知床沼
- GPS
- 14:26
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 1,421m
- 下り
- 1,433m
コースタイム
天候 | 雨→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
写真
感想
根室駅から自転車で知床半島へ入り、そのまま相泊まで165km走って入山。
当初は知床岬を目指す計画であったが、台風経過直後で波が高くトッカリ瀬が干潮でも通過できないので、ウナキベツ川から知床沼を目指すルートに変更することとする。
台風直後の高波で過去に事故もあったらしく、直前にルサフィールドハウスや地元の漁師にも強く止められていたので、致し方なし。
ポロモイ台地までは一部ルートが不明瞭なものの、テーピングを辿ればなんとか行ける。ポロモイ台地はハイマツの藪が濃く、踏み跡を見逃すと大変な藪漕ぎになる。この日は風雨が強く、中々の修行となった。
ガスの中で垣間見えた知床沼は、一瞬海の様にも見えた。この日は知床沼の幕営指定地で幕営。水は沼から調達して煮沸。
翌日は知床岳のピストンも考えていたが、終日ガスの様で想像以上に藪も濃いので、無理せずに下山することとする。下山は斜面を上から見下ろす形になるので、登りよりもルーファイは容易で、昨日苦労したところもスムーズに通過。青池付近でヒグマ三頭に遭遇するも、あちらから避けてくれたので問題なし。
森では絶滅危惧種に指定されているクマゲラにも逢うことができた。
海岸線に戻ると波は落ち着いており、昨日通過できなかったトッカリ瀬も問題なく通過できたが、予備日がないので今回は諦めて引き返す。
ホエールウォッチングを楽しんだ後、峠越えしない場合の最寄り駅となる摩周駅まで130kmの道のりを自転車で帰る。
今回は天気の巡りが上手く合わなかったが、知床の様々な顔を垣間見れて有意義な旅であった。是非またチャレンジしたい。
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