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記録ID: 3634801
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ハイキング
屋久島

屋久島 宮之浦岳(淀川登山口ピストン)

2021年10月15日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:22
距離
13.5km
登り
935m
下り
954m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:31
休憩
0:49
合計
8:20
6:10
22
スタート地点
6:33
6:34
61
7:35
7:40
6
7:46
7:52
16
8:08
8:08
23
8:31
8:31
9
8:41
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62
9:42
9:43
31
10:14
10:36
19
10:55
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64
11:59
12:04
3
12:07
12:08
19
12:26
12:27
13
12:40
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7
12:48
12:56
61
13:57
13:57
35
14:32
14:32
0
14:33
ゴール地点
天候 快晴のち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 飛行機
淀川登山口へは前泊した安房の旅館からタクシー(予約)片道6500円 所要時間約50分 
登山口の駐車場は10台程度のキャパ 平日の朝6時の時点で満車でした。思いのほか狭いところです。既に路肩駐車をしている車もあり、タクシーの運転手さんに注意されている車もありました。

空路屋久島入りされる方へ
鹿児島からの最終便に接続する路線バスはありません。またタクシーも呼ばないと来ないうえに台数も限られているようですので、予約しておく方が良いと思われます。
コース状況/
危険箇所等
登山道はコースを通してほど良く整備されています。ただし木の根や濡れた露岩、スベリやすい木道など歩きづらいところも少なからずありました。
登山口と山頂の単純標高差は約600メートルですが、地図にものらないようなアップダウンが続くため体力的にボディブローのように効いてきます。
ちなみに携行したプロトレックの気圧高度計の累積標高差は単純標高差の約2倍の1,250mでした。この数字は体感的にも納得です。
その他周辺情報 前後に2泊、安房の旅館かもめ荘さんにお世話になりました。昔ながらの旅館ですがとても親切にしていただきました。屋久島名物のトビウオの唐揚げや屋久鹿の煮ものなど美味しくいただきました。
前日の最終便で屋久島入り 錦江湾上空での夕日
2021年10月14日 09:12撮影
9
10/14 9:12
前日の最終便で屋久島入り 錦江湾上空での夕日
屋久島空港到着時は既に真っ暗
2021年10月14日 18:38撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/14 18:38
屋久島空港到着時は既に真っ暗
翌朝午前6時 淀川登山口
2021年10月15日 05:52撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 5:52
翌朝午前6時 淀川登山口
淀川避難小屋 皆さん既に出発された後
2021年10月15日 06:33撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 6:33
淀川避難小屋 皆さん既に出発された後
1キロ〜1.5キロごとにこうした道標があります
2021年10月15日 06:50撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 6:50
1キロ〜1.5キロごとにこうした道標があります
小さなアップダウンを繰り返し小花之江河に到着 美しい湿原です
2021年10月15日 07:35撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
3
10/15 7:35
小さなアップダウンを繰り返し小花之江河に到着 美しい湿原です
小花之江河から花之江河に至る木道
脇を流れる水面に周囲の木々が映りこんでとても綺麗
2021年10月15日 07:38撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 7:38
小花之江河から花之江河に至る木道
脇を流れる水面に周囲の木々が映りこんでとても綺麗
2021年10月15日 07:39撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 7:39
ほどなく花之江河に
文字通り小花之江河より広いようですが、美しさは甲乙付け難い
2021年10月15日 07:46撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 7:46
ほどなく花之江河に
文字通り小花之江河より広いようですが、美しさは甲乙付け難い
花之江河でもう1枚パチリ 足長っ!
2021年10月15日 07:50撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 7:50
花之江河でもう1枚パチリ 足長っ!
更に進むと垂直に近い(ように感じた)ロープ付きの岩場があったり…
2021年10月15日 08:24撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 8:24
更に進むと垂直に近い(ように感じた)ロープ付きの岩場があったり…
綺麗な水がさらさらと流れる一枚岩の上を歩いたり…
2021年10月15日 08:27撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 8:27
綺麗な水がさらさらと流れる一枚岩の上を歩いたり…
そうこうしていると急に開けて稜線に出た
2021年10月15日 08:34撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 8:34
そうこうしていると急に開けて稜線に出た
大岩の上では先行のソロの女性が休んでいました
2021年10月15日 08:34撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 8:34
大岩の上では先行のソロの女性が休んでいました
深い青色の東シナ海が広がっています
2021年10月15日 08:37撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 8:37
深い青色の東シナ海が広がっています
あっちを見ても…
2021年10月15日 08:39撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 8:39
あっちを見ても…
こっちを見ても巨岩だらけ
2021年10月15日 09:01撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 9:01
こっちを見ても巨岩だらけ
まだまだ巨岩
2021年10月15日 09:32撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 9:32
まだまだ巨岩
何だか不思議な光景です
2021年10月15日 09:35撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 9:35
何だか不思議な光景です
振り返ると大きな岩の山 何岳?
2021年10月15日 01:56撮影
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10/15 1:56
振り返ると大きな岩の山 何岳?
いくつかピークを巻いたり越えたりして
ようやく宮之浦岳の山頂が見えてきた
2021年10月15日 09:43撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
6
10/15 9:43
いくつかピークを巻いたり越えたりして
ようやく宮之浦岳の山頂が見えてきた
もう一息…
2021年10月15日 09:44撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 9:44
もう一息…
着きました!念願の宮之浦岳に登頂!
この後、後ろに見える雲がどんどんせり上がってきます
2021年10月15日 09:58撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 9:58
着きました!念願の宮之浦岳に登頂!
この後、後ろに見える雲がどんどんせり上がってきます
午後にかけて天気が崩れなければ良いのですが
2021年10月15日 10:12撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 10:12
午後にかけて天気が崩れなければ良いのですが
山頂から見る永田岳 屋久島第2の高峰
2021年10月15日 16:43撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 16:43
山頂から見る永田岳 屋久島第2の高峰
アップ
2021年10月15日 10:00撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 10:00
アップ
アップ
2021年10月15日 10:00撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 10:00
アップ
もう一度アップ
2021年10月15日 10:01撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 10:01
もう一度アップ
宮之浦岳に別れを告げ下山開始
2021年10月15日 11:44撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
10/15 11:44
宮之浦岳に別れを告げ下山開始
カーブの先にいた屋久鹿クン
2021年10月15日 13:01撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 13:01
カーブの先にいた屋久鹿クン
淀川小屋近くの淀川の流れ 
穏やかな清流です
2021年10月15日 04:54撮影
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10/15 4:54
淀川小屋近くの淀川の流れ 
穏やかな清流です
この日に泊まった旅館の晩ごはん
トビウオの唐揚げ美味しかった 羽もバリバリいただきました
2021年10月15日 18:05撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/15 18:05
この日に泊まった旅館の晩ごはん
トビウオの唐揚げ美味しかった 羽もバリバリいただきました
翌日の昼便で慌しく屋久島を離れました
いずれゆっくり縦走したいですね
お世話になった地元の皆さまありがとうございました 楽しい山行でした
2021年10月16日 13:11撮影 by  OPPO Reno3 A, OPPO
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10/16 13:11
翌日の昼便で慌しく屋久島を離れました
いずれゆっくり縦走したいですね
お世話になった地元の皆さまありがとうございました 楽しい山行でした

感想

前日の午後便で羽田→鹿児島→屋久島入り、屋久島に初上陸し宮之浦岳に登りました。
ここしばらく屋久島では悪天が続いていたようです。しかしこの日淀川登山口をスタートした午前6時に空には満天の星が輝いており、今日一日の山行が素晴らしいものになることを予感しました。
ヘッドランプを点けて歩くこと30分ほど、ようやく明るくなった頃に淀川小屋に到着。既に宿泊者は出発されたようで人の気配は殆どありません。最終のトイレになるので用を足して先へ進みます。

ここからが本格的な登山道になります。…が登っては降りを繰り返し、一向に高度は上がりません。そして猿の群れに何度も遭遇しビックリ(゜o゜;します。
アップダウンを繰り返しているうちに、小花之江河という美しい小さな湿原に着きます。鹿の食害でもあるのでしょう…四方にネットが張られていました。見た目にはやや微妙な気もしますが、繊細な湿原を守るためには致し方ありません。関係者のご尽力にも頭が下がります。
もうしばらく先へ進んだところが花之江河です。「小」が取れた分だけやや広くなりますが、どちらも美しい湿原でした。
この先、もうひと頑張りすると巨大な岩々が点在する稜線に出ます。突き抜けるような青空のもと、今までみたことのない光景が広がっています。
その後も幾つかのピークを巻いたり越えたりし相変わらずのアップダウンを繰り返すうちにようやく宮之浦岳山頂です。

そこには期待どおり、360度の絶景が広がっていました。とりわけ宮之浦岳に対峙するように聳えている永田岳の雄々しい姿には言葉もありません、この日に山頂に立てたのは幸運でした。
この後は往路を戻り、翌日には島を離れましたが、今後、宮之浦岳を目指す方は時間の許す限り泊まりで縦走することをオススメします。
宮之浦岳は最高の山でしたが、自分が触れたのはその魅力のごく一部に過ぎなかったようです。

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淀川登山口〜花之江河〜栗生岳〜宮之浦岳
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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