新穂高〜双六岳 テント泊

2021年08月20日(金) 〜 2021年08月21日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 25.4km
• 登り: 1,726m
• 下り: 1,733m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:01
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:24

6:33 新穂高温泉バス停
7:48 8:02 わさび平小屋
9:05 9:20 秩父沢出合
9:49 9:52 イタドリが原
10:20 10:35 シシウドヶ原
11:17 11:19 鏡池
11:21 11:41 鏡平山荘
12:06 12:10 弓折中段
12:40 12:50 弓折乗越
13:57 双六小屋

2日目

• 山行: 4:54
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:52

9:08 双六小屋
10:07 10:12 弓折乗越
10:40 11:01 鏡平山荘
11:50 11:55 シシウドヶ原
12:44 12:49 秩父沢出合
13:38 14:00 わさび平小屋
15:00 ゴール地点

天候

晴れ〜曇り〜雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：新宿〜新穂高（高速バス）
帰り：新穂高〜平湯温泉〜松本（バス）〜自宅（電車）
　　　新穂高〜平湯温泉のバスは1時間間隔でありましたが、平湯〜松本までの
　　　バスの接続が悪かった。平湯バスターミナルは17時閉店のためなおさら。

コース状況／危険箇所等

小池新道は危険箇所ありませんが、下りは雨だとスリップしやすいのと、渡渉箇所で靴に浸水する恐れあり。

その他周辺情報

中崎山荘で日帰り入浴。１８時まで営業。

写真

8/20 6:33

出だしは晴れの予感でしたが…

8/20 7:48

何と涼しげなメニュー

8/20 8:20

8/20 8:26

8/20 9:06

秩父沢。涼を得る！

8/20 9:06

8/20 9:49

この辺りが一番きついかも。

8/20 10:20

休憩スポット

8/20 10:23

8/20 11:19

槍は見えません

8/20 11:19

8/20 11:21

かき氷とラーメンの売れ行きがよかったようです（笑）

8/20 11:36

秋ですな

8/20 12:07

君（ザック）と来るのも最後かな。20年もののザックよ、今までありがとう！

8/20 12:07

8/20 12:07

8/20 12:40

一瞬の雨、しばし止む

8/20 12:40

8/20 12:50

徐々に周囲の眺望が霞む。トホホ。

8/20 13:31

8/20 13:52

8/20 13:57

やっとこさ双六小屋

8/20 17:27

いつもながら、粗食は大事です

8/20 17:49

30〜40張くらいでしょうか。この敷地なのでスカスカという印象です

8/20 17:49

8/20 17:55

鷲羽も見えず…

8/20 17:55

8/21 9:13

さらば双六！

8/21 9:41

トリカブト

8/21 10:07

8/21 10:21

ミソガワソウ？

8/21 10:40

晴れてきた。しかし鏡平は素敵な場所にあるなぁ

8/21 11:50

8/21 12:44

ではまったり行こうと思ったら、休憩など許せんとばかりに降雨が！

感想

jude

夏休みのため、感染対策をしつつ遠征することにしました。当初の目標は水晶岳。1日目双六小屋、2日目三俣山荘泊の水晶岳往復、3日目下山という計画で、あわよくば1日目で三俣までと計画していました。当日までころころ変わる天気予報に気を揉みつつ、やはり前週からの流れであまり良くはないということは確定的なので、最悪双六までかと予感はしていましたが、まさか本当にそうなるとは！
　出だしは良かったのです。新穂高から鏡平までは、晴れ間も見え、蒸し暑さに辟易するほどでした。小池新道は3回目ですが、以前行った時は土砂降りの中の山行、秩父沢の冷気が嫌味のように感じてしまう寒さでしたが、今回は救世主、秩父沢の涼！　そしてやはり小池新道の登りはひたすら心臓破り。ようやく鏡池に到着した時は、ザックを勢い良く下ろして座り込んでしまいました。そして、鏡平山荘のかき氷が素晴らしく美味しそうです。頼んでいる人を横目でみつつ、私はケチなお菓子をつまみます（笑）。鏡平もそうですが、双六小屋もトイレが本当にきれいで、非接触ゴミ箱なども導入し、山小屋の域を越えているような設備でした。
　鏡平を過ぎた後も、弓折分岐まで登りが続きます。そして、これまで何とか保っていた天気が一気に崩れます。雨がちらつき、周囲はガスの中。晴れていれば思わず立ち止まってシャッターを切るような槍穂高の光景も、ただただ濃霧の中で本当にそこにあるのやら？　双六小屋まで、ここから小さなアップダウンを4山程越えねばなりません。テント場が見えた時は自分の限界を感じました。テン場に到着した途端、再度降り出す雨と吹きすさぶ風。しなるテントをかばいながらようやく設営し、しばしテント内で待機。幾分小雨になったところで小屋に受付に行きます。双六小屋のスタッフさんは皆愛想がいいです。
　そしてそれからは終始雨。鷲羽岳もその周辺も全く見えません。夜は風でテントがしなり、フライに付着した水滴で、テント内の濡らしていけない物について大いに気を使いました。翌朝も、3時に一旦目が覚めますが、結構な音量で雨がテントに当たっています。結局9時まで粘りましたが、雨は止まず、やむなくここで撤退を決意し、テントを撤収。しかしその後、一旦雨が上がる天邪鬼な天気（笑）。ただし鏡平以降は断続的な雨模様。ひどく不安定な天候で、今回はこういう運命だったのだと諦めがつきました。
　小池新道の下りもしんどかったです。林道に入ってから、足の裏が特に痛い。前回の山行も同じ症状が出たので、多分種子骨炎なのかな。もっと長いルートを歩いた経験もあるので、これは芳しくない兆候です。やっと新穂高に着き、温泉に入った時の安堵感は格別でした。
　今後も、状況を見ながら、自己抑制しつつ、どうにか山に行ける機会があればなと思っています。