池木屋山 〜手強し 池木屋山
mets
- GPS
- 07:48
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,079m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
11：20-13：00池木屋山-13：40霧降山13：50-16：40宮ノ谷登山口
（地図がべしゃべしゃになり、霧降山以降未記入）
| 天候 | 雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
宮ノ谷林道終点に駐車スペースあり。（7台分といわれてます） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポスト（鍵なし）・・・宮ノ谷登山道の入り口にあります。 【宮ノ谷登山道-風折谷出合】 遊歩道だが、河原歩きもあり予想以上にきついコース。 写真1枚目の案内通り、鷲岩から河原を歩くように指示がありますが、既存の道も通行可。足場の悪いトラバース道で落ちれば沢まで一直線なので、指示に従った方がいいでしょう。 【風折谷出合-奥ノ出合】 コースタイムは1時間になってますが、この時間内に行けるのでしょうか？ 高滝の手前で左側斜面崩壊。写真参照ください。 沢の渡渉が、高滝の手前、猫滝を超えてから、ドッサリ滝の手前と3か所ありますが、雨のせいか1か所目は石飛ができず裸足で超えました。水量次第ですね。 死亡事故多発の高滝-猫滝間の高巻きは、谷へ一直線の斜面のトラバースがハイライト。足場は小さいがロープがあるので大丈夫です。 踏み跡がわかりにくいので、要注意。特に猫滝こえてからのルート（渡渉することを知らなければ見つけられないかも）、ドッサリ滝を渡渉してからの登り。（少し登って左へトラバース） 【奥ノ出合-池木屋山】 奥ノ出合の右俣の対岸に白い看板が見えますので、これを目安に渡渉すれば、そこからはテープが山頂まで誘導してくれます。 尾根上部は踏み跡が薄いので、とにかく一番高いとこを歩いてください。 【池木屋山-霧降山】 踏み跡薄くテープも少ないので、尾根の一番高いところを歩いてください。 霧降山には山名の看板と、宮ノ谷への分岐の標識があります。ご安心を。 【霧降山-植林地のゲート】 エアリアには道は載ってませんが、道はあります。 踏み跡は尾根が広くなるところ以外は、しっかりしてます。 テープもたくさんあるので安心です。 迷い込みそうな尾根には、ロープのとうせんぼがあるので、ガスの日も安心。 【植林地のゲート-林道】 トロッコのレール沿いに下りました。 ほんとは、途中で宮ノ谷の登山口へ繋がってるようですが、わからず。 |
写真
そしてトラバース。行きは下り気味です。
足場が小さく残置ロープがなければ、
私はきっと通れません。
落ちれば谷の底まで真っ逆さま？
2
行きは下り気味です。
足場が小さく残置ロープがなければ、
私はきっと通れません。
落ちれば谷の底まで真っ逆さま？
ここから池木屋山へは、川を渉り、写真右側の斜面を登っていきます。
迷い易いので要注意。
標高差579m。ああしんど
晴れてても樹木に遮られあまり見えないとのこと。
目的地の山で、最短の滞在時間かも
しばらく二重稜線になってます。池木屋山-霧降山の縦走路は台高のメインルートなのに踏み跡不明瞭です。
歩く人が少ないのでしょうね。
池木屋山-霧降山の縦走路は台高のメインルートなのに踏み跡不明瞭です。
歩く人が少ないのでしょうね。
霧降山からの北尾根は、エアリアには全く乗ってませんが踏み跡も7割ぐらいありますし、写真にも写っているテープに登山道の文字。どうして、エアリアに載らないのだろう
1
どうして、エアリアに載らないのだろう
三峰山-新道峠にも匹敵するかな。
P866を過ぎると、右手に植林地が現れる。周りを鹿ネットが覆ってます。
ここが、宮ノ谷への入り口。
緑の紐をほどいて、ゲートを開けます。
周りを鹿ネットが覆ってます。
ここが、宮ノ谷への入り口。
緑の紐をほどいて、ゲートを開けます。
急斜面が雨で滑る滑る。
ここでへとへとになりました。
装備
| 個人装備 |
カッパ 1
長袖シャツ 1 モンベル
ズボン 1
セーター 1 (防水）
靴下 1
登山靴 1 (靴紐）
ザック 1
防水袋 2 財布用/地図用
食料 1 おにぎり3
水筒・コップ 1 1ℓ
非常食・予備食 1 キャラメル
ヘッドランプ 1 （予備電池・豆球）
日焼け止め 1
腕時計 1
コンパス・地図・ペン 1 防水袋
携帯電話・財布 1 防水袋
カメラ 1
ロールペーパー 1
救急用具 1 バンソウコ・オキシドール・湿布
ビニール袋 1
保険証コピー 1
|
|---|
感想
池木屋山は、私が山を再開するきっかけとなった、山の雑誌に紅葉のお勧めの山として読んで以来ぜひ行きたい山としてインプットしていたが、3年越しでついに実現できました。
池木屋山は、登山記録を調べてみるととにかく怖そうな山。そして夏はヒルの温床。積雪期はとんでもないということで池木屋山へ行きたいという思いは持ちつつ
、今回まで縁がなかったが、今日遂に実現できました。
週間予報では晴れのはずだったが、前夜の天気予報では小雨とのこと。
3年越しのため、雨予報には目をつむる（山頂からの眺めは期待できない山だし）
池木屋山は、ルートとして、素晴らしい山でした。
特に宮ノ谷の渓谷美。メジャーな谷ではありませんが、遊歩道整備に金がかかっていることからわかるとおりなかなかの美しさです。中でも犬飛びの�堯�風折谷出合・奥ノ出合、それぞれの滝などが素晴らしいです。宮ノ谷とセットで考えないと、池木屋山の良さは分からないとさえ思います。
よく言われるコースの怖さは想像以下です。敬遠しないで行って頂きたいです。
ただ、ルートファインディング、体力は上級者向けだと思いますので、ご注意ください。よくガイドブックなどでは1泊2日で取り上げられていますがそのほうが正解だと思います。
今回は、靴を脱いでの渡渉、地図紛失（気づいてから、3-40分下ったところにありました）、どちらへ進むべきかの思案などで、予定のコースタイムよりも多くかかってしまい、下山は16：40。晩秋の雨天日は15時を過ぎたころから薄暗く、下山までに日没すればビバーク・遭難騒ぎなどといったことも頭をよぎりました。
晩秋のこの時期は道迷い、その他不測の事態に備え14時くらいに下山する計画を立てたほうが安心して山行できると強く思いました。
（追伸）
今日の雨で全身ずぶぬれになりすべて着替えましたが、F社の下着L1だけは全く濡れておらずそのまま着て、車で帰りました。ちょっと感動です。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
池木屋山の最新記録
霧降山の最新記録
P1222の最新記録
落し物などで下山時間遅くなり、少しハラハラしましたね。
とにかく無事の下山、何よりです。
やはりココは、難所の類に入るところの様ですね。
滝好きのmetsさんの気持ち判りますが、雨の条件下では3年の想いも考え直しましょう。
無理はダメですよ！
唯一、濡れずに済んだF社の下着・・・気になりますねぇ〜
今度、教えてちょうだい！
このルートはコース案内で見たり、ネットで見たりで知ってはいますが
恐ろしくて私には行けないルートだと思います。
特に滝を登っていく箇所なんて想像するだけでも・・・
池木屋山は以前にテント泊でpopoiさんと行きましたよ。
確かに晴れていても展望がない場所です。
行動時間は９時間近くでお疲れだったでしょう。
計画では何時くらいに下山できると思われてました？
やはり、ファイントラックのアンダーはいいですね。
夏用のパワーメッシュを愛用しています。
雨の行軍 お疲れ様でしたー
池木屋山は 私も気になってはいますが 踏ん切りがつきません。
なにせ 滑落で有名なポイントだしね！！
雨で 滝の水量は満足だったでしょうが 怖さもＭＡＸだったようで・・・
御無事で何よりです。
万が一の時は 飲み会メンバーで プレート設置の覚悟ですから御安心を！！
紅葉は もう少し先なのかな？
私も 今から 池木屋山の少し北方向へ 行ってきます。
では 後ほど報告しますねーー
昨日ハードに歩いたため、太ももがパンパンです。
おまけに昨日こけてしまって太ももに青あざできてます。
昨日はさすがにあせりました。
日が暮れてしまったらどうしようと。
バリエーションなんで、日が暮れたらアウトでしたでしょうね。
山はやはり早出、早着ですね
コースタイムは、エアリアマップや過去のレコを参考に
6：10で見てました。
登山口-池木屋山 予定3：30 実際 5：08
池木屋山-登山口 予定2：40 実際 3：40
やっぱリ、余裕を見て予定を立てないとだめですね。
滝は直登しないのでご安心を
滝を高巻くだけですよ。
弥山川が行けたら大丈夫かなと思いますので、
ぜひ一度チャレンジしてください。
しっとりとしたいい山でした。渓谷も必見です。
L1持ってはりました？真夏は暑くて着ない時もあったけど、これはいいですね。無理して買ってよかったです。
今回のコースはプレートを付けたいとこだらけですね
まず、山頂の看板がみんな剥げて薄く、割れていたので、ここはひとつ桧塚奥峰みたいなおしゃれな看板が欲しいですね
奥ノ出合も欲しいです。
台高のバリエーション次は、池木屋山に進出してください
雨の日に宮ノ谷〜池木山へ行きましたか。
私も大好きな所で三回ほど同じコースで周回しましたが
全部天気の日でした。
雨で岩が滑ったでしょう、難易度が相当あがりますねぇ雨は。
無事でなによりでした。鹿避けフェンスから
すぐに右手の方に進めば良いようですが
私もレールに沿って下り、いばらに苦しめられました
モノレールにも乗ったことがあります
初めまして
池木屋山はええとこですね。道が踏み跡程度なのが探検気分でいいですね。
確かに岩の上よく滑りました。河原歩き、石飛とも大丈夫でしたが、霧降山から北東の尾根下る最中に岩で滑って、太もも内出血です。
モノレール沿いの歩きは、レールが左へ折れるあたりから、登山口へ一直線の道があると記事で見ましたが、雑草に覆われてわかりませんでした。すでに日没が迫ってたのでレール沿いが安心というのもありましたし
バテてたので、モノレール来ないかなと思ってましたがやっぱり来ませんでした。
大峰・弥山川→鈴鹿の赤木沢・元越谷→北アルプス・赤木沢と、着実に沢沿いコースにはまりつつありますね
今回、metsさんが辿ったコースも弥山川を何となく髣髴とさせるものを感じます
（・・・と言っても、梯子の数は全然違うでしょうが
今回のコースと天候なら、渓流タビで全行程行っても良かったかも知れませんね
私は先日、安達太良山の烏川を遡行してきました
沢の詰めから登山道に上がるところの密藪に苦しみましたが
しかし、近畿の山にはない広大なロケーションには、かなり感動しましたよ
Ｆ社の下着、かなり良さそうですね
私も買おうかな？
宮ノ谷は無名ですが、なかなかの美渓です。
渓流タビは来年までお預けになりそうです。
dusterさんも、山行したらレコアップしてくださいよ
来年甲武信岳の笛吹川行きませんか。岳人で見て気になってます。
L1高いけど使ったら、もっと早く買っとけばよかったと思うこと必至です。
metsさん、はじめまして
５日に池木屋山行って参りました
metsさんのレコを拝見するとなかなか難しそうな感じだったので、地形図と一緒にmetsさんの、コース状況の注意書きをプリントして持っていきました 大変参考になり感謝しておりますm(__)m
池木屋山
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する