剣山 / 次郎笈から見たたおやかな山容に感動
- GPS
- 03:25
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 627m
- 下り
- 611m
コースタイム
天候 | 快晴→やや曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
見ノ越より登山リフトあり 往復1,800円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
リフト西島駅から山頂までは遊歩道。山頂付近は木道。 剣山〜次郎笈は部分的にザレ場あるもおおむね歩きやすい道。 |
写真
感想
四国登山旅行二日目。
初日:石鎚山の記録は↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-363565.html
東予から剣山までは結構遠いので、なるべく早くにチェックアウトして徳島へ向かおうと計画していたのに、目が覚めてみると7時20分。めっさ寝過ごした。やっぱ昨日の石鎚山の疲れが残ってるんかなあ…。
大慌てでチェックアウトし、高速道路に乗って一路徳島を目指す。
美馬ICから剣山へ向かう。途中通過した町でうだつを発見し、「おお〜、これがあの有名なうだつかあ〜」と興奮しきりのひるね嬢。
結局、工事による通行時間規制などもあり、見ノ越に到着したのは11時を過ぎていた。「これは帰りの時間を考えたら次郎笈は無理かもね」というひるねだが、オレは内心なんとか次郎笈へ行ってやると考えていた。
見ノ越からは登山リフトが出ている。標高差330mを約15分で結ぶ、超ラクチンお助けマシーンである。
リフト西島駅から山頂までは遊歩道。階段も整備されていて、休憩場所も頻繁にある。約30分で頂上ヒュッテに到着。昼メシの時間だったので食堂でカレーを食う。ひるねは蕎麦を頼んでいて、美味そうに見えたのだが「柔らかいからトオル君はアカンと思うわ」との事。なぜ四国の蕎麦はそんなに太かったり柔らかいのだ。
ヒュッテから山頂はすぐ。山頂周辺は植生の保護のために木道が整備されていて、基本的には木道の外を歩くことはない。
広々とした山頂はさながら高原のような雰囲気であり、ハイカー達の登山者らしからぬ装いも相まって西日本第二位の高峰とは思えない牧歌的な光景である。
山頂から南へ目を向けると次郎笈が見えた。クマザサに覆われた尾根はさながら黄緑色の絨毯を敷き詰めたかのような非常に美しい景観である。この景色を見てひるねもオレが次郎笈へ行きたがっている理由を察したらしい。
剣山は別名太郎笈とも呼ばれ、この二つの山は太郎・次郎の兄弟峰でもある。女性的なフォルムを見せる太郎笈に比べて次郎笈は立体的でピラミダルな山容であり、ある意味男性的であるといえよう。峠を過ぎるとそれなりに急登になり、山肌の美しさとは裏腹に険しさも垣間見える。
それにしても剣山から次郎笈へ向かう尾根道は歩いていて楽しい道である。
足元はクマザサの絨毯、眼下は一面の紅葉である。1900メートルの山をつなぐ縦走路にこんなおだやかな場所があったのかと感心してしまう。
13時45分、次郎笈登頂。
ここから見た剣山がとってもとっても美しい。以前何かの写真で一度目にしてから、いずれはこの目で見てみたいと願っていたのだ。
しばし次郎笈から見た剣山のたおやかな山容に見とれてしまった。
帰路は大剣神社を経由してリフト駅に至るトラバース道を行く予定だったのだが、途中で道を間違えたらしく何故か再度剣山の山頂へと登り返してしまった。とんだ無駄足を踏んでしまった。
美馬ICから徳島道、高松道を走り、大鳴門橋から淡路島を経由して明石大橋、湾岸線を通って堺へと帰ってくる。
翌日は全身の激しい筋肉痛で仕事にならんかったが、石鎚山、剣山と四国の名峰2座を踏めてよい旅行となった。
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