武尊山(武尊神社〜土砂降り山行)
- GPS
- 04:35
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:35
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
GoogleMapでは「裏見の滝」で検索。 武尊神社先の砂利道を走って林道終点の駐車スペースまで行けるが今回のような雨の日はリスクが高い。 実際山頂でお会いした方は途中で倒木処理をしないと入れなかったと言っていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆武尊神社〜須原尾根分岐 ・林道歩きなので歩きやすい。 ◆須原尾根分岐〜須原尾根(武尊神社下降点) ・それなりに急登だが危険個所はない。 ◆武尊神社下降点〜武尊山 ・鎖場が数か所あるがそれほど難易度は高くない。ほぼ鎖は使わずに登れる。 ・武尊山山頂はそれほど広くはない。登山者が多い場合はのんびり昼食とかは難しいかもしれない。 ◆武尊山〜剣ヶ峰 ・多少アップダウンはあるが道も明瞭で危険はない。 ◆剣ヶ峰〜武尊神社 ・上部はそれなりに急な下りなので慎重に。 ・渡渉が三か所ほどあったが、今回のような土砂降りスペシャルかもしれない。武尊沢の渡渉が核心。今回は膝まで浸かるくらいの水量だった。 |
写真
感想
お盆の週末と大雨が重なった。
普段なら激混みの週末だが大雨のおかげで空いてるんじゃないか?
とはいえアルプスは寒そう。
白山にもそろそろ8月のお参りに行かないとまずいが、あそこは大雨が降ると林道が通行止めになるのでヤバい。
じゃあ未踏の百名山でも登ってこよう。
いくつか候補は考えられたが浅間山は吹き晒しで寒そうなので却下。山スキーでは行かなさそうな武尊山に白羽の矢を立てた。
もちろん武尊山でも山スキーはできるが、リフトが使えてしまうので冬でも人が多い。
こういう山には多分スキーではいかない。
標高も2158mなのでそれほど高くはない。本当なら秋の涼しい時期に訪れるのが良いのだろうが、今回のような夏の雨の日もねらい目だ。
石川から遥々5時間運転して上州へ。
途中谷川岳PAで車中泊して明るくなってから武尊神社の登山口に到着した。
車は自分以外に1台だけ。さすがにこの雨では山には来ないか。
準備を終えたら出発。その時点では雨は降っていなかった。
砂利道の林道を進んでいくと終点の駐車スペースに車が1台停まっていた。
普段ならここまで入るのもアリだと思ったが、今日のような雨の日は土砂崩れや落石等で帰れなくなるリスクがあるのであまり奥まで入らない方が良さそうだ。
道は明瞭でわかりやすかった。
雨のおかげで涼しいのでガシガシ登っていく。非常に快適だった。
ほぼ沢登りの装備で靴も水はけのよいトレランシューズ。ソックスはずぶ濡れ上等でネオプレンを履いてきた。
雨も水たまりも泥道沢も気にせずじゃぶじゃぶ歩いていく。童心に帰ったような気がした。
須原尾根から先は意外と岩場や鎖場が多くて驚いた。
もっとイージーな山だと思っていたのだが・・・相変わらずリサーチ不足。(常に何とかなるでしょ、っていうスタンス)
ほどなくして山頂到着。それまでは誰とも会わなかったが山頂には先行者がいた。
少し談笑して写真を撮っていただく。
この界隈の百名山をつぶして歩いているとのことだった。お互い頑張りましょう。
次は剣ヶ峰。上州のマッターホルンと呼ばれている特徴的な山容を持った山だ、が、ガスガスでほとんど何も見えなかった。
雨脚もどんどん強くなってきたのでピンポンダッシュして下山開始。
核心はこの下山だった。急坂の下りと沢の渡渉が激しかった。
特に武尊沢の渡渉はゴーゴーと爆音を立てて流れる沢をストックで体を支えながらクリアする必要があった。
その後も川と化した登山道をじゃぶじゃぶ歩いて下山。
眺望は一切得られなかったが雨の山行はこれはこれで快適かつアドベンチャーだった。
しばらく訪れることはないかもしれないが、次は秋晴れの日に来たいと思った。
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