました。
蓮華の森を越えて、天狗の庭へ。
尾根に取り付きつつ、また樹林帯に入って涸れ沢を上がります。
白馬大池は直前まで姿を見せず、上がり切ると目の前に広がります。
湖畔にテント場、ベンチ、白馬大池山荘があります。
おにぎりを食べて、30分ほど小休止します。
■三国境
雪渓が多く残るハイマツ帯の雷鳥坂に進みます。
急登ではありませんが、小さなピークを繰り返し越えていきます。
船越の頭、そして小蓮華山が長いルートの目印となります。
雲が晴れると、美しい稜線が広がります。
雪渓のすぐ上を歩くと、涼しく感じます。
砂地が増えてきて、雪倉岳からのルートとの合流地点が三国境。
コマクサをはじめとする高山植物が多く咲いています。
■白馬岳
三国境から二重稜線の右側を上がります。
馬の背まで厳しい登りとなって、最後の足を使います。
最後はなだらかにピークに向かい、白馬岳山頂に到着。
少し手前からは、巨大な山座同定盤が見えてきます。
残念ながらガスに包まれていて、眺望は得られませんでした。
■白馬山荘
山頂から10分ほど、穏やかに白馬山荘に下ります。
大きな建物がいくつも並ぶ巨大な山小屋です。
1泊2食12,000円で、2人用個室代は別途9,000円でした。
多くの宿泊客を受け入れるため、受付もシステマティック。
あらかじめ宿帳をプリントアウトして持っていくと、手続きがスムーズです。
2人用個室に落ち着いてから、スカイプラザで乾杯。
生ビール1,000円とソーセージ盛り合わせ1,000円。
最後に、アップルパイ600円もいただきました。
夕食は17時から。食堂は座席50%で運営。
シャリアピン・ソースのハンバーグがメインでした。
ご飯とお味噌汁のお代わりは、専用ブースで。
高所にありながら、ご飯は硬く炊かれていて美味しかったです。
山岳救助隊のブースで、明日の天候を伺いました。
午後からは雨になりそうとのことで、早めの行動を勧められました。
消灯は21時と少し遅めです。
■下山
翌朝、朝食は5時から。サワラと玉子焼などでした。
ゆっくりと身支度をして、6時20分に出発。
すでに大部屋の靴は1つも残っていませんでした。
雲はありますが、ときどき晴れてくれました。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳、そして旭岳がくっきり見えます。
遠くに立山と劔岳がそびえ、その右手に毛勝三山が並びます。
白馬山荘から15分ほど上って、白馬岳山頂へ。
そして長い下山ルートを辿っていきます。
高山植物を愛でながら、三国境、小蓮華、白馬大池まで。
前日よりも眺望があって、楽しく歩きました。
ガスがかかった雷鳥坂は良い雰囲気でしたが、雷鳥には出会えませんでした。
白馬大池で10分ほど休憩してから、蓮華温泉へ。
昨夜の大雨で足元が濡れていて、岩場は滑りました。
土曜日ですが、天候のせいか上がってくる人は少な目。
最後はガスが強くなって、小雨模様となりました。
下山後は、蓮華温泉ロッジでお風呂をいただきました。
源泉掛け流しの内湯に浸かりました。800円。
シャンプーとボディシャンプーあり。ドライヤーなし。
■まとめ
少しガスは多かったものの、雨は最後だけで、恵まれた山行となりました。
7月30日の行程は7時間10分。うち休憩45分。16,000歩。
7月31日の行程は6時間5分。うち休憩35分。25,500歩でした。
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